ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

帰国報告

2014年01月31日 | サンタクルス
帰国報告、無事終了しました。

新しくいらっしゃった事務所の次長さんが、
わたしがボリビア人に勧めている「グアテマティカ」
(グアテマラとJICAが作った算数の教科書)が、作成されていた頃、
グアテマラで勤務されていて、関わっていたとのことで、
「こんな形で活用されているとは!!ありがとう!」とコメントしてくださいました。
いつか、ボリビアでも教科書作成が行われますように・・・と、思いました。
(もちろん、ボリビア人が中心になって!ボリビア人の希望で!!)

帰国報告を終えて、もうすぐ帰国!って頃になると、
けがや病気や事故が増えるそうです。

駒ヶ根の研修では、随分、「危ないんだからね!!」と脅かされて出国しました。
生活班7班の友達とも、
「全員、とにかく無事に帰国しようね!!」と話し、
「誰かが欠ける」という状況を想像して、ゾッとしたことを思い出します。

現職参加以外の友達は、まだまだ、も、ちょっと活動が続きますが、
7班のみなさん、無事故で元気で、日本で会いましょうね!!
・・・と言うことで、これからの残り1ヶ月ちょっと、
活動も頑張りたいけれど、無理せず、元気で戻ることも意識して、
初心に返って生活しようと思います。

中間発表

2014年01月30日 | サンタクルス
今日は、一日中、後輩隊員の中間発表でした。
徐々に隊員数が増えているボリビア。
中間発表者の数は、なんと12人。
順調な人、そうでもない人、
環境がそれぞれ違うので、状況はまちまちですが、
みなさん、それぞれの環境で奮闘されている様子。

夜は、「けんちゃん」2号店、「食いしん坊」で、
焼き肉を食べてきました(ボリ関係者にしか分からない表現でスミマセン)。
久しぶりに焼き肉の甘いタレを満喫し、
予定外に洋服が(着替えを最小限にしか持ってきていないのに)焼き肉臭くなり、
苦笑・・・。

わたしは、明日帰国発表です。

ホリエモン

2014年01月29日 | スクレ・その他
出張でサンタクルスへ来ています。

サンタクルスとは関係なく、
たびたび「ほぼ日」の話題で申し訳ないのですが、
今、糸井さんと堀江貴文さんの対談を連載しています。
タイトルは「堀江貴文さんの、まじめなおせっかい」っていうんだけど、
あ、協力隊員の活動と似てる!って思いました。

だって、いまのところ安定していて、それなりに楽しそうにしている人のところへ行って、
「もったいないじゃん!」ってけしかける訳でしょ?
・・・それはね、波風が立つ。
(糸井さん談)

私たちの活動は、おせっかいの一種だと思いました。
波風、立ててます・・・。

配属先のみんなから好かれて、活動を終えられたら幸せだけど、
波風立っちゃうのは、活動している証拠だよ!!
・・・と、開き直ったりして。
そして、本当は「雨降って地固まる」・・ってところまで、
たどり着かないと行けないんだろうな・・と反省もまた、するのでした。

なんにせよ、期限付きの人間関係なので、難しいです。
お互い、その後も人生は続きます・・・。

2014年01月28日 | スクレ・その他
最近、夢をよく見ます。
今までほとんど見ることのなかった日本の夢です。
ホームシックにかかっている、という訳でもなく、
妙に現実的な夢ばかりです。

例えば、ゴミ出しの日に、分別するの忘れて慌てるとか・・
(日本にずっと居たらあり得ないけど、ボリビアは分別しないので)
友達に会いに行ったのに、お土産忘れた!とか。

なんか、困っている状況がほとんどで、
目が覚めたとき、「ここ、どこ?」って思って、
まだボリビアにいることを理解するのに、数秒かかったりします。

無意識で、帰国のことばかり考えているのかも。

将来の夢みたいな、でっかいのも考えないとね~。

お互い、言わなくても・・・

2014年01月27日 | スクレ・その他
このところ、「言っても伝わらない」なんて記事を書いて、
怒ってばかりいましたが、実は、そうでもないのかも・・・。

これは、活動ではないけれど、
大家さんちで、お砂糖を出そうと、
棚の下の方を、しゃがんでゴソゴソしていたら、
マテオ(赤ちゃん)が背後からやってきて、ぴた~っとわたしの背中に張り付きました。
「何してるの?マトゥー??」と聞くと、
それを見ていたおじいちゃんが、まだしゃべらないマテオに代わって、
「しのえがすごく好きだってさ」と返事してくれました。
ホンワカしました。
だって、両思いだもんね!

この件で、思い出したことがあって。

先週だけど、用事もなく出勤してたら、
仲良しのロクサーナ(3年生の先生)がいて、彼女の知り合いと話をしていました。
わたしが入っていくと「彼女、ボランティアで算数教えてくれてるの。」と、
相手に紹介してくれて、更に、
「もうすぐ帰っちゃうんだけど、彼女からはたくさん学んだわ。」と。
具体的に、
「彼女はね、授業中、説明した後に、子どものところを歩いて廻って、
 分かったかどうか、ちゃんと確認するのよ。」
「休み時間はね、分からなかった子どものところへ行って、
 出来るようになるまで、付き合うのよ。」と。

日本人の先生なら、当たり前のことなので、
わたしも、こんなこと「教えた」とか「態度で見せた」とか思ったことがなくて・・。

この2年、成果らしい成果が出なかった・・と思う日もあるけれど、
伝わったことを、相手もいちいち「今、これ伝わりました!」なんて言わないものね。
ありがと、って言いたかったのに、へそ曲がりなわたしは、
「ボリビア人の先生、黒板としゃべって、黒板に教えて、休み時間はジュース飲みに行っちゃうモンね~」
と減らず口をたたき、「そうなのよ!」と言うロクサーナとゲラゲラ笑っていたのでした・・。