ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

オルロへ

2014年02月28日 | 旅行
カルナバル休暇に入りました。
世界三大カーニバルの一つと言われる、オルロのカルナバルを見に出かけます。

スクレから、バスで9時間。
カルナバルは明日(土)、明後日(日)の2日間。
月曜日には、またバスで9時間かけてスクレに戻ってきます。

スクレのボリビア人曰く、
「オルロは、泥棒の学校って言われるくらい泥棒が多いからね!
 気をつけてね!!
 カメラ、取られちゃダメよ!!」だそうです。

気をつけて行ってきます。
パソコンはもちろん持って行かないので、
ブログはしばらく、更新されません。
悪しからず・・・。

ではでは!!

最終手段、発動!

2014年02月27日 | スクレ・活動関連
まだ、そんなことやってるの?と言われるかも知れませんが、
「グアテマティカを返してよ!」が、未解決のまま、
もう2月は終わろうとしています・・・。

わたしは、最終手段として、
最終の活動報告書(スペイン語版)に配属先のコメントを貰うにあたり、
「活動報告書の結果のところに、2冊紛失って書いてJICAに報告するしかないわ・・・」
と、残念そうに言ってみました。
「返してくれるなら、消せるんだけどなぁ」と。
これ、数日前。

校長先生が、取った最終手段は、
「学校のものを返さないのなら、教育委員会へ報告します」という書類をつくって、
通告したこと。
これ、ちゃんと学校の正式なフォーマットを使って、
サインや学校の印鑑などきちんと押して、
同じ学校内で働いている同僚のところまで届けに行くんです。

そんなことまでするの?!と驚いているわたしに、
「口で言っても分からない人には、仕方ないでしょ。
 もう、わたしも疲れたし。何回催促したかしら?」だって。
無断欠勤すると、減俸されるので、
物品の紛失も減俸されるのかな?

そして、効果覿面でした。

放課後、問題の二人はそれぞれやってきて、
「紛失したので、コピーして弁償します。
 コピーするための元の本を貸してください」とグアテマティカを借りていきました。

カルナバル休暇に入るので、
3月5日の水曜日には、グアテマティカは全部戻ってくる予定。
更に借りたものを紛失したりはしないよね??さすがに???

わたしが決めるの!!

2014年02月26日 | スクレ・活動関連
昨日に引き続き、算数の教材についてですが、
学校へ出勤すると、
「昨日持っていた教材、どこへやったの?」と校長先生。
「今、持っているよ」と返事をすると、
「模造紙も持っていたでしょ、昨日。あれは、どこやったの?」と。

・・・しっかり見てるし、
学校のだ、って言いたいのかしら?
でも、昨日、もうあげちゃったし・・・。

仕方ないので、正直に、
「さっちゃん(後輩隊員)にあげちゃったよ」と答えると、
にっこり笑って、「それはいいわね」だって。

こわいよ・・・。

今日持って行った教材は、今日こそ4年生の先生にあげようと思って持って行ったんだけど、
なんか、え?これ学校のなの?と、本人すら、何だか分からなくなり、
思わず、「聞いてどうするんだよ?」と思いつつも、
JICA事務所の調整員さんに電話掛けて、聞いちゃいました。
「現地業務費を使った訳ではないんですけど、
 (つまり、自分の生活費の中から出費した)
 活動のために作った教材は、配属先の持ち物なんですか?」

回答は、「あなたのものでしょう。好きなようにしたら?」だったので、
怒られない程度に、職員室の棚に何点か保管し、
あげられる分は、各先生にあげちゃいました。

なんで、「怒られない程度に・・」とか気を使わにゃならんのよ?!
・・・それは、わたしが気が小さいからですね・・・。
とほほ。

わたしが決める!

2014年02月25日 | スクレ・活動関連
配属先へ出勤する日にちも残り少なくなり、
作り貯めた算数の教材を、使ってくれそうな人を選んであげています。

大家さんちのママに、
「(まだ)あげちゃダメ!」って言われたけど、
わたしの仕事は配属先の先生に算数指導法を伝授することだし、
配属先での活動に不満があったことも事実だけど、
それでも、いいところ、悪いところを全部見せてくれたのも配属先。
わたしが、決めるわよ!誰にあげるかは!
と思って、毎日、少しずつ運んであげていました。

さて、今日は今年4年生の担任になった先生用に、
4年生で使えそうな教材を、個別にあげられるよう袋に入れて持って行きましたが、
デモがある影響で、休校でした。
4年生の先生には会えず、
どうしようか考えていると、
2年生の先生がわたしの荷物を覗いて、
(先日、彼女には別の教材をあげたので、)
「今日は、何を持っているの?」と聞いてきました。
見せてあげると、「わたしにくれる?」と。
いえいえ、この前、あげたし。
それで、「これは、もうちょっと大きい子用だから」と断ると、
その様子を見ていた校長先生に、
「学校用よ!保管するんだから!」と怒鳴られました。

先輩隊員の残していった教材も保管されていますが、
使われている形跡はありません。
わたしは、子どものために、使って欲しいのよ!
保管したって仕方がないじゃん・・・・。
それに、わたしが、自分の生活費の中からお金を出して材料を買って、
わたしが、家でこつこつ作った教材です。
誰からも、命令されたくありません。

大家さんちのママのものでもないし、
校長先生のものでもないし、
学校のものでもない!

今の段階では、わたしのものなんです。
誰にあげるかは、わたしが決める!

犬は知っている

2014年02月24日 | スクレ・その他
大家さんちへ行ったら、
いつもは庭の一角に閉じこめられている犬(計5匹)の一匹が、
2階の廊下にいるではありませんか!
さては、柵が開いていて、登って来ちゃったんだな!

でも、わたしに見つかったのを察知して、
自主的に、自分のうちへ逃げ帰っていきました。

その話を家族にすると、
家族から「どの子が登ってきたの?」と聞かれましたが、
みんな白いマルチーズなんですよ!
知らないよ!どれが誰だか!
しかも、逃げて行った後ろ姿を見ただけだし・・・。

みんなは、「え?区別つかないの??」だって。
アスルは分かるよ!片眼が青いから!
でも、後ろ姿だったんだって!
「ちょっと茶色かったら、クリスティーナだよ」とか、
「しっぽ、長かった?」とか・・・。

分かりませ~~~ん!!!

そして、思ったんだけど、
犬5匹は、わたしのことちゃんと認識しているのね。
もちろん、他の家族と区別しているし、
もうすっかり慣れて、わたしには吠えないし。

でも、わたしは、どれが誰だか知らないの。
覚える気がないから・・。

うちの学校の子どももそうだなぁ・・・。
向こうは、ちゃんと「しのえ」をはっきりと認識しているんだけど、
なんせ、500人弱の子ども達、
名前もわたしには難しい音が多くて、
着任早々、覚えるのは無理・・って諦めたもんなあ・・。

特に目立つ子や、
おおよそ、誰のクラスの子どもか・・ぐらいは分かるんだけど。

街中で声を掛けられても、咄嗟に誰だか分からないこともしばしば・・。
これは、配属先以外の人間関係しかり・・。
大学の講座の聴講生?
スクレの家族の知り合い?

みんなは、わたしを知っているのにね。
犬ですら!!