今日の夜10時ごろ、オリオン座流星群が極大を迎えます。
東の空に浮かんだオリオン座の右肩、ベテルギウスのちょっと左、ふたご座との間くらいの位置が放射点で、1時間に10個程度流れ星が見られます。
見てみたいと思われる方は、このところは朝晩がかなり冷えますので、暖かい格好で見てくださいね。
ベテルギウスは赤色巨星ですので、近い将来に超新星爆発を起こして無くなってしまう星です。
その『近い将来』と言うのが明日なのか百万年後なのかは分かりませんが、ともかく数十億年の星の寿命からすればほんの少し先、と言う事です。
ちなみにベテルギウスと言う名前には『巨人の腕』と言う意味あります。
そのベテルギウスが超新星爆発を起こしてしまうと、誰もが知っている、慣れ親しんだオリオン座の形が変わってしまいます。
ベテルギウスは640光年離れた場所にある星ですので、今僕たちが見ているベテルギウスの姿は640年前の姿ですから、ひょっとしたらもう既にベテルギウスは超新星爆発を起こして無くなってしまっているのかもしれません。
ひょっとしたらあの形のオリオン座を見る事ができるのは今日までかもしれませんね。
あるいは、今日のオリオン座流星群を観測していたらベテルギウスの超新星爆発をリアルタイムで目撃する事になるかも知れませんよ?
興味のある人は見てみてくださいね。