ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

分数の講座

2013年10月06日 | スクレ・活動関連
12日に分数の講座をやるので、家にこもっています。
分数は、日本でもやりがいのある、ちょっと大変な単元。
それを2時間で、基礎学力のないボリビア人(大人)に教えるのは無理・・と判断。
11月の講座と2回に分けて行うことにしました。

今回は、3,4年生の内容についてのみ。

今、指導するカリキュラムのどこを扱っているのか、
知識や計算の技能を積み上げていくには、何がベースでどの順に指導すべきか、全く考えずに、
無秩序に、あるいは自分の知っていることだけ教えているんです。
まずは、カリキュラムの構造を教えなければ!

さらには、分数そのものをきちんと理解せず、小手先で計算のやり方だけ暗記している人が多い。
手間はかかりますが、紙テープを等分する活動を入れようと思います。
1/2から1/10まで。
並べて貼ったら、同じ大きさの分数も見つけられて、約分の話も出来るし。

分数を理解していない先生が、何十年も教壇に立っているって、
日本人には、口、あんぐり・・・な状況ですよね。

自分が学生の時の、大学の講座で、先生に(誰だったかなぁ??)
「想像してみろ!外科の手術を、分かってない医者にされたいか?
 教室で人は死なないけど、プロの仕事ってそう言うことだぞ!」って言われた気がする。

うちの同僚がもし医者だったら、大量殺人です。冗談じゃなく・・・。
殺人を阻止したい・・・(笑)。
だから、頑張る。
とはいえ、講座にうちの同僚はいつも来ないんだった・・。はぁ。
大学生に、頑張って教えて、殺人事件を未遂にする!