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柳生伸也のblog

広小路通一車線化について

2007-09-01 03:02:35 | 雑記
現在、名古屋市では広小路通を一車線化すると言う案が出ているんだそうだ。
案と言うより、市としては市民の意見を聞く事も無く測量を開始して、やってしまう気満々らしい。

しかし、思うんだけど。

広小路通なんて、今だって慢性的な渋滞でどうしようもない所だし、これで一車線化なんかしたら、もう永久に動かなくなっちゃうんじゃないかな?
都心に流入する車の量が『一車線になったから』と言う理由でいきなり少なくなるって事は無いだろうし、トラックにタクシーにバス、ともかく仕事で走らなくては行けない車まで動けなくなっちゃって、経済的な損失は随分大きいんじゃないかな?

それに、渋滞が悪化すると言う事は、そこを通る全ての車が余計にアイドリングする事になる訳で、それは今問題になっている温室効果ガス、つまり二酸化炭素の排出量が増えると言う事に他ならない。

ちょっと脇道にそれるけど、良く『ディーゼル車は沢山二酸化炭素を出す』と言われているけど、本当は『ガソリン車』の方が二酸化炭素の排出量は多い。
ディーゼル車は黒い排気ガスを出すから誤解されがちだけど、あれと二酸化炭素の排出量は関係ないからね。
環境のためにディーゼルを排斥する動きがあるけど、それは全くの逆で、本当はディーゼルをもっと研究してもっとクリーンな排気ガスを出すようにすべきなんだよな。

まぁそれは良いけど、ともかく、『一車線化によって車の通行量が減って街の空気がきれいになる』というイメージだけでものを考えているから、市の職員だか何だか愚か者は、そう言うバカなアイデアを出すんだけど、本当は一日当たりの通行量に変化は無いだろうし、逆に空気はどんどん汚れるんじゃないだろうか。
さっきのディーゼルの話と同じで、非常に希薄な想像力だけでイメージでものを考えているからそう言う間違いを招くんである。

そもそも、車道を一車線になんかしなくたって、広小路通には十分すぎる程十分広い歩道があるし、それを今よりも広げたって、結局は違法駐輪が増えて、違法な立て看板が増えて、歩けるスペースに大差はないんじゃないのか、と思う。

ともかく俺は、『リサイクル』とか『環境への配慮』と言う名の下に行われる不正、改悪には断固反対なのである。

9月一つ目のblogはこんな感じで始まった事だし、明日のは『家電リサイクル法および自動車リサイクル法に見られる矛盾』について書いてみるか。

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