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oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

「ハーバード大生ごっこ」は楽しいゾ!?

2006-09-29 | 
ボストン(Boston)5日目です。

今週はハーバード大学で作業をしています。昨日と一昨日は夜7時頃まで図書館に。それからハーバード駅で地下鉄に乗ってボストンに戻っていると、気分(だけ)はすっかりハーバード大生です。「自分は周りから見るとハーバード大生に見えるかも、オホホ」な~んて悦に入っていると一昨日、地下鉄で隣に座った方に話しかけられました。

その方「ハーバードの学生?」
わたし「いえ、だったらいいんですけどね、オホホ(人がせっかくハーバード大生のふりしてるんだから、野暮な事聞くんじゃねえよ!)」

「そうですの。わたしく、ハーバードの学生ですの、オホホ」とよっぽどホラを吹こうかと思ったけれど(←ホラを吹くのも限度というものが・・・)、吹かなくて良かった。その方の孫7人のうち5人がハーバード出身(!)だそうです。しかも一人が現在学部生、もう一人が法律大学院に現在在籍中。その方はハーバードの事情にかなり詳しそうなので、「はい、ハーバード大生です」な~んて言ったら絶対ぼろが出てた!

「ハーバード大生ごっこ」ができるのは、とりあえず明日まで。明日の夜8時、以前紹介したミッチ・アルボムさんが新作出版記念の公開インタビューを行うので、それを見にニューハンプシャー州ポーツマスに行きます。そのまま、週末はニューハンプシャー州とバーモント州を周る予定です。

(写真は、昨日の午後から作業をしている図書館から見たラドクリフ・ヤード。ハーバード大学の女性版?だったラドクリフ・カレッジがあった場所です)

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アマースト・カレッジ散策♪

2006-09-26 | 
ボストン(Boston)3日目です。

話が戻るのですが、おとといの午後ボストンに来る前に寄ったのが、マサチューセッツ州アマースト(Amherst)。ノースアンプトンから車で20分ほど北東にある、アマースト・カレッジ(Amherst College)を抱えるカレッジ・タウンです。アマースト・カレッジは、大学院を持たない小さなリベラル・アーツ系の大学で、レベルが高い名門校。Holyoke Range と呼ばれる山並みを眺望できる抜群の環境と、小さくてお上品なアマーストの街並みとも相成って、いかにも「ニュー・イングランド地方にある名門カレッジでござい」という雰囲気でした。


(1946年に設置された第2次世界大戦のメモリアルからの眺望)

アマースト・カレッジは、同志社大学(京都)の創立者である新島襄の出身校でもあります。幕末の鎖国時代、日本人の海外渡航が禁じられている中で密航し、あるアメリカ人の援助を受けてアマースト・カレッジを卒業して明治維新後に帰国し、同志社を創立したようです。アマーストと同志社は姉妹校関係にあり、アマースト・カレッジのキャンパスには有志園という名の日本庭園(写真下)があります。ちなみに、2008年度の大河ドラマの舞台は幕末だそうですが、新島襄も大河ドラマのいい題材になりそうですね。でも、ある特定の学校創立者を題材にするとその学校の宣伝になってしまうので、公共放送としては好ましくないのでしょう。福沢諭吉や大隈重信の場合も、またしかり。





ちなみに、アマースト大学出身者には内村鑑三、「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士、それに、日本史研究の第一人者でマサチューセッツ工科大学教授のジョン・ダワーなどがいるようです。

アマースト・カレッジを訪れたのは、日曜日の朝8時。静かなキャンパスを存分に堪能しました♪


(ノースアンプトンとアマーストをつなぐサイクリング・ロード。もう一日長く滞在できたなら、この道を自転車で走りたかった!)

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ハーバード大でもおバカ!?

2006-09-26 | 
うーん、ついに来てしまいました。泣く子も黙る(?)、あのハーバード大学です。いくら資料集めのためとはいえ、わたしのようなおバカがハーバード大キャンパスに入っていいものなんでしょうか?

緊急事態発生!キャンパス内におバカ発見!直ちに排除せよ!

な~んて連絡が警備員に伝わってつまみ出されるかも・・・。な~んてドキドキしながら、恐る恐るキャンパスに足を踏み入れてみました。

しかも今回利用するハーバード大図書館の一つは、ビジネス・スクール。「ハーバードMBA」という将来の金銭的な成功が約束されたエリートがぞろぞろいるのです!う~ん、何とかしてお近づきになって、将来玉の輿に乗れないものだろうか・・・。伴侶には身を削って働いてお金をう~んと稼いでもらって、わたしは専業主婦/夫。う~ん、いいですねぇ~!(←これがあんたが描く、「Life is good.」?)

玉の輿は無理だとしても、今回のハーバード大での経験は将来悪用(?)できそう。例えば選挙に立候補して、

ハーバード大学にて研究経験あり!

な~んて宣伝すると、いかにもハーバード大に所属していたみたいで、おバカでミーハーな庶民(←あんたもね)の票を集められるはず!これも学歴詐欺?

まあ、冗談はこれくらいにして(でも半分本気)、今週はハーバード大でアカデミックな雰囲気にどっぷりつかると、自分のおバカ度が少しはかも!?

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ノースアンプトン満喫♪

2006-09-24 | 
オルバニーを今朝バスで出発し、午後1時にマサチューセッツ州中部のノースアンプトン(Northampton, Massachusetts)に到着しました。『アメリカ新上流階級 ボボズ―ニューリッチたちの優雅な生き方』が、「ボボズ」が多く生息するラテ・タウン(Latte Town)の一つに挙げた町です。(ラテはボボズ御用達?)ベジタリアン・フレンドリーな町でもあります。


(ランチで食べた、オレンジ・モドキ肉チキン&玄米。何茶か分からなかったけれど、食後はやっぱりお茶!)


(夕食で食べたココナッツ・ミルクのカレー&玄米。ノースアンプトンは食の質が高い)

この町にはまた、名門女子大スミス・カレッジ(Smith College)があります。現代女性運動が起きるきっかけになった『The Feminine Mystique』(1963年)の著者だったBetty Friedanさんの出身校であり、同じスミス卒業生にインタビューして書いたのが『The Feminine Mystique』。ちなみに、現在のノースアンプトンは同性愛者(特にレズビアン)が多いことでも有名です。色んな意味でリベラルな町だと言えるでしょう。


(スミス・カレッジのキャンパス内で。この川沿いに、緑に囲まれた遊歩道があります)

ノースアンプトンのダウンタウンは評判どおり、トレンディーで個性的なレストランやギャラリーが立ち並んでいて、洗練されているけれど肩が凝らない感じが


(ダウンタウンにあるヘンプ・グッズ専門店、「The Hemptest」。シェークスピアの『The Tempest』にかけているのでしょう。とても洗練された雰囲気の店でした。ダウンタウンには、やはり洗練されたフェア・トレードの店もありましたね。このような店を日本人感覚で「お洒落」というのでしょう。ヒッピー系が嫌な人でもこのような店なら入れる!?ちなみに、ヘンプ専門店はイサカにもありました)

明日は午前中、ノースアンプトンの近くにあるアマーストに行き、午後はボストンに移動する予定です。

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シェイカー・ビレッジ&ノーマン・ロックウェル美術館訪問♪

2006-09-22 | 
昨日予告したとおり、シェイカー・ビレッジ(Hancock Shaker Village)とノーマン・ロックウェルの美術館(Norman Rockwell Museum)に行って来ました。どちらとも、ニューヨーク州との境に近いマサチューセッツ州にあります。景色がいい所にあって心が洗われるようでした♪

Shakers(シェイカー教徒)はアメリカ北東部を中心に、自分たちだけのコミュニティをいくつか形成したキリスト教の一派(と言うよりセクト?)。19世紀前半の全盛期には4千人ほどの信者がいたそうですが、今ではメイン州にコミュニティが残っているだけだとか。わたしが今日訪れたハンコック・シェイカー・ビレッジは、1960年代まで実際にシェイカー教徒が住んでいましたが、その後現在のような一種の博物館になって一般人に開放されています。

シェイカー・ビレッジ訪問は、今回の旅行の一つのハイライト。何年か前にある日本の雑誌でこのビレッジの事を知って以来、いつか訪ねてみたいと思っていた場所です。で、感想は?期待以上に良かったです!建物にしろ外の景色にしろ、どこを取っても絵になる!ちなみに、上の写真はダイニング・ホールで撮影。シンプルな建物&家具&家財道具がわたしの琴線に触れまくり!!

(1826年に建てられた丸い納屋。当時の「state-of-the-art」、先端技術を駆使していたとか)

シェイカー・ビレッジで5時間以上過ごした後、ノーマン・ロックウェル美術館へ。ノーマン・ロックウェルは、20世紀のアメリカを代表するイラストレーター。下の画像に見覚えがある人も多いのでは?ロックウェルが晩年25年間を過ごした町がシェイカー・ビレッジから車で30分ほど南にあり、そこに美術館があります。ニュー・イングランド地方にある小さな町の典型という感じで、チャーミングな町です。





シェイカー・ビレッジもノーマン・ロックウェルも、旅行が終わってから詳しく書きます。明日はオルバニーの北にあるサラトガ・スプリングに行って、温泉体験!

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「世界貿易センター展」見学

2006-09-21 | 
オルバニーでの作業を昼間終了し、ニューヨーク州立図書館と同じ建物に入っている博物館へ。特別展示の「チョコレート展」、それに「世界貿易センター展」を見学しました。後者では、9/11で崩壊した世界貿易センターの瓦礫の中から出てきたビルの柱、衣服、お土産品、それに押しつぶされた消防車などを展示していました。5周年を迎えたばかりだからか、多くの展示品のそばに花が添えられていました。

明日はマサチューセッツ州に入って、楽しみにしていたシェイカー・ビレッジと、イラストレーターのノーマン・ロックウェルの美術館を見学する予定です。シェイカー・ビレッジって何?ノーマン・ロックウェルって誰?明日説明します。

(写真は、9/11で犠牲になった多くの消防士を鎮魂する銅像。州議事堂の近くにあります)

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オルバニーです♪

2006-09-20 | 
昨日からニューヨーク州の州都、オルバニー(Albany, New York)に滞在しています。今のところ、少なくとも明後日まではオルバニーにいると思います。色々書きたいことはあるのですが・・・、ここで利用しているニューヨーク州立図書館で9時から5時まで作業していることに加え、バスのスケジュールの都合で朝型の生活を送っているので、早く寝ます。まずはご報告まで。

(写真は、ニューヨーク州議事堂。ヨーロッパのお城みたいに見えるのは、ニューヨーク州はイギリスの植民地だったから?)

イサカを満喫♪

2006-09-18 | 
昨夜は夜7時から朝8時まで13時間たっぷり寝て、今日はイサカの街&コーネル大キャンパスを歩き回りました。丘稜地帯にある場所なので坂が多い!いい運動になりました。



で、全米屈指の美しさと言われるコーネル大キャンパスの感想は?キャンパス西側にある時計台(写真一番上)や、その周辺は確かに美しいと思ったけれど・・・、キャンパス中心部は普通かな、と思いました。キャンパス自体よりも、キャンパスがある環境がゴージャスです。写真上が、時計台からの眺め。パノラマでお見せできないのが残念!写真下が、噂に聞いていたキャンパス内にある滝。キャンパス正門(だと思う)を入ってすぐ、遊歩道付きの渓谷があります。滝の周りはマイナスイオンが多いと言われるように、確かに清々しい!ただし緑は、「お肌がお疲れ気味の松嶋菜々子」状態でしたが・・・。紅葉の時はもっときれいでしょうね。とは言ったものの、この渓谷に架かる橋から飛び降り自殺をする勉強に疲れたコーネル大生がいる、という噂を聞きました・・・。




(渓谷で勉強していたコーネル大生?勉強に疲れて自殺しないでね♪)

ちなみに今日の夕食は、昨日も利用した生協で、昨日も食べた味噌野菜スープ&オーガニック・オレンジの絞りたてジュース&ガーデン・バーガー(写真下)。ガーデン・バーガーは、これまで食べたガーデン・バーガーの中で一番でした。毎朝7時に開店するその生協。明日の朝8時前にバスでイサカを出発する前に、そこで朝食を食べれるのがうれしい!



明日はシラキュース乗換えでニューヨーク州の州都、オルバニーに向かいます。午後1時過ぎに到着したら、そのままニューヨーク州立図書館に直行する予定です。


(イサカのダウンタウンで撮影した夕焼け。よく歩いてよく食べた一日でした♪)

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イサカに到着♪

2006-09-17 | 
定通り朝9時半頃、ニューヨーク州イサカ(Ithaca, New York )にバスで到着しました。イサカに着く30分くらい前に目を覚ますと、いかにもupstate New York(ニューヨーク州北部や北西部)らしい牧歌的な風景が広がっていて感激しました。「ニューヨーク=マンハッタン」だと思いがちだけれど、自然派にはupstate New Yorkがお勧めです。上の写真は、イサカに到着する直前にパチリ。湖(?)でボートを漕いでいたのは、コーネル大のボート部か?アイビー・リーグの大学のボート部っていうと、エリート中のエリートって感じですね~。



イサカに到着してさっそく嬉しかったのが、バス・ターミナルの横に生協(food co-op)があったこと(上の写真)。またハード・ケースを引きずりながら、さっそくこの店をチェケッター!この生協特製のタンクトップを甥に、Tシャツを自分用に購入。両方ともアメリカン・アパレル製です。そして朝食に、豆腐スクランブルと味噌野菜スープを(下の写真。使い終わったカップは堆肥に)。特に、スープに昆布が一杯入っていたのが。こういうのを食べると、胃も気持ちも落ち着きます。



市街から離れているモーテルに昼間チェック・インして、今日はそのままここにいることにしました。イサカの街とコーネル大学のキャンパス散策は、明日の楽しみに。昨夜はバスで仮眠を取っただけなので、今日はベッドでゆっくり寝ます。今回のモーテルはバスタブが付いていないのが残念だけれど・・・。

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名物の葡萄を堪能♪

2006-09-16 | 
午前中にシャタークワで作業を終えました。ビクトリア朝の雰囲気を堪能し、わたしまでお上品になった気がします、オホホ。(←ふっ、気休め)シャタークワを出る前に、まだ見学していなかった図書館に寄ってみました。入り口の真正面にあった階段がエレガントだったこと(写真下)!以前も言ったように、これからの建物は、洒落た階段を目立つ所に設置してほしいですね。



午後早くペンシルベニア州エリーに戻って来ました。ダウンタウンでちょっとしたファーマーズ・マーケットがあっったので、農薬を散布していないことを確認してから葡萄を購入(写真一番上)。葡萄はこの辺りの名物で、ワイナリーも多いです。甘くて素朴な味が。やはり食べ物は、土で生産された味がするものに限る!モーテルでチープな朝食を今週2回食べたけれど、果物も含めてどれも工場で生産された味だった・・・。旅行中は贅沢言ってられませんけどね。

今、エリーのダウンタウンにあるスターバックスにいます(コーヒー・ハウスはここしかない)。ここや、夜9時まで開いているショッピング・モールで過ごし、夜12時のバスでイサカに出発します。途中バッファロー(ナイアガラの滝への玄関口)とローチェスターで乗り換え、イサカ到着は朝9時半頃。寝不足必死だけれど、明日と明後日は週末でのんびり過ごすので平気です。全米屈指の美しさと言われるコーネル大学のキャンパスや、評判のいいカレッジ・タウンであるイサカの街を散策するのが楽しみ!

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シャタークワでビクトリア時代のアメリカを堪能♪

2006-09-15 | 
昨日から明日まで3日間、ニューヨーク州シャタークワ(Chautauqua, New York)に滞在しています。風光明媚で知られるupstate New York(ニューヨーク州北部や北西部)にある町らしく、周りはなだらかな丘稜地帯で牧歌的な風景が広がっています。ペンシルベニア州エリーから車で30分の所に位置するシャタークワ。シャタークワ湖畔に位置しています。この湖、地図で見ると小さいけれど実際見ると結構大きく、近くにはアーミッシュのコミュニティもあるようです。


(シャタークワ湖畔にある時計塔。15分毎にきれいな音色を奏でます。昨日から雨模様)

シャタークワは1874年、2人のメソディスト信者が、日曜学校の教師養成を目的にこの地にサマーキャンプ(?)を開設したのが起源(例えば、青山学院がメソディスト系。)その後すぐ、文学や時事問題などの一般教養から音楽を含めた芸術まで教育の領域を広げ、中流階級のアメリカ人が夏の間にレジャーを兼ねてシャタークワに集まって来るようになったそうです。多くの宣教師も生み出したようで、日本に来た宣教師の中にもシャタークワ経験者がいたのでは?

冬は深い雪に覆われるシャタークワは、別名「Summer City」と呼ばれたようで、今でも夏の間はマンハッタンよりも人口密度が高くなるのだとか。避暑地として、例えば発明王エジソンなどが夏の間シャタークワを訪れていたそうです。


(この建物は郵便局。わたしが今まで見たアメリカの郵便局の中で、一番洒落ています。すでにハロウィーンの飾りつけがしてありますね)

シャタークワという町の大部分を占めるのが、シャタークワ協会(Chautauqua Institution)。そのシャタークワ協会の敷地に足を踏み入れてみると・・・、まさにビクトリア時代のアメリカ!わたしが昨晩宿泊した民宿は1880年代に建設されたように、100年以上の建物がごろごろしていて道が狭く、町全体が19世紀の雰囲気を保っています。とは言ったものの、隠居生活所かと思ったほど住んでいる方は年配者が多いです。多くの仕事は夏限定だし、若い人が住むには退屈かもしれません。


(これまた、エレガントなおうち)


(昨晩宿泊した民宿。1880年代に建てられた建物で天井が狭く、質素な作り。13時間たっぷり寝ました)

明日までシャタークワにある文書館で作業をし、明日の夜にはコーネル大学があるニューヨーク州イサカに移動する予定です。

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中西部から東部へ♪

2006-09-13 | 
今日の午前、ペンシルベニア州エリー(Erie, Pennsylvania)に到着しました。ここからちょっと南西に行くとオハイオ州、北東に行くとニューヨーク州という、ペンシルバニア州北西部の末端に位置する町です。明日の朝ここでレンタカーを借り、50キロほど離れたニューヨーク州シャタークワという町に行くのが目的です。

今晩の宿はまたモーテル。昨晩はバスの中で仮眠しただけなので、今夜は風呂に入ってたっぷり寝ます。さっきスーパーで購入した、ラベンダーのバブルバスの素を使用するのが楽しみ!

(写真は、エリーの街中をひっきりなしに走っているトロリー・バス。無料です。バス・ターミナルからダウンタウンまでこれに乗って行けたのが

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シンシナティにP&Gができたわけは?

2006-09-12 | 
インディアナ州インディアナポリスでバスを乗り換え、昨日の夜遅く、オハイオ州シンシナティ(Cincinnati, Ohio)に到着しました。今日の午後2時間、シンシナティ歴史博物館付属図書館で資料集めをし、用事は終了。その後は歴史博物館を見学しました。

シンシナティ発祥の有名企業といえば、Procter & Gamble。日本ではP&Gとして知られていますね。石鹸などを生産・販売しているProcter & Gambleが、1837年にシンシナティで設立された大きな理由が、当時シンシナティは豚肉生産の中心地であったこと。豚肉生産過程においてラードが副産物として発生し、それを石鹸に使用したから石鹸の大量生産が可能だったそうです。豚肉産業が盛んだったから石鹸の生産も盛んになった・・・。こうしてどんどん産業が発展し、それにつれてヨーロッパからの移民や東部から移ってくるアメリカ人も多くなり、都市化していったわけですね。



そんなシンシナティは、オハイオ川をはさんでケンタッキー州と隣合わせ。今日の午前中、橋を歩いてケンタッキーまで渡ってみました。ワイヤーのロープをたくさん使った写真の橋、ニューヨークにあるブルックリン・ブリッジと似てると思ったら、やはり設計者は同一人物でした。この橋の方をブルックリン・ブリッジよりも先に設計したそうです。この橋は1850年代に着工されたけれど、南北戦争中(1861年~65年)中断され、戦後に完成したとか。ちなみに、写真の背景にある建物はケンタッキー州側です。

シンシナティは今日だけの滞在。今夜午前1時45分発のバスで、クリーブランド乗換えでペンシルバニア州エリー(Erie, Pennsylvania)に向かいます。文字通り五大湖の一つであるエリー湖に面したエリーに着くのは、明日の朝10時過ぎ。宿代節約のため、できる限り夜に長距離移動してバスの中で睡眠も兼ねようと思っています。オハイオ州にある全米最大(人口数で?)のアーミッシュ・コミュニティを朝5時前後に通過するようですが、恐らく夢の中でしょう・・・。

今は午後9時。ダウンタウンにあるスター・バックスに来ています。オープンしている11時までここでコーヒー一杯で粘ってから、タクシーでホテルに戻ってハード・ケースを受け取り、そのままバス・ターミナルに向かいます。今回は、ハード・ケースを宿泊先のホテルに預けられました!

(記事一番上の画像は、シンシナティ歴史博物館がある場所から見たシンシナティのダウンタウン。アメリカ国旗を半旗にし、9/11の5周年に追悼の意を表しています)

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リンカーン大統領ゆかりの地で、ハード・ケースをずるずると・・・

2006-09-10 | 
今朝早くバスでセント・ルイスを出発し、昔のルート66を北上してイリノイ州スプリング・フィールドにやって来ました。イリノイ州文書館での作業は30分ほどで終了し、街中にあるカフェに来ています。

リンカーン大統領ゆかりの地、スプリング・フィールド。大統領になる前の弁護士時代をこの地で過ごしたのでしたっけ?写真上の昔のイリノイ州議事堂は、リンカーンがここで生活していた時代のものだと思われます。


(写真の州議事堂の前にあった、リンカーン親子?の銅像)

リンカーン博物館などを見学し、今日一日この町でゆっくりするのもいいかなと思ったのですが・・・。ハード・ケースを持ち、と言うより引きずって歩いてるんですよね~。今日の夕方、イリノイ大学があるシャンペーンに向けてまたバスに乗って出発する、つまり、この町には宿泊しないのでホテルに荷物を預けるということができず・・・。バス・ターミナルにあったコイン・ロッカーにはハード・ケースがでか過ぎて入らなかったし、チケット・カウンターに「夕方またバスに乗るまで、荷物置いってっちゃダメ?」と聞いてみたけれど、当然×。

さっき、イリノイ州資料室からこのカフェまで、普通に歩いたら5分か10分くらいの距離だと思うけれど、ハード・ケースを引きずって歩いたら遠い!ハード・ケースを引きずって歩くという不便も、旅をしている実感はあるけれど・・・。

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ゲートウェイ・アーチの下で、宇宙人と交信!?

2006-09-08 | 
セント・ルイス5日目&正真正銘の最終日です。

昨日、ゲートウェイ・アーチ(Gateway Arch)がある公園へ行って来ました。セント・ルイスのシンボルになっているゲートウェイ・アーチ。1804年にアメリカ第3代大統領、トーマス・ジェファソンが派遣したルイス&クラーク探検隊が、太平洋を目指してセント・ルイスを流れるミズーリ川を出発したのを記念し、1968年に建立されたこのモニュメント(ミズーリ川はミシシッピ川の支流)。ここが西部への入り口(gateway)だということを示しています。このような巨大建造物は、近くに行って見るよりは遠くから眺めてるほうがいいんだろうなと思ったけれど、アーチがある場所はミシシッピ川に面した公園になっているので、散歩するのもいいかなと思って行ってみました。

で、ゲートウェイ・アーチ自体には期待せずに行ったけれど・・・。が、アーチの真下からアーチを見上げると、松田聖子ではないけれど「ビビビ!」と来るものがありました。もしかして、神と交信した?と言うより、このモニュメントの形って、神とではなくて宇宙人と交信できそうですね。

ゲートウェイ・アーチ、真下から見上げると圧倒されました。ステンレスでできた、高さ192メートルのアーチ。一見地味でシンプルな形だけれど、と言うよりだからこそ、非常に力強い。さすが、西部開拓の始まりを記念して作られただけあります!



トラムに乗ってアーチの頂上まで行けます。高さ192メートルからの眺めは絶景です。


(ここがアーチの頂上。ガラス窓から絶景が楽しめます)


(アーチの頂上から東側を。真下に見えるのがミシシッピ川。平原はイリノイ州になると思います。さすが中西部、山が全く見えない!)


(こちらは西側、セント・ルイスのダウンタウン。中央に見える緑色の屋根の建物は、元裁判所。1861年に始まった南北戦争の一原因として必ず挙げられ、1857年に最高裁判所が判決を下した「Dred Scott裁判」は元々、1846年にこの裁判所から始まったのだとか)

ゲートウェイ・アーチはダウンタウンの東側にあるので、アーチの背後から昇る朝日がです(記事一番上の写真)。

セント・ルイス、住みたいとは思わないけれど、こうして旅行で何日か滞在するのは良かったです。明日はイリノイ州の州都、スプリング・フィールドに移動します。

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