手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

お正月に浜離宮⑨燕のお茶屋

2017年01月14日 | 日記

 松のお茶屋の近くにある燕のお茶屋

 軒下の木の組みが気持ち良い!

 燕の釘隠し

 24個全部形が違うそうです

色壁・大阪土で仕上げた土壁

下地窓・土壁の一部を残して光を取り込んでいます 葭と藤蔓が絡んでいます。ステキ♪

 上部にある欄間板は霞模様

 光の強弱が美しさを表しています

 潮入の池に面している広縁

20cm位の高低差のある上段には貴人が座る場所

畳の縁は上段は本高宮麻縁、他の下部の畳は木綿の縁を使っています(色は同じですが)

三角の地袋の襖は陶器の板!? 真っ平ら!! す、すごい。

 北山杉 面皮柱

木目を美しく見せるため、丸太の四方を削って角を丸くします

平成23年に復元されましたが、現代でもこれだけの技術があるんだって!

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 次は鷹のお茶屋・・・

 ここは平成30年に復元されるそうです

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 芳梅亭 有料の集会施設

気の置けない友達とお茶会とかもいいかなぁ~

梅の季節とか・・・いいなぁ~(*^_^*) (でも、ここだけ「昭和」ってカンジですが)


お正月に浜離宮⑧松のお茶屋はこの日だけ!

2017年01月13日 | 日記

 正月2日と3日だけの特別見学会

 松の茶屋(平成22年復元) 屋根は柿葺き

 走って案内の時間に間に合いました

 懐かしい木戸の閂

 土台のすぐ上 木を留めているのは竹の釘?

 土間の上がり框の下に岩が覗いています

 わー!閂だらけ!!

 この日は解説をしてくれる人がいらっしゃいました

 

将軍は顎を上げて見上げるしぐさをしないので、池に写った月を見るのが「将軍様のお月見」だったのだと説明してくれました

 釘隠の蝉!蝉が飛ぶときに排尿するので防火祈願

 松ぼっくりの釘隠し(松のお茶屋の名前の由来)

 檜の違い棚・拭き漆仕上げ

 縦の柱が「几帳面」の語源だそうです

 

漆の呂色仕上げの檜の丸窓  左にちょっと見えているのは国産の栂材 もう入手困難・・・

 丸窓の裏側

 泥間似合紙に丁子引き・雲母がキラキラしてます

 

左の部屋は屋久島杉の竿縁天井  右の部屋は霧島杉(木目が違うのだそう) 欄間は小波に千鳥

 北山杉の本丸太・柾目の柱は車一台分のお値段だそうです

 意外と地味な畳縁

 池に面している欄間板に彫られた浜千鳥

 何羽も楽しげです

 欄間板は長い一枚板!?

 とても簡単なデザインなのに、カワイイ!

 壁に千鳥の形の光が映る

 

付書院の小脇板にも浜千鳥

 光が透けて見えます

 将軍が何時間も過ごした寛ぎの場所

 本美濃和紙 世界ユネスコに登録された和紙

 石垣張りという貼り方

 CG処理でビル群を消去してみたそうです

説明を聞けば聞くほど贅沢な建物だと思いましたが、それだけの腕を持った職人さんがいるという証明にも感じました


お正月に浜離宮⑦庭園メンテナンスも大変だ~

2017年01月12日 | 日記

庭園へ水を引き込む水路

ゴミを入れない、外へ出さないための柵

江戸時代はかなり環境にも気を使っていたと何かで読んだことがあります

見習わなくては・・・(^_^;)

埋立が広がり、今では直接海に面しているわけではありません

運河の手前には大きな水門があり、水深を表示しています

その向こう側にはレインボーブリッジが架かっていて時代の変化を感じます

この水門は北側にあり、対岸は築地

門自体は古い形に見えるけれど、もしや江戸時代のまま?

石段などに嵌められているモノは他の何かに使われていた石を再利用した形跡があります

穴が彫ってあったり、直角に切られたりしているものが多いです

将軍の庭園でも何かが再利用されるほど、MOTTAINAI精神が行き届いていたのかぁ~

庭園の所々に崩れた石垣のような跡があり・・・なんだろう?

もしかしたら時間の流れだけではなく

地震で崩れてしまったということもあるな、と思いました

庭園を散策しながら、ちょっと残念だった淀んだお堀

広すぎて人の手が行き届かない所があるのかもしれません

砂利が敷いてある庭園の入口は小石が蹴飛ばされないためなのか

プラスチックの網?が埋められています

庭園も色々考えてメンテナンスされているな~と感心します


ストーブの上に小豆を煮ます

2017年01月12日 | アトピーと健康
鏡開きでは毎年小豆を豆から煮ます
 
 
水分がなくならないようにするだけのアンコ作り

ストーブの上に水を張ったお鍋に乾いた小豆をそのまま入れます

気づくと水は沸騰し、しばらくすると小豆は柔らかくなっています

好きな甘さまでお砂糖を入れ、指2本でつまむくらいの塩を入れて出来上り~♪

最近ではお砂糖を少なめにして、お塩を少し大目に入れて「塩汁粉」にしています

一度に300gの小豆を煮て一度に食べられないので

今回は味を付け、汁が冷えたらザルで豆と汁に分けました

汁が丁度よい濃さだったので、それを汁粉に

煮豆は潰してアンコ状にしてから冷凍!

使い道が増えそうで嬉しい♪ (砂糖入りのアンコはカチカチにはならないので)

 

小豆は元々お茶にしても効能がある乾物

・冷え性・むくみ改善・貧血・便秘・ポリフェノールで抗酸化作用!

特に女性には良いそうで、知り合いの中にあずき茶を飲んでいる人は何人もいます

 

胃腸を休める七草粥と同じように

小豆粥や鏡開きの日のお汁粉は体にやさしくするための知恵なのかな?


お正月に浜離宮⑥江戸時代は舟で上陸

2017年01月11日 | 日記

タモリさんの出ている番組でやっていた「将軍お上がり場」

ココは将軍だけしか上陸できなかったというスポット

現実の将軍のお上り場

 

昭和24年のキティ台風で崩れてしまった箇所もあったらしいですが、これかな? Σ(´∀`;)

一時、観音開きの門らしきものがあった跡も

海に面している石垣の積み方の内側がわかります

歯が生えているように見えます

潮入の池に四角く出た石の桟橋?

確実に人工物なのに自然の多い庭園に馴染んでいます

築地川から水が流れてくる内堀

石段が沢山あるということは

対岸にはお屋敷があったのではないかしら?

きっと築地川から物資などが舟で運ばれ、この石段で荷揚げされたのかもしれません

庭園で将軍を想像するよりも、働いている人を想像しやすいのは

私が庶民だからかなぁ?