★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

タモリとアンドリーセン

2013-10-23 02:29:06 | 音楽
タモリの「笑っていいとも」が終了するようであるが、この番組が始まった頃、私は中学生だったと思うが、彼の芸――友達の輪とか努力や反省はしないとかいう言動が、保守反動そのものにみえたので、嫌な時代がやって来たなと思っていた。永井豪はPTAにつるし上げられるのに、タモリはつるし上げられない。どうもわたくしの感覚だと、ポストモダンとは浅田とか柄谷のことではなくて、タモリとおニャン子クラブのことである。そして、それは、脱近代ではなくて、反近代である。

ところで、むかし私は吹奏楽部の選曲会議などで、アンドリーセンの「オランダの交響曲」というのを候補に挙げ続けて顰蹙を買っていたのであるが、というのも音源をわたくししかもっていなかったので、それが自慢だったのである。しかし、いまやyoutubeで誰でも聴ける……

https://www.youtube.com/watch?v=vsfl5EjrhlE




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