★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

埴谷雄高曰く

2013-01-21 23:06:36 | 文学


「必ずしも、「左翼的進歩」に女房など役立たないんだよ。」(「大正から昭和へ」)

埴谷は18で結婚したので性的不自由しなくてよかったとか言い張る大岡昇平とともに、いかがなものか……

結婚してるくせに「洞窟」を書く埴谷はいかがなものか……

人の気持ちを忖度出来ない馬鹿が増殖している昨今であるが、自分の気持ちも理解出来ているとは限らないのである。そう考えると、彼らの意識も文字通りとる訳にはいかない。が……