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TANAKAHAN日々思った事を綴ってみたりして

労働者の立場

2024-04-01 23:27:49 | Weblog

4月になってさらに日用品の値上げが増えた。近場で販売されていない商品は専らAmazonを使っているが、先月末から無料配送の購入価格が2,000円以上から3,500円以上に引き上げられた。これも一種の値上げと言える。ヤフコメ等を見ていると、「他のECサイトに乗り換えよう」とか、「配送員の荷物の扱いが雑」といった否定的な意見が目に付くが、時間指定しておいて不在といった客側の問題もあるし、膨大な荷受けによる配送員の負荷が大き過ぎる気がしていたので妥当だと思う。すぐに必要でなければ、3,500円相当になってからまとめ買いをすれば良い。庶民の立場なら少しでも安く買う方法を探りたくなるが、選択肢を増やすと管理が煩雑になってしまうし、通信契約にありがちだが、安い方に乗り換えた後、乗り換え前のキャリアがさらに値下げして逆に損する場合もある。こまめに乗り換える人には感心するが、私のような面倒くさがりには向かない。

節約術について世間で色々見聞きするが、日頃思っている事がある。少しでも物を安く買いたい気持ちはよく分かるが、物やサービスを安く提供する企業は必ずどこかにしわ寄せが及んでいるわけで、たとえば低賃金で働かされる労働者の負担だったりする。消費者が労働者の賃上げに貢献する事は難しいが、労働者の負担を減らす努力は出来る。先述のAmazonの配送料にしても、購入者のまとめ買いが増えれば配送の頻度が減り配送員の負担も減る。労働者の負担は消費者の行動一つで変わるし、大半の消費者は労働者でもあるので、巡り巡って自分のためではないかとも思う。

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