忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

古い紙幣

2013-05-30 18:14:07 | 日記
例年より早い、梅雨入り宣言。
降っているのか? これから降るのか?
はっきりしないお天気です 

6月を前に、衣替えを兼ねて、押し入れの整理を始めました。
すると、古いバックの中から、汚いお財布が出てきました 
捨てる前に中身の確認をしたところ、
ムフフフフ 

出てきました
古いお金 



伊藤博文さんと岩倉具視さん。
しかも10人もいらして。。。

伊藤さんは昭和51年まで。
岩倉さんは昭和60年までご活躍だったとのこと。

まさに「棚からぼたもち」
いえ、「押入れから金もち」

ネットでこれって価値が上がっているのかしら?

と、調べたところ、大して上がっているわけではなく、
今でも普通に使えるようです。

でも、欲張りな私ですから、
もう十年ぐらい寝かせておいて、
少し価値が上がるまで、
待ってみましょうか。。。
でも、その前に物価の方が
上がってしまいそうですね。



衣かえも無事終わり、押し入も綺麗さっぱりと片付きました。
しかし、
押し入れに入っていたものが、部屋に散らかっている 

またまた家族から批難の嵐がきそうです。



追記 紙幣をブログにそのまま載せると、法律に触れるようなので、「ブログ用」という文字を入れました。



現日書展にむけて

2013-05-29 00:10:09 | 教室
先日の上大岡でのお稽古に、
Aさんが、タブレットを持ってこられて、
私のこのブログを広げられました

すると、Aさんの周りに全員が集まり、口々に、
「孫に出してもらって一度見たけど、自分だけではなかなか見られない。」とか、
「主人に出してもらったけど、自分ではどうやって探すのかわからない」
と、おっしゃっていました。

このブログをいち早く見ていただく方法は、
「忘己利他 gooブログ」で検索していただくと、
一発で出てきます。

検索で出てきたら、
「お気に入り」に入れていただくと、
次からはすぐに出ますので、
度々ご家族の手を煩わさずに済みますね



このところ、夏の現日書展の作品作りに、
出品者は頑張っておられます。

決して全員が出品するわけではありません。

出品しなさいと、無理には申しませんが、
目標を持つことは、上達の早道ですので、
臆することなく、できるだけ積極的にとお薦めしています


空海の風信帖を書かれたAさんの作品です。
初めての原寸臨書にもかかわらず、見事です

 


空海が最澄に宛てた手紙 3通です。
一通目の書き出しが「風信雲書…」で始まることから、風信帖と名付けられています。
空海は、真言宗を開き、弘法大師とも呼ばれます。
平安時代の初期、橘逸勢・嵯峨天皇とともに「三筆」と呼ばれ、優れた書家として名を馳せた一人です。
この風信帖は、三通それぞれ趣が違い、懐が広く重厚感があり、手紙には珍しくゆっくり書かれています。
かつて実物を見たことがあるが、とても平安時代から長い年月経ているとは思えないほど、その立体感に感動しました。


粘葉本和漢朗詠集(でっちょうぼんわかんろうえいしゅう)を書かれたTさんの作品の部分です。




平安後期の優れた3人の書家を、初期の三筆に対して「三蹟」と呼び、
その一人藤原行成が書かれたと言われていますが、定かではありません。
気品があふれ、漢字と仮名が見事に調和し、料紙も実に美しい。
仮名の古典は、「切」といって、部分的にしか残っていないものが多いのですが、
これは、上下2冊に分かれ、見事に完本で現存しています。

Tさんは、昨年からこの作品を書き続けておられ、
上巻下巻ともに全て書かれました。、
そのうち今回は下巻のお得意な部分を書かれています。
半壊紙1枚書くのに約1時間。今回はそれを12枚書かれる予定ですが、
ここ数週、お稽古のたびに1セット12枚の新作を持ってこられます。
凄い努力に脱帽です

教室の皆さんの頑張りに、
私も背中を押され…
やっと草稿ができました





ありがとう

2013-05-27 18:06:29 | 言葉
昨年末の書TENというグループ展にて、「ありがとう」というお皿を展示したところ、
沙於里さんより欲しいとのご連絡をいただき、
展示品はすでに依頼品であったため、書き直しました。

そのお皿が出来上がり、沙於里さんにお届けしたところ、
母の日にお母様にプレゼントされたとのことで、
ブログにご紹介くださいました 



写真は沙於里さんのブログより拝借

すると、コメント欄にある方より
「ありがとう」を2行で書く際は
「あり」+「がとう」ではないか?
と、ありました。

語源を調べてみると、
確かに…
有ってほしいと望んでも有ることは稀である
「有り」+「難い」と稀なことを喜ぶ気持ちから
「ありがとう」と感謝を表す言葉となったと書いてありました。

しかし、こういう話も…
「有ってはならないことが起こることも、「有り」+「難い」であって、
稀に起きる大地震や津波、竜巻などは、有ることを望むものではありません。

先日のアメリカの竜巻の被害は凄かったですね。
自然は私たちに癒しもくれますが、恐怖も与えます。

私たちは、「ありがとう」という言葉を
頻繁に使います。
一人では生きられず、
日々、いろいろな人に感謝し、
周りの方に助けられていることを
自覚しているからです。

「ありがとう」と何度も言える自分を
幸せに思います 

そう、「ありがとう」のルーツを考えれば、
「あり」「がとう」と書くべきだったかもしれません。

でも、私は…
昔よく言った、蟻が十匹で「ありが とう」のほうが
有ってはならないことが起こらないような気がするので、
ほっとします。 



絵手紙講習会

2013-05-26 18:04:53 | 教室
5月も最終週。
汗ばむ季節を迎えます。

夜、パジャマは長袖か半袖か?
布団は夏掛けか、まだ毛布?
などと、悩みながらベッドに入ります

今日は麗川会主催、「絵手紙講習会」のお知らせです。
年に2回、友人の沙於里先生を講師にお招きして、
麗川会会員の皆さんを主体に絵手紙講習会を開催しています。

麗川会の会員ばかりでなく、知り合いで参加したい方がいらしたら、是非ご一緒にと声をかけています。

今回のテーマは「山頭火の句を書く」

半紙に文字を書くだけでは、ちょっと寂しいので、それに絵を添えられたら…
ということで、先生には6月にちなんだ俳句を選んで、
どなたにでも、簡単に書ける書き方を教えていただきます。





これは、沙於里先生の作品です。


講習会は以下の日程で行います。

すでに参加申し込みを多くいただいていますが、
若干名お席に余裕がありますので、
もし、ご希望の方がいらっしゃいましたら、
以下へ希望の教室番号を記載してお申し込みください。

教室の席に余裕がない場合は、お断りすることもありますので、
ご了承ください。



①6月22日(土) 午後3~5時   神奈川県地域労働文化会館2階会議室
                    横浜市営地下鉄 坂東橋下車 1A出口より徒歩3分

②6月29日(土) 午前10~12時  港南区民文化センターひまわりの郷
                    京浜急行・横浜市営地下鉄 上大岡駅下車
                     ウィング(ゆめおおおか中央棟)4階
                        
③6月29日(土) 午後1時~3時  磯子区民文化センター杉田劇場会議室
                    JR新杉田駅前 ラビスタ4階
                    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。

④6月29日(土) 午後3時~5時  磯子区民文化センター杉田劇場会議室
                    JR新杉田駅前 ラビスタ4階
                    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。


半紙、筆、顔彩などの用具用材は、すでに持っている物があったら、お持ちください

【その他 準備いただくもの】
① 水入れ(ブルガリアヨーグルトの容器などでもOK)
② ぞうきん
③ 墨汁
④ 墨汁用の入れ物(ヨーグルトの蓋でもOK)
⑤ 半紙用の下敷き
⑥ 新聞紙
⑦ はがきに押す雅印(持っている方は印泥)

【問い合わせ】   麗川会のメール reisenkai★goo.jp

(問い合わせは、★を@に変えてください。)






フェイスタ。2013 夏はすぐそこ

2013-05-25 00:18:42 | 日記


週刊朝日という雑誌に掲載されている山藤章二さんが主宰されている似顔絵塾の展覧会です。

「フェスタ」ではなく「フェイスタ」なのですね。

このはがきの作品も、ユニーク過ぎます。

強烈なデフォルメ、風刺が効いていて、どこかとぼけている…

とにかく面白いのです 


20日から会期は始まっていて、26日の16:00まで。

会場は、東京駅地下街のギャラリー八重洲





実はこの山藤章二さんの塾生の一人に従兄弟がいます。

本業はとても固く責任ある職業なのですが、本業とは、まるで関係ない才能も多く持っています。

昔ルービックキューブというのが流行りましたが、私なぞ一面揃えるのがやっとで…

彼がいとも簡単に六面揃えているのを見て、私とは「別の人種」と思いました。


残念ながら、今年はフェイスタに伺えそうもありませんが、

もし、東京駅方面へお出かけでしたら、覗いてみてください。