ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

恐るべし、ラテンの夜

2013年06月30日 | スクレ・大家さんち
昨日の夜は、結局、踊って(これなしには始まらない・・)、
踊っている間に、ウイスキーのコーラ割が回ってきて、
グラスを空けて次へ回さねばならず、
日本人が一緒で、気が大きくなっていたのと、
家族の誕生日で気兼ねがなかったのもあり、飲み過ぎました・・。

次の日も、酔いが覚めず、
しかも、標高が高いせいか、時間がたってもなかなか回復せず、
酸素が薄いので、手足がしびれ・・・
(あ、これは、サンポーニャを長く演奏していてもなります・・)

恐るべし、ラテンの夜・・と思いました。

再び、誕生日会

2013年06月29日 | スクレ・大家さんち
土曜日は基本、大家さんちへ行かないつもりでいて、
(たまには、一人の時間も必要・・・)
たまたま、スクレ在住の日本人の方に食事に誘われたので、そっちへ行くことにしていましたが、
金曜日に、「明日はピカンテ・ミクストだから、食べにおいでよ」と、ママ。
こっちで、ピカンテ・ミクストはご馳走なので、何だろ?って思ったのですが、
「昼でも夜でも、しのえの好きな方でおいで。」とのことだったので、
昼、ちょっと顔を出してみると、
ママの誕生日会だと言うではありませんか・・・。
水曜日にもやったけど、大がかりに人が集まるのは今日なんだって・・。

ちゃんと説明してよぉ。
夜、出かける約束しちゃったよぉ。

そしたら、「終わったら、おいでよ!どうせ、長~くやってるから!」だって。

それで、日本人と飲んで食べた後、誕生日会へ行くことに。
さらに、気のいい日本人二人が「一緒に行く!」と言い出して、
「連れてってもいい?」と聞いたら、「いいよ、いいよ!」とのこと。

ラテン生活の長い彼らは、「踊れる?」「踊れるよ!」
「歌える?」「歌えるよ!」って感じで、大盛り上がりでした。

ママに「しのえ、感じがいいわ!あの二人!」って褒められちゃった。
「しのえが誘ったの?」
・・・いいえ、行きたいって言ったから、連れてきただけです。

彼らは、日曜に出張だと言いつつ、午前1時ぐらいまでいました。
わたしは、3時ぐらいまでかかり、帰るのをやめて、
ハナエの使っていないベットを借りて、寝ました。
・・・完全、家族です。

かけ算、始まった!

2013年06月28日 | スクレ・活動関連
3年生のクラスでかけ算が定着していないことが問題になっていますが、
いよいよ2年生のクラスでかけ算が始まりました。
さあっ!今年は、わたしが許さないからね!覚えてもらうからね!!

今日はグアダルーペのクラスで、
彼女が去年教えた子達は(今、3年生)、比較的ちゃんと九九を覚えているので、
あんまり心配していなかったのですが、案の定、ちゃんと教えていました。
今日のおやつ(配給される)のミカンを使って、教えていました。
まずは、ミカンを配り、「食べちゃダメよ。剥くだけ!」
そして、「2房ずつに分けてごらん!」
子ども:「一個余るよ!」
先生:「余ったのは、食べちゃいなさい!」

みんな2×5まではミカンの房で分かりました。

ミカンが足りなくなったので、
先生:「トウモロコシ、持ってきた?」
子ども:「忘れた~」
先生:「忘れた子は、ミカンの皮をちぎってトウモロコシの代わりに使いなさい!」

かわいらしい授業でした。
教室は、ミカンの皮を千切ったのでいいにおい。
2×10=20まで、みんなで確認しました。

さあっ!・・・って思ったけど、今日までです。
明日から冬休み~~~~♪

休み明けにまた、頑張ろう!
グアダルーペのクラスは大丈夫なので、他のクラスでも大丈夫なようにサポートして行けたら。

去ることと、おいて行かれること

2013年06月27日 | スクレ・大家さんち
大家さんちのクラウディアが、
「しのえが行っちゃう日まで、日にちがもうちょっとね」と言いました。
7月に旅行へ行くので、ママが
「そうね、あと1週間ね」と言いました。
すると、クラウディアは、「それもそうだけど、日本へ行っちゃう日のことよ」と。
・・・まだ、9ヶ月あるんだけど、ね。

去ることは容易いと思います。
次に真新しい生活が待っていて、出会いもあるだろうし、
とにかく忙しくなって、寂しさどころではないだろうから。
でも、毎日一緒だった人がその日を境にいなくなる、おいて行かれるってしんどいだろうな。

大学卒業後(教員採用試験に落ちたので・・そんな理由かい!!)、大学に残ることにしたとき、
仲のいい友達みんなが、社会人になっていくのを、取り残された気持ちで見送ったっけ。
それに、ボリビアへ来るときも、同期の仲間はどんどん出国していくのに、
わたしは、ボリビアの治安悪化の影響で、2週間ほど実家に取り残されていたし。
あのときも、焦りと不安があったなぁ。
行き先、一緒じゃないから関係ないと言えば関係ないのに。

多分、去る側のわたしは、わりと平気なんだろうな。
こんな複雑な心の動きをスペイン語で彼女たちに説明することは出来ず、
「みんなは寂しくても、わたしはヘーキ」などと伝わっちゃうのは嫌なので、
いつもその話題になると、曖昧に笑っているしかないわたしです。

ああ、日本へおいてきた(?)わたしのかわいい教え子たちよ。
中学1年生で、まだまだ小学生みたいな純朴さが抜けない子たちだったけど、
成長期にしばらく会わないって、すごいことだからなぁ。
顔つきなんか、全然違うんだろうな。大人になってさ。
こっちは寒くて、うまく想像できないんだけど、最後の中体連だねぇ。
泣いても笑っても、最後です。
納得のいくように、力が発揮できますように。

わたしだって、今年が最後のボリビア生活です。
バレンティンアベシアの先生と子ども達、また、おいていくんだもん。
納得のいくように力を発揮しなければ・・。
(昨日は怒ってたけど)

校内で講座

2013年06月26日 | スクレ・活動関連
学校で10進法と足し算・引き算の指導法についての講座をしました。

「5時から講座があるから、授業ないのに帰れないよ、わたしたち~」と
職員室でブツブツ言いながら、座っている先生達。

想定内ですが、誰も手伝ってはくれないので、
(頼まないわたしも悪いんですが、頼みたくない気持ちになるの!!)
一人で椅子並べなど会場作りをし、
プロジェクターを使いたかったので、校長先生に聞くと
「午後使ったクラスからまだ返ってきてない」とのこと。
しばし待ち、5時から講座の予定だったので(とは言え、誰もこない・・)
5時にもう一度、「プロジェクター・・・」訴えてみるけど、ない。
そして、15分後、パラパラと人が集まってきて、
校長先生も来たので「プロジェクター・・・」と3度目の催促をしてみると、
「職員室のわたしの机の隣にあるわよ」・・・だって。
持ってきてくれてもいいんじゃないでしょうか???
気が利かないにもほどがあるでしょう(怒)。

更に、集まってくるのが遅いのを棚に上げて、
「早く帰りたいから、早く始めてよ」と。マリア・レネ。
わたしも、ママのお誕生日会に間に合うように帰りたかったので、
ものすごい棒読みで、原稿をさっさと読み、20分遅れで始まったけど、
予定通り6時に終わりました。

足し算の繰り上がりの指導法を説明していると、
リリアナが出てきて、「わたしは、こうやって教えているわ」と黒板を使って説明を始めました。
それ、分かりにくいと思うけど・・。
案の定、ジョバンナが「しのえの方法が簡単だと思う」とつぶやいていました。
リリアナがわたしの(と言うか日本の)方法を受け入れたくない、と言うことを
日常からもうっすら分かってはいたけど、・・・確信しました。やっぱりそうなのね。

あぁ。怒っているので、名指しですみません。
教えたくなくなる人っているよね。
全員じゃないのよ。
熱心な人もいるのよ。

教えを請うときの態度、と言うものを改めて考えました。
人のふり見て・・・じゃないけど、わたしは気をつけようと思います。