猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

第2回ニャンだホーミーティングに行ってきました!

2018-05-25 22:19:53 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ

奈良で活動されてる方なのですが

FBの「猫ともくらぶ」っていいね!で、お知り合いになり

第2回ニャンだホーミーティングというものがあると聞き

急遽、参加させていただきました。

テーマは、ケアマネをされている講師の方がこられ

「飼い主のいない猫を減らす方法を福祉の視点からのぞいてみよう」

でした。

これから日本は超高齢化社会に突入します。

そうなると今まで以上に、高齢者の犬猫問題が起こると思われます。

多頭飼育崩壊、飼育放棄、遺棄、餌やり問題、、、

そんな問題の起こるであろう飼育状況を発見されることが多い

福祉関係者と猫ボランティアがつながれば、大きな問題がおこる前に

くいとめられるといわれていました。

最寄りの地域包括支援センターに問い合わせてくださいとのことでした。

 

これからの時代、施設の介護から、在宅の介護が主流となるそうです。

なるべく住み慣れた地域で、自宅で暮せる事はいいですよね。

在宅で見ていくには、医療や介護に、見守りや生活支援など

行政、ボランティアなどの地域力が必要だそうです。

それを地域包括ケアシステムというそうで、みんなが協力して

助け合う事で、自分らしくなるべく長くお家で

暮らせるようにするものだそうです。

自治会や老人会、NPOなどの地域の力が、福祉の力になるそうです。

 

それって、地域猫とどこか似てますね。

地域の猫を地域住民、みんなでできることを協力していけば

猫の数を減らし、みんなが住み良い町となるはずです。

これも地域の力が必要です。

今日本は、人と人との距離が薄くなって、近所付き合いなるものは

ほぼなくなりつつあります。

わたしも近所の人に興味はなかったけれど、猫の問題に

取り組むようになって、近所付き合い、地域の力

人と人のコミュニケーションというのは

自分が生活するうえで、とても大切なものだと思うようになりました。

 

福祉、教育、子育ても、町の清掃、ゴミの問題、地域の猫問題も

みんな同じ地域の力なんだと思いました。

住みやすい町は、みんなでつくっていかなければと思います。

地域猫活動を行う事で、コミュニケーションがうまれ

防災、防犯、環境美化、高齢者福祉、子ども教育など

地域の活性化につながります。

虐待や遺棄、多頭飼育崩壊なんかも未然に防げるのです。

 

猫が住みやすい町は、人も住みやすい町なんじゃないかな

という意見がでていました。

私もそう思います。

逆に人が幸せでないと、猫も幸せにはできません。

人はみな弱者であり、1人では生きてはいけない

助け合って、支え合う、社会で生きていく動物です。

困った人に手をさしのべられる優しい社会であってほしいと願います。

奈良県が配っている冊子を見せてもらいました。

餌をやる事によってこんなことが起こるということを

分かりやすく説明されているのですが

地域猫の事やTNR手術のことは書いていません。

これでは、餌やりをするなということですよね。

餌やり禁止では解決できない問題です。

手術しないと、猫は増える一方です。

これは奈良の警察署が配ってるそうなのですが

これも餌やりをしてはいけない主旨のちらしになっています。

奈良もまだまだ地域猫活動を積極的に行っていない市町村が多く

主催の「Life for cats inNARA」の代表さんはおひとりで

近所にちらしを配り、地域猫の説明をしてまわって

地域猫活動を広める活動をしているんだそうです。

行政にも、どんどん訴えておられ、NPO法人化を

目指しておられ、すごい行動力です。

頼もしい〜

こういう方がいると変わってくるんですよね。

 

「できることをできる範囲で」というスローガン

とてもいいですね!


うちの地域のこと、猫排除の看板の話をすると、みなさん

驚かれて、気の毒そうな顔をされていました。

(今日も見に行って来たのですが、看板はそのまま、、、)

ニャンだホーミーティング、とても共感のできることばかりで

勉強になり、私たちももっとがんばらなくちゃと思いました。

奈良で活動されてる方、ぜひまた3ヶ月後くらいに行われますので

参加されてはいかがでしょうか。

 

地域猫って、猫好きの方からもかわいそうでできない

放すなんて無責任、地域に理解なんて得られるわけがないと

反対される事が多いんですよね。

でも、今は外猫、みんな保護できないです、、、。

地域猫活動って、普通の人でも、猫好きでなくても

誰にでもできる活動です。

保護は、負担が大きく、誰にでもできる活動ではないです。

個人がすこしの負担で、誰にでもできること

1代限りの命をお外でお世話して、見守って、管理していく

今、外猫にしてあげられることって、これしかないと思うのです。

 

どうにかこうにか、地域猫がもっと普及していきますように。

行政にも協力していただけるようになりますように〜

 

お知らせ〜

多肉の寄せ植えがまだまだあるので

5/27(日)てんしばクラフトマルシェに出店させていただきます。

天王寺公園エントランスエリア

10時〜17時まで

いいお天気になりそうなので、ぜひお越し下さい!

 

 


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