宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

番外企画 燗酒専用 福小町 純米酒 燗辛(かんから)荒濾過

2022年05月05日 10時11分14秒 | 酒のこと



 昨日入荷した3アイテムの内の最初にご紹介するのがこれ。

石蔵で一年以上低温熟成させた寒造り純米酒を数種ブレンドし、味わい豊かな燗酒専用のお酒として仕上げました。
日本酒度+6のしっかりとしたビターな味わいをベースに、じんわり広がる素朴な米の甘味、酸味が後を引く一品です。
旬の食材を引き立てる定番の燗酒として是非ご利用下さい。





日本酒本来の旨味を残すため、荒濾過にて瓶詰めしております。
よって、多少の澱が入っている場合がありますが、品質には問題ありません。

※作業の都合上、瓶詰が少量単位となるため一時的な品切れが発生する場合がございます。何卒ご容赦ください。

●種類:純米酒
●原料米:秋田県産米100%
●精米歩合:70%
●日本酒度:+6.0
●アルコール度:15.5度
●酸度:1.8度
●酵母:協会901号他



福小町の受賞歴
『大吟醸』は“世界一”
『純米吟醸』はKuraMasterで最高賞の“プラチナ賞”
『純米辛口』は、全国燗酒コンテストにおいて“金賞”





 醸造元は、秋田県湯沢市の木村酒造さん。
今般、特約店として認められ、新たなおつきあいが始まったばかりです。

そこにある企業風土の説明には、こうあります。

木村酒造の創業は元和元年(1615年)。
いまでは多くの酒蔵を有する秋田県にも、当時は数えるほどしかなかったと言われています。
豊臣家の重臣であった木村重成の一族が、ここでしか得られない土地の恵みを活かしてはじめた酒造り。
以来、天下泰平の江戸時代には稲作の安定とともに、藩政時代には院内銀山の活況とともに歩み、明治38年の奥羽本線開通後は県外出荷も開始。
そして、創業から400年。
いつの時代も、地域や社会の変化に寄り添いながら、ここでしかできない酒造りに従事してきました。

 その上で、研鑽を重ね、手造りにこだわり、新たな試みにも積極的に挑戦されている様です。
そのチャレンジ精神の発露がこの酒ではないかと、私は考えています。


 敢えて【燗酒専用】と謡われていますが、常温で試してみました。

ミネラルか笹の葉のような、ごく穏やかな香り。
表現を変えれば、何だか私には、樽酒をごく軽くした様な香りの因子も感じます。
口に含むと、クッキリとした、穏やかだが存在感のある滋味を感じます。
従って、ひや(常温)も好きです、私の場合。
勿論、燗をつければ、その際立つ輪郭が素晴らしく、それが料理を引き立ててくれます。






番外企画 燗酒専用 福小町 純米酒 燗辛(かんから)荒濾過 1800ml  税別 2000円




*新居浜市内のお宅には配達いたします。
(税別5000円以上は無料、未満は税別500円の配達料が必要です)
ご注文は、メール takarajima@shikoku.ne.jp か、お電話 080-4038-3717 へどうぞ。
*その他のエリアの方は、トレジャーアイランドへおいでください。
全国発送できます。




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