(21.12.5 準1級配当四字熟語を全部見たので修正)
21-2Kの四字熟語問題で、鏃礪かつう(括羽)が出題されました。これは、18刷(H19.7.10発行)までの「四字熟語」では、準1級配当となっていますが、鏃は1級配当ですので、記載の誤りです。尚、現在販売されている19刷(H20.6.1発行)では更められていますが。
私のもっている版(7刷 平成12年4月1日)で、他にもこういうのがあるか、朝の厠で調べました。準1級配当となっている四字熟語を総覧して、あれ、これは1級配当の漢字が含まれているのではと思うものだけを「辞典」で確認しました。最近、準1級配当か1級配当かあやふやになっていますので、漏れがあるような気がします。一応見付かったものを列挙します。緑字が1級配当の漢字です。
尚、現在の版では、1級になっているものもありますが、まだ準1級の儘のものもあるようです。全部は確認していません。
怨女曠夫(えんじょこうふ)
商山四晧(しょうざんのしこう)
鏃礪括羽(ぞくれいかつう)21-2K
屠所之羊(としょのひつじ)
屠毒筆墨(とどくのひつぼく)
屠竜之技(とりょうのぎorとりゅうのぎ)
巫山之夢(ふざんのゆめ)
明眸皓歯(めいぼうこうし)16-2K
勇気凜凜(ゆうきりんりん)11-2K 14-1K
16-2で明眸皓歯が出題されていますので、鏃礪括羽は5年振りの出題です。それほどありませんから学習してもいいのでしょうが、旧い版を使っている者にとっては探すのが面倒です。また、態態「四字熟語」を買い換えるのも馬鹿馬鹿しいことです。
「四字熟語」は1級配当だけ学習すれば合格できますが、1級配当だけでも厖大ですから、それ以上は勘弁してと思います。従って、こういうのは「狭義の三点セット」から外すことにします。尚、1回出題されたものは、また出題される可能性があるでしょう。
参考までに手持ちの漢検四字熟語辞典第一版第十八刷(H19.7.10)で調べてみたところ、「明眸皓歯」のみ1級となっていて他はまだ準1級扱いです。
情報提供ありがとうございます。記事に追加致しました。コメントのお返事が後になりましてすいません。鏃礪括羽は、昨年6月に出た19刷で初めて1級との記載になった、この1年半の間に「四字熟語」を買った人は、1級配当と認識できたということですね。
ただ、1年半の間に、他の語彙も学習しながら、「四字熟語」の1級配当を全てを学習することは結構大変でしょうから、これは学習していない人も多く、難しかったでしょうね。また、旧い「四字熟語」で学習している合格リピーターの人は、準1級配当も学習しているのでしょうから、これも出来たのかもしれません。
配当間違いの記載があったものをこそっと訂正して、出題するなんてけしからんと思いましたが、配当間違いとか訂正とかは、これが出来たかどうかとはあまり関係がないかもしれませんね。
怨女曠夫、商山四晧、鏃礪括羽、屠所之羊、屠毒筆墨、屠竜之技、明眸皓歯、勇気凜凜、は準1級表示(つまり誤り)のままです。
巫山之夢、は1級表示に修正されています。
「巫山之夢」は誤りに戻したのでしょうか?謎ですね。
>僕のは「漢検四字熟語辞典」第一版第16刷(2005.9.10)です。
>巫山之夢、は1級表示に修正されています。
>「巫山之夢」は誤りに戻したのでしょうか?謎ですね。
へいちゃん様の情報等によると、17刷あるいは18刷で、また準1級にしたのでしょうね。態態全部チェックしている訳でもないでしょうから、17刷あるいは18刷発行時は、15刷以前の版を使って増刷したのではないかなあ。
隣りに、巫山雲雨(1級)が載っているのに、巫山之夢が準1級って、直ぐ間違いに気付きそうなんだけどなあ。