宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

地球45億年物語

2021年05月10日 12時39分07秒 | 徒然






 45億年とも46億年とも言われる地球の歴史。
「一体、誰が見てきたんや」
それを言っちゃあおしまいよ。

 それがどの程度の長さなのか。
物差しとして、人類の歴史と比較してみましょう。

以下引用


 ヒト亜科のうち、ピテクス(サル)という語尾の名前が付けられているものは、猿人と呼ばれます。
なかでも有名なのはアウストラロピテクス(「南の・サル」の意味)です。
中東アフリカで見つかった、ルーシーという名前で有名なアウストラロピテクスの女性の一個体は、400万年から300万年くらい前に生きていたと考えられています。
初期の人類の祖先の化石が見つかる地域はアフリカに集中しています。

 猿人の次の段階に来るのが原人です。
原人はホモ・エレクトスとも言い、アウストラロピテクスが身長140~150cmくらいだったのに対して、160~180cmくらいあったそうです。
大体180万年前くらいにアウストラロピテクスから進化したようです。
脳の大きさは900~1100ccくらいで、猿人の2倍以上になっています。
はじめてのホモ・エレクトスの化石は、ジャワ島で発見されました。
これがジャワ原人(ホモ・エレクトス・エレクトス)です。
アフリカを越えてアジアにまで広がったのは、原人が最初です。
60万年くらい前から、地球は氷河期に入りました。
氷河は北から南に広がり、多くの生物の適応を刺激しました。
原人は、毛皮を身につけ、天幕を張ったシェルターに住んだり、洞穴に暮らしたりしたようです。
50万年くらい前には、原人による火の使用の痕跡が中国の北京で見つかっています。
これが北京原人(ホモ・エレクトス・ペキネンシス)です。聞いた事のある人もいるでしょう。
火を使えるようになると、暖を取れるばかりでなく、夜には明かりとなり、猛獣を遠ざけたり、食べ物を加熱調理したりすることもできます。
なお、日本でも明石原人と呼ばれる原人の骨(寛骨)が発見されたことがありますが、この明石原人は本当に原人なのか疑問が出ています。

 原人の次が旧人類です。
ネアンデルタール人が有名ですね。
旧人類が登場したのが、大体50万~30万年前くらいです。脳の大きさは1300~1600ccくらいでむしろ現在の人間より大きいんですね。
脳みそが大きくなったのに伴って精神的にも進化したようで、イラクのシャニダール洞窟と言うところで史上初の葬式跡というのが発見されています。
この洞窟からネアンデルタール人の骨が見つかったのですが、その周りから花の花粉が見つかったのです。
つまり死んだ人の周りにお花を添えたということですね。


 私が50年前に学んだ時は、ここからが人類の起源という認識でした。

 そしていよいよ我々現代人と同じグループの新人類に入ります。
現生人類とも言います。
新人類が登場したのが、20万年前くらいと考えられています。
旧人類もこの時代にまだ生き残っていたのですが、次第に新人類に取って代わられたようです。
代表としてクロマニョン人と上洞人を挙げておきます。
スペインのアルタミラ、フランスのラスコーにこのクロマニョン人によって描かれた洞窟絵画があります。



以上引用


 とすると、一言で「人類誕生」と解釈出来るのはせいぜい20万年前と言えましょうか。
長く地球に生存してきたと、本人達は考えていますが、地球のそれと比べると?
20/4500000
え~と、よぉ分かりません。
要するに取るに足らない長さです。

 しかし、現代の人類が唯一だと考えるのは傲慢ではないでしょうか。
もしかすると、もっと高度な文明が存在してて、何億年か前に絶滅したかも?という仮説を立てるのは奇人変人ですか?

45億年もの間には、何度か生物絶滅の危機があったとしてもおかしくはないと思うのです。
この動画は、地球にはあと45憶年の寿命があると説いて締めくくります。

 そういう意味では、我々人類の営みなんて、吹けば飛ぶようなものです。
そして、その観点から我が人生を俯瞰する時、「何でもアリやな」と感じるのです。


 要するに、人生観、宇宙観の変わる動画です。
興味があればどうぞ・・・



地球45億年物語




 因みに、地球が誕生してから今日までの46億年の歴史を1年のカレンダーに縮小したのが、下の地球カレンダーです。
勿論借り物ですが・・・






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