獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

友岡雅弥さんの講演:第3弾!(1)

2023-09-07 01:30:11 | 友岡雅弥

これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。

「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
講演 友岡雅弥氏第3弾!(October 21, 2006)

読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。


友岡講演 第3弾!ご参考に・・・

■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/不明
■会合名/不明

私は大学院の時に学会に入会したんですが、それ以前に、高校生の時から3つの人権擁護団体に入って、難民問題とかをやっていました。
だからその頃から外国のお友達がたくさんいましたが、みんな宗教を持っていました。
海外の難民救済のボランティアの救援キャンプに行ったときには、あっちこっちのボランティアのテントからはそれぞれの祈りの声などが絶えませんでした。
そしてその人たちがボランティアは、一番頑張るんですね。
一番頑張らなかったのは祈ってない日本人でした。
本当にそういうことを入会以前からずっと経験してきました。
それで日本人の宗教観のおかしさに、大学院の修士で心理学もやっていましたが、「宗教」を専攻し始めたんです。
日本人がおかしいからです。
例えば本当に命懸けで歴史を変革した人達、バーツラルハベル(?)とかね、ガンジーとかはみんな熱い宗教を持っているんです。
宗教を持っていない人間なんかほとんど見付けることなんかできないんです。

ある意味で宗教は強い人間のすることなんです。
『宗教なんか弱い人間がすることや』と言う日本人は、そのくせ交通安全のお守りをぶら下げたりしてる。
これが腹立ってしかたない。
自分の友達は、本当に財産なんか投げ捨てて行って一生懸命戦っている方がいっぱいおるわけですよ。
この人たちはみんなきっちり祈っている。
腰抜けな日本人が、宗教をばかにするなと。
そのくせ宗教をやっていないのかと言うと、一番馬鹿にされるような宗教をやっているんです。
もっとも原始的な宗教です。呪術信仰と言うんです。
お守りなどを持っているだけで、自分は何もしないでいて幸福が訪れる、という考え方は最も下等なんですよ。
それを自分たちがやっておいて『宗教は嫌いだ』と言っているわけですから。
非常識な話です。

例えば、外国の雑誌には占いのページがありません。
日本の女性をターゲットにしている物だけが別です。
占いはキリスト教では禁じられているからです。基本的に宗教は占いをしません。
占いは魔女とか魔術に属することで宗教者はやっちゃいけないんです。
イスラムだってそうです。
聖典にはっきりやるなと書いてあるんです。ヒンズゥでもそうです。
日本人はその違いがわかっていないんです。

例えばイスラム教の人は、あーして下さい、こーして下さいと神様にお願いしてはいけないんですね。
祈っているといってもあれは決意しているんです、『私はこうしますって』。
神に要求したり、頼るすがるような祈りなんか絶対にしないんです。
だから一人でも祈るんです。
それが世界の常識なんです。

(つづく)

 

 

 


解説
信仰心は現代人にとっても大切であると、私も思います。
今回の話は、私のこころに素直に入ってきました。

 


獅子風蓮



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