
私と同門で大学の後輩でもあるHさんの作品です。
論語より
歳寒、然後知松栢之後彫也。
歳(とし)寒くして、然る後に松栢(しょうはく)の彫(しぼ)むに後(おく)るることを知る。
冬が近づく頃になってはじめて、
松や桧がまだ葉を残している事に気が付くことができる。
人間も日頃からイザという時に備えて
怠りなく励むことが肝心だと孔子は教えています。
Hさんの作品は、ほとんどが論語。
私のようにあちこちの題材をつまんでいるのとは違い、
信念の強さを感じます。
また、その作風は、とても個性的で高貴な趣があり、
凡人には真似することがができません。
気さくな反面、知性に富み、高いメンタルの持ち主で、
私は、二つ年下の彼女を目標とさせてもらっています

現日会代表書家展part3も、いよいよ本日が最終日。
会期中、お天気に恵まれ、銀座の賑わいと共に
たくさんの方にご来場をいただき、
有難うございました

今日は片付けが終わったあと、懇親会です。
出品者の皆様と、一杯やるのが楽しみです
