ぼたブログ

そんなもん、オマエ・・・

きらきらひかる

2005年03月19日 | テレビ
というドラマが98年の頭にやっていました。監察医務官の話です。
深津絵里・小林聡美・鈴木京香・松雪泰子の4女優に、柳葉敏郎らの競演という、当時もですが今考えても豪華な俳優陣に、
酔っ払いがホームに落ちるといったこまごまとした事件から、新米の成長という黄金パターン、女の友情、果ては阪神大震災に翻弄された人生の話まで、細かく詰め込まれていて、とにかくよくできたドラマでした。

音楽と違って、映像ではよく涙してしまうのですが、このドラマでもすごく泣きました。
第6話です。
主人公の知り合いの彼氏が、けんかして家を出た後すぐに原因不明の急死をとげ、その後に手紙が届くのですが、文面が乱れていて何を書いてあるのかわからない。
その死因と、手紙の文面を主人公らが探る・・・、
という話なのですが、とても切ない話なのです。

結局、内容は、彼氏のまじめになってやり直そうという決意だったのですが、
結果的に最後の手紙になってしまい、その思いを遂げることはできなかった・・・。
とまあ書いてみるとありがちっぽい話なのですが、
手紙の内容が判明するまでいたるまで紆余曲折と、「やくそくするよ」という
シンプルな言葉のストーリー上の意味など、非常によくできていて、
とにかく涙を誘わずにはいられない話でした。

本放送で泣き、ビデオで見返して泣き、と何度となく泣いている間に
ストーリーを思い返そうとするだけでじわっとくるまでになってしまいました。

で、去年再放送された時には、「あの話が来るぞー」と、自分の中で泣く気満々になっていたのですが、いざ見てみると、泣きませんでした。
最大涙量(?)を超えてしまったのでしょうか。(汗)
ただ、話としては今でも大大大好きな話です。レンタル屋さんとかにあったりしたら、ぜひぜひ見てみてください。

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