塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 日本建築&庭園 セントルイス博

2011-12-28 05:55:57 | ミュージアム巡り_2011
 ルイジアナ買収100周年を記念して1904年に開催された万国博覧
会・セントルイス博。飛行機や自動車の展示が注目を浴びる。日本
庭園は丘上にあり、傾斜を利用した庭園が増築されている。

 同博にはタカジアスターゼの発明者、高峰譲吉が博覧会評議員と
して参画しており、閉幕後に日本政府は功績を讃えて高峰に日本庭
園の建造物・松楓殿を引き渡している。

 高峰はこれらの建造物をニューヨーク州サリバン郡メリワルドの
自身の別荘に移送。高峰の没後、所有者は何度か代わったものの、
現在でもかの地で松楓殿として残っている。
 展示品は、工芸館南西隅から陳列館入口に建てられた張り子製の
鳥居の絵図。セントルイスで製作されたもので、“JAPAN”の英語看
板がユニーク。
(国立公文書館・千代田区北の丸公園3-2)


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