手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

浅草橋の粋なカフェ

2017年08月12日 | 日記

「浅草橋の~」と表題を付けておきながら

 

馬喰町駅から向かいます

馬喰(ばくろ)とは江戸時代に馬牛などの仲買人(ばくろう)が

多く住んでいたからと言われています

この駅は地下にあるのですが、通路にかなりの数の工事用コーンや

金属の管で通路を左右に仕切っているのに驚きます・・・なぜだ?

隅田川方面へ出て、川に沿った柳橋大川端通りを左折

神田川に架かる鉄で出来ている橋「柳橋」

この辺りは江戸中期からの花街

伊藤博文もご贔屓!だったそうです

橋の欄干には昔を彷彿とさせるカンザシのレリーフがいくつも嵌めこまれています

船宿さんがまだいくつもあり、江戸時代にはここから小船(猪牙舟)に乗り

隅田川を上り吉原へ行っていたそうです

ということでこの日の目的地 lucite cafe(ルーサイトカフェ)

蔵もある隅田川堤防沿いの一軒家

 

白い塀をくぐるとしっとりとしたアプローチの先にあるガラス戸

歪んだガラスを竹のデザインの枠で挟んでいます

 

四角い竹窓 左手は道から見えた蔵

磨きこまれた階段 お二階はギャラリーです

隅田川の近くということもあるのかしら? 

木の戸に片輪車のデザインを彫ってあります

これは縁起の良いデザインでもありますが、人生を考えさせられる意匠でもあるそうです

2階から川を臨みます

防波堤があるため1階からは川が見えなくて残念!

ここは昭和の流行歌手でもある市丸姐さんのお屋敷だったそうです

この先は1階の川に近いお部屋

抹茶バナナオーレ

床材は手の込んだヘリンボーン

古い机が並んでいます

窓近くの長机は元々違う用途の板だったんじゃないかしらん

型板アンティークガラスを用いた建具

そのドアノブは真鍮製 鍵穴も前方後円墳のカタチ

段差のある洋間が2続き

これは切子?シュガーポット 懐かしいっ!

持ち手と蓋を連動させる金具のアールが優しくて好き♪

革張りで肘掛け付き ちょっとガタガタしているのもご愛嬌

お庭もあって、これで堤防が無かったら!と思うコトしきり

どなたかがお庭に出られるのかな? 外猫用の餌場もあります

市丸姐さんからもらった素敵な時間を堪能~

大川とは反対の方向にJRの駅に沿って浅草橋駅へ戻ります

また新しい楽しみをもらった気がします ╰(*´︶`*)╯~♪

*****

  

おまけ

カフェのトイレも昭和チックのまま! 懐かしさが蘇りました


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