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ボリビア異文化見聞記

青年海外協力隊員としてボリビアの小学校へ!

気持ちの変化

2014年03月16日 | スクレ・大家さんち
帰国の半月前くらいが一番しんどかったかなぁ。
特に、人間関係の近かった大家さんちで過ごしていると、辛くて、
なんかの拍子に、泣けて来ちゃったりして、
逆に、親しくない人と一緒にいた方が楽ちんだったり。

パパの名字がイグレシアスで、
ママの名字がトーレスなので、
「ボリビアでは、うちの娘だからね。シノエ・イグレシアス・トーレスだよ」
ってずっと言ってくれていて、
なんか、出国と同時に「シノエ・イグレシアス・トーレス」は死んじゃうような気がして、
ホントに、馬鹿みたいにナーバスでした。

一昨日、ママに「明日、最後のおにぎり作るからね!」って言ったら、
お皿を洗っていたママが、泣きそうな顔をして、
「しのえ!落ち着いて!大丈夫だから!」って言いました。

いや・・・、ママが取り乱してるんだよ・・・(涙)。

そして、昨日と今日と家族と一緒に過ごしました。

わたしの気持ちは、変化してきています。
大丈夫かも。
死んじゃう訳じゃない。
培ってきた2年弱の信頼関係は、なかったことになっちゃう訳じゃない。

毎週、スカイプしよう!って家族は言います。
わたしは、もっと現実的な考え方をするので、そこまで楽観的にはなれないけど、
でも、気持ちは安定してきています。

大丈夫。
・・・なんのこっちゃ?って感じだけど。

♪Se sabe se sabe que me voy mannana
Se sabe se sabe que me voy mannana(明日出発するのはみんな知っている)
pero no se sabe cuando volvere
pero no se sabe cuando volvere(でも、いつ戻ってくるのかは誰も知らない)

サンポーニャ教室で習った「ビクニータ」って曲の2番の歌詞です。
明日、スクレを出発します。

ボリビア映画

2014年03月15日 | スクレ・大家さんち
午前中に語学学校へ行きました。
とうとう最終日・・・っていうか、普通、帰国ぎりぎりまで語学学校へは行かないか(笑)・・。

先輩隊員に勧められたボリビア映画をまだ見つけられていないって話をしたら、
先生が、見つかりそうなお店を教えてくれて、更に他のボリビア映画もお勧めされました。
あ~~~!今日中に買わなくっちゃ!!!

午後は、大家さんちでいつもの週末のように過ごそうと思っていたけど、
やっぱり、最後までバタバタ買い物?!と思っていたら、
「しのえ、何の映画が欲しいの?」と、家族がみんなぞろぞろビデオ屋までついてきて、
更に、他のボリビア映画をお勧めされ、
かなりの数のボリビア映画を購入することに(笑)!!!

みんな、本当に親切です。

そして、来たばかりの頃は、一人で何にもできなくて、
何かある度に、家族に「どこに売ってるの?」とか「どうすればいいの?」とか聞いて、
その度に、家族が何人もぞろぞろ付いてきてくれて、
そういうのに慣れていないわたしは、申し訳なくて仕方なかった・・・なんてことを思い出しました。

Tengo suerte!

わたしは、ホントに人に恵まれて、平和で牧歌的なボリビア生活を送れたなぁ・・。

スクレ出発まであと2日!

違和感・・・でも、期待には応えたい。

2014年02月19日 | スクレ・大家さんち
大家さんちのママから、正式に頼み事がありました。
ママの勤務先で、しかもハナエの学校でもある、
キリスト教系の私立の学校で、先生向けの講座をやる、という依頼。
校長先生と話をつけてきた様子。

ママは、何か娘の教育に対して不満がある様子。
その不満を解消するために、わたしを投入したい・・という様子が伝わってきます。

わたしは、ボランティアで派遣されているけど、
大家さんちのボランティアでは、ない。

夏休みの間に、
「ハナエにかけ算九九を教えて」という依頼もあって、実はこれも違和感がありました。
そして、案の定、かわいがられてわがままに育っているハナエの、
強烈な抵抗に合い(休みの日になんで勉強しなきゃならいないの!!嫌だーー!!)、
うまく機能しないばかりか、
それまで良好だったハナエとの人間関係が変になりました。
7歳だから仕方ないけど、
もう、わたしのこと自体、嫌いなの・・。

ママの「しのえがいる間に、利用しなくっちゃ」という言葉も、
わたしの脳裏に焼き付いて、素直に笑えなくなってしまいました。
(ママ的には、1年生が終わった夏休みの間に、九九を覚えさせられたら2年生は楽勝よ!って
 読みがあったんだろうけど。しかも、しのえにやってもらっちゃおう!って。
 ・・・日本人なら、何か特別に楽ちんな方法を知っていると思っているボリビア人は少なくない。
 でも、九九の暗記は、誰にとっても大変なのよ!)

ずっと仲良くやってきたのにな。
さびしーーー。

そして、今回の依頼。
土曜日しか日程的に無理なのは分かるけど、
今週末は、急すぎて出来ないし、
来週はカルナバルだし、
ママは、その後でいいわよ!って言うけど、
それ、もう、帰国直前なんだけどな。

荷物を処分するために、
少しずつ、算数の教材も同僚にあげているのよ、と説明すると、
「まだ、あげちゃダメよ!」とぴしゃりと言われました。
なんで、命令されてるの?わたし・・・。

違和感たっぷりなのに、
それでも、出来る範囲で期待に応えようとしているお人好しな自分がいます。
何なんだ?この矛盾した感じ。

そういう話、好きですねぇ・・

2014年01月12日 | スクレ・大家さんち
日本に帰ったら、新年度早々再び仕事が始まります。
それまでに、日にちがあんまりなりのに、
車も、家も、携帯もないのよ・・・という話を、ママにしていました。
ま、ないって言っても、見つけて買うんだけどね、と話したら、
(もちろん家は、賃貸ですよ!!)

ママ、
「かわいそうなしのえ!
 家もない、車もない、携帯もない、
 更に、彼もいない!!」

・・・うるさいよ(怒)!!
本当に、すぐ、そう言う話になるんです。
好きなんだねぇ。

そして、「あ、彼も買ったら?
ブライアン(日本に行ってみたいから結婚してよ!と言っていた18歳の親戚の子)、
売り出し中よ!」だって。

いいえ、4月1日までにとりあえず必要になるのは、
車と、家と、携帯だけですから!!

タコス

2014年01月10日 | スクレ・大家さんち
わたしのメキシコ旅行に触発されたのか、
大家さんちで、タコスを作ることになりました。

でも、なんか違う(笑)・・・・。
具も違うし、皮も違う・・・。

だって、皮、薄焼きせんべいみたいで、巻けないよ?
具は、肉汁大好きボリビア人、ジューシー過ぎるよ?
ピカンテなサルサもなく・・。

巻けない皮で、ジューシーな具を乗せて、
無理矢理食べるので、
こぼれるし、手は汚れるし、
挙げ句に、普段とは違って、
みんなが手を伸ばして、具を取ったり、皮を取ったりするので、
とうとう、ママのジュースが倒れ、テーブルの上も下も、水浸しに。

ママの一言、
「メキシコ人は、コチーノ(汚い)なのかしらね」

いえいえ、、、、、
そうではありませんから。
はぁ~~。