忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

晴れている・・・

2018-09-30 11:01:19 | 日記
台風24号の影響により、
激しい暴風雨が心配される本日、

昨日の段階で、
本日の午前・午後のお稽古中止を決定し、
皆さんに連絡したのだけれど、
今朝は晴れている・・・



あ~~~
お稽古できたのになぁ~

今晩は、確かに台風が来るようです。
車が飛ばされないように、
ペットボトル6本と古新聞載せて置いたわ


またもや台風

2018-09-26 14:04:31 | 日記
秋雨前線の影響で、ぐずついたお天気が続いています

我が家は、9月初めから屋根のペンキ塗りや外壁補修をしていて、
足場が組まれ、すっぽりとカバーが掛かった状態でした。

その間、洗濯物は外には干せず、部屋干し状態。
家の中がじっとりとしていました。

雨の影響でなかなか工事が進まなかったのですが、
昨日まででやっと終了し、今朝は足場を解体して、すっきり明るくなりました。

来週初めには、またもや大型で非常に強い台風24号が
接近とのこと。
被害がないとよいのだけれど・・・

さて、6月の台風の時期に書いていた「風神雷神」を2点表具しました。
作品制作の様子は、以前ご紹介しましたが、
出来上がりは、こんな感じです。



一つはパネル仕立てとし、第27回書展 グループ墨花へ出品しました。


もう一つは掛軸として、9月8日からの日光東照宮奉納美術展覧会に出品しました。

写真は日光へ送る前に自宅で撮影したものです。

日光の展覧会を観に行く予定だったのですが、
諸般の事情により行かれず、
東照宮への参拝は叶いませんでしたが、

八百万の神様にお願いしたいです。
自然災害が少なくなりますようにと。

そして、これまでの自然災害で被害にあわれた多くの方々が、
早く元気になってくれますように。






新面目

2018-09-22 11:29:08 | 書道
義母が亡くなってから96歳の義父を心配して
主人がしばらく京都暮らしをしていたのですが、
昨日、横浜へ帰ってきました。

主人のいない間は羽を伸ばし放題だった私ですが、
久しぶりの帰宅に安心したものの、
何となくぎこちなく、いそいそと身の回りの世話をしたり、
家事を頑張ってみたりしています。

多分一日経てば、また元のほったらかしの生活に戻るのでしょう。
夫婦がしばらく離れているのも、
再会した時に相手のことを気遣う新鮮な感覚があってよいものです。




會津八一の書「学規」です、
大正3年(1914年)、會津八一は当時教えていた私塾の学生たちが
心がけるべき規範として、「学規」を自筆で示したそうです。

一、 ふかくこの生を愛すべし
一、 かえりみて、己を知るべし
一、 学芸を以って性を養うべし
一、 日々新面目あるべし
  秋草同人(会津八一の雅号)


特に四つ目の「日々新面目あるべし」がいいですね。
日々、新たな目標を掲げて、
成長し続けなさいということだろうと思います。

書道の世界において、「臨書」というものは、
自己の基盤を作る上で必須のものですが、
頭の固い方々は、臨書は古い時代の優れた作品を規範としなければ、
臨書とは言えないと言われます。

會津八一は、昭和31年まで生きた人で、
早稲田大学の仏教美術の教授であったり、
歌人であったり、書家であるという多才な方です。

書道の長い歴史の中で、そんな新しい人の作品を手本として書くのは、
「臨書」と言えるのか?
いろいろな見解があると思うのですが、
私にとっては、會津八一が学生を思い、
そして八一自身の戒めとして書いたとされるこの「学規」に共感し、
真似をして書いてみたいと思ったのです。

左右の上にシミがある紙に書いたので、
古めかしい感じになりましたが、
これを書くことによって、
「新面目」を得たように思います。

無駄足の一日

2018-09-17 22:45:46 | 日記


今日は敬老の日。

今年70歳になった主人に、
町内会から長寿のお祝いと紅白饅頭が届いた。
70歳で長寿?
まだまだ頑張ってもらわなければならないのに。
高齢者の仲間入りはまだ早いと
いうのが本音ですが、
折角町内会の役員さんが届けてくださったので、
有難く頂戴いたしました。



先週から振り込みがたまっているので、
銀行や郵便局に行かなければと思っていて、
今日は良いお天気なので、通帳と振り込み用紙をもって、
港南台の駅前まで歩いて出かけました。

銀行の入り口か閉まっている・・・
今日は祭日だということを、銀行の入り口で初めて気づきました。

仕方がないので、振り込みは後日とし、
近くのローソンまで行って、
切手だけ買って、郵便のみ投函して家へ戻りました。

戻ってしばらくすると、
突然スマホの電源が入らなくて・・・
どこを押しても動かない。

これは急いで対処しなければと
再び港南台駅前のソフトバンクショップへ。
対応してくれた女性が、
「充電が切れています」
「えっ昨日充電したはずだけど」
「充電器が壊れているのでは?」と。
とりあえず、スマホに異常がなくてよかったけれど、

今日は2回も港南台へ通い、
何だか虚しい結果に終わりました。

成果は万歩計が9500歩になって、
少しはダイエットできたかな


昭和の女

2018-09-16 01:01:38 | 日記

「やは肌の あつき血汐にふれも見で さびしからずや道を説く君」
 

依頼されている書道雑誌の手本として書きました。
皆さんに書いてみたいと思っていただけるよう
心掛けています。

今回は仮名風な詩文書で、少し連綿を使ってみました。
女性的な流麗さで、情熱的な与謝野晶子の歌に挑戦です。


私のこの柔肌に流れる
熱く燃えたぎる血潮に満ちた身体に
触れようともしないで、
あなたは人の道を説いていらっしゃいますが、
それでさみしくはないのですか?
という歌の意味ですが、
明治の女性としては革新的な
晶子の率直な気持ちを詠っています。

明治の時代、
女性が男性に恋心を告白するなんて、
もってのほかでした。

大正、昭和、平成と時は移り、
来年は新しい年号に変わります。

現代の女性は活発になりましたが、
「昭和の女」の私としては、
明治は遠くなっても、
女性の奥ゆかしさは、
美しさの一つだと考えています。

と言う私は、ちっとも奥ゆかしくなんて
ないのですが・・・