ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

集団の能力が個人に与える影響

2013年10月16日 | スクレ・活動関連
・・・・なんか、すごいタイトルになってしまいましたが、
多分、心理学では、こんな研究している人いる(?)はず・・。

1年生のクラスで、繰り下がりの引き算の授業をさせてもらったんだけど、
予想通り、一握りの子ども達は、おはじき代わりのペットボトルのふたの扱いに慣れ、
足し算の繰り上がりを教えたときよりも、スムーズに理解していました。

・・・が。
なんだろう?全くついてこられない子どもの人数が、
日本で授業するのに比べると、信じられないくらい多い。
例題を一緒にやっているときには、ついてきているのに、
(ただ、写しているわけではなく、わたしの質問に手を挙げて答えたりしているのに
 その、同じ子どもが)
自分で問題を解かせると、途端に「出来ない!」と叫び、やり方ではなく答えを質問に来るの。
出来るよぉ~!って思うんだけど、
回線が切れちゃったみたいに、出来なくなっちゃうんです。
無理矢理やさせると、トンチンカンな数字を書いてくる・・・。
わざとしている感じでもないんだなぁ。

大学生の時、
民族音楽の久野先生と、西洋音楽が日本へ初めて入ってきたときの話をしていて、
今では想像できないくらい、違和感があったはず。
今は、子どもが練習する「バイエル」ですら、大人が格闘しても難しかったはず。
・・・なんて、話題が出たのを思い出し、
環境や、集団の能力が、個人の能力に何らかの影響を与えているのではないかしら?
知りたい~、心理学~。と思ったのでした。

スポーツでも、強いチームにいると強くなるって法則、あるよね?