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ニッポンのゆる~い日常

各地で頭蓋骨トロフィーが続々と発見 アメリカを彷徨う「旧日本兵の遺骨」

2010-10-14 18:24:58 | 米州
各地で頭蓋骨トロフィーが続々と発見 アメリカを彷徨う「旧日本兵の遺骨」


http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20101011-01/1.htm



 115万柱。先の大戦において海外で戦死した日本人のうち、いまだ現地に放置されたままの遺骨の数である。戦後65年経た現在も、遺族やボランティアによる懸命な遺骨収集が行なわれているが、収集できた遺骨は、海外戦没者総数の約半分に過ぎない。遺骨収集を続ける遺族もすでに高齢を迎え、故人との再会を果たせぬままになるケースも増えている。しかし、東南アジアなどの戦地をまわり残り少ない時間を遺骨収集に傾ける人たちがいる中、その遺骨がアメリカ本土にあるとしたらどうだろうか。しかも戦中の戦利品として、コレクションとしていまだアメリカを彷徨っているとしたら。

「これは太平洋戦争に行った米兵が持ち帰ったという日本の国旗だ。これは階級章、たぶん軍曹(実際は一等兵だった)だと聞いている。こちらは軍刀だが詳しいことは分からない。メイン州の業者から10本まとめて買ったが、日本の刀は人気で、もうこの2本しか残ってないな」

 コネチカット州のダンベリーという町で開催された銃の展示即売会「ガン・ショー」で、古い軍用品を売っている販売人が説明する。

 米国のどこかで毎週のように開かれる「ミリタリー・ショー」や「ガン・ショー」に行くと、必ずと言っていいほど軍刀や日章旗など第2次世界大戦時の日本軍兵士の持ち物を見つけることができる。インターネットのオークションサイト「eBay」を検索すれば、旧日本軍兵士の遺留品がずらりと並ぶ。これらのほとんどが「土産」「戦利品」として戦場から米軍兵士が本国へ持ち帰ったものだ。

第2次世界大戦における海外での日本人戦没者は約240万人以上にのぼる。その多くは激戦地となった東南アジア、太平洋諸島で戦死した。そこには「戦利品」や故郷凱旋の「土産」として、遺体から日章旗、日本刀、銃などを剥ぎ取る米兵らがいたのだ。

 オハイオ州トレドに住む医師の加治安彦氏(78歳)は、30年以上にわたり、ミリタリー・ショーなどを回って、自費で日本人戦没者の遺留品を買い集めてきた。1974年に軍刀と千人針を自費で買って以後、買い集めたものは、軍刀だけで約200本、日章旗、写真、手紙、日記帳、衣服、武器など数え方にもよるが300点以上になる。加治氏は「これらは遺品です。戦時中は小学生でしたが、特攻に出ようと決意してましたし、人ごとじゃない。日本人として返すべきだと思いました」と語る。実際に日本の遺族や関係者に返還できたものは40~50点ほど。米国には10万点以上の戦没者の遺留品があるのではと加治氏は言う。

 最近では実際に戦争に行った元米兵も高齢化し、死ぬ前に「本来の持ち主の家族に返したい」などと希望するケースが増えているようだ。米国各地の日本国総領事館には遺留品を返したいとの問い合わせがあり、在デンバー総領事館だけで年に数十件の連絡があるという。総領事館から厚生労働省に連絡がいき、無事、遺族に返ることもある。しかし、名前などがないものは遺族へ返す術がない。




トロフィー・スカル


 敵の遺留品を持ち帰るのは日本兵もやったことだ。インパール作戦で連合軍に撃たれ、九死に一生を得た傷痍軍人である筆者の父も英軍のフォークを持ち帰っている。しかし人の頭蓋骨や遺体の一部を持ち帰った米兵がいることには驚かざるを得ない。

 第2次大戦最中の1944年、5月22日付のライフ誌に女性が頭蓋骨を眺めている写真が掲載された。日本と戦っている恋人の米兵からプレゼントとして贈られた日本人の頭蓋骨を眺めている写真だ。英語でトロフィー・スカルと呼ぶが、頭蓋骨を勝利のトロフィーとして贈ったのだ。

 米兵の中には戦死した日本兵の鼻や耳たぶ、頭蓋骨などを戦争の記念品とした者がいた。戦車に日本兵の首をぶら下げたり、日本兵の歯でネックレスを作ったなどの話は当時の米国の新聞などで報道されている。世界初の大西洋横断単独無着陸飛行に成功したことで有名なチャールズ・リンドバーグは当時の米兵の残虐行為を日記に残しており、耳や鼻がそぎ落とされた日本兵の死体を見た海兵隊員の話などを記している。頭蓋骨トロフィーを作るために切断した首の肉や脂肪をそぎ落とすため、鍋で煮ているという写真も残っている。

 こうした行為を非難する米国市民はもちろんいたし、米軍は、厳格に対処し違法行為として懲戒処分の対象にすると指令を出している。しかし、「太平洋戦争での頭蓋骨トロフィー」などの論文を書いているサイモン・ハリソン氏は「指令は一部でしか実行を伴っておらず、かなり広範囲に行なわれた」と推測している。戦後、マリアナ諸島から日本に送還された日本兵の遺体の約60%に頭部がなかったことなどを指摘し、「忘れ去られた歴史的事実の一つだ」と述べている。

 では、それらの頭蓋骨はその後どうなったのだろうか?荷物になるし大戦末期は持ち物検査がうるさくなったため、帰還の際、相当数が海に捨てられたともいわれる。しかし、米国内で少なからず頭蓋骨トロフィーが発見されている。最近の例を紹介する。





頭部に「ジャップ」の文字


 2003年6月、コロラド州プエブロで、警官が麻薬捜査で家宅捜索したところ、麻薬は見つからなかったが、ベッドの下から小さいトランクを発見した。なかには人間の頭蓋骨があり、表面に「ガダルカナル」「1942年11月11日」「これはいいジャップだ」「J・パパス」などと書かれていたほか、中佐を含む36人もの軍人の寄せ書き(サイン)があった。保安官の調べに対し、所持者であるレイモンド・フランクリン氏(当時41歳)は「これは曾祖父のジュリアス・パパスから受け継がれてきたもので、ガダルカナル島で曾祖父の親友を殺した日本兵を曾祖父が殺し、トロフィーとして持ち帰ったと聞いた」と供述。パパス氏の姪も若い頃、同じ話を聞かされていたことが分かり、また現地の新聞、プエブロ・チーフテン紙が42年当時にこの頭蓋骨トロフィーのことを記事にしており、その話とも一致した。パパス氏は長らく海兵隊員を務めた人物で1960年に死亡している。

 当地の検死官事務所は国防総省及び海兵隊、FBI、州の上院・下院の各議員らに連絡を取り対応を練った。遺骨は検死官事務所からホノルルにある米陸軍の中央鑑識研究所(CILHI)に移送され、年齢は25歳から35歳の日本南部出身の男性、死亡年は1942年頃との鑑定結果が出た。これを受けて海兵隊の報道官は「死者に対し、非難に値する不法な行為があったことに衝撃を受けている。戦場から人骨を取った軍人は処罰対象となる可能性がある。しかし時間が経っており、地元の検察官が問題とするかどうかによる」との声明を出した。プエブロ郡の検察はそれ以上は追及しなかった。

 この遺骨は元日本兵である可能性がきわめて高いことから、その後ハワイの日本国総領事館を通じ厚生労働省に送還されている。



2005年6月、メイン州ホールデンで銃や軍用品などを売買する元海兵隊員(ベトナム戦争時)のラルフ・マクラウド氏(61歳)は同業者仲間から人の頭蓋骨を購入した。頭蓋骨の頭部には「1945」「ジャップ・スカル」「オキナワ」などの文字が刻み込まれていた。その同業者は数か月前に、ある遺品処分セールで箱の中から見つけ、買ったのだという。日本兵の頭蓋骨に違いないと思ったマクラウド氏は、日本に返すべきだとその知り合いから50ドルで購入し、ワシントンの日本大使館やボストン総領事館に連絡を取った。

 06年にメイン州検死官事務所による検死結果が出て、18歳~25歳くらいの女性で、日本南部、おそらく沖縄出身者と推定された。ただし死亡推定年を第2次大戦中と判断はしておらず、それ以前の可能性を排除していない。同年11月にボストン総領事館が受け付け、検死結果が日本の厚生労働省に伝えられた。厚生労働省は昨年秋、「日本兵かどうかは分からないが、戦時中に亡くなった日本人の可能性は限りなく高い」として骨を日本に送還すべきとの判断を決定、今年8月末に職員を派遣した上で、日本へ送還されることになった。本誌が出る頃には日本に帰っているはずだ。「頭蓋骨トロフィーは道徳的に間違っている」と語っていたマクラウド氏に返還が実現したことを電話で伝えると、「返すことが出来て大変嬉しい」と喜んでいた。

 イリノイ州では2000年2月、水位の下がったスプリングフィールド湖で金色の模様が施された頭蓋骨が発見された。18歳の少年が名乗り出て、第2次大戦の記念品として家に伝わるものだが、祟りがあるかも知れないと怖くなって湖に捨てたと明かした。当地の検死官事務所にその後どうなったか聞いてみると、立件はされず現在はイリノイ州博物館に保管されているはずだと言う。博物館に問い合わせたが、本稿締め切りまでに保管の有無は確認できなかった。





大学倉庫にたな晒し


 昨年8月、カリフォルニア大バークリー校の人類学博物館の倉庫に第2次世界大戦での日本人の遺骨と思われるものが収蔵されたまま、いわば、たな晒しになっていることを地元のサンフランシスコ・クロニクル紙がすっぱ抜いた。「サイパン」「米軍の進攻の際に自決を遂げた日本人」と明記された木箱の中には頭骨を含む3体と頭骨のない3人分の人骨が収納されていた。博物館によると、海軍医(故人)から1974年に寄付されたもので、それ以前はその医師が個人的に保管していたらしい。

 国際法や人類学の専門家らは、法的にも道徳的にも遺骨を日本に返還すべきであると大学を強く非難し、戦争犠牲者の保護を定めたジュネーブ条約違反の可能性もあると指摘。カリフォルニア州のグロリア・ロメロ上院議員は「人間の尊厳を冒すものだ」と、日本への謝罪と遺骨の返還を求めた。大学は日米両政府と連絡を取り、その後、厚生労働省が一部の遺骨については日本人の可能性が高いと判断。現在、遺骨を日本に早期に送還するべく調整中だ。

 日本に送還された遺骨はその後どうなるのか。厚生労働省社会・援護局援護企画課外事室の話では、シベリア抑留で亡くなった人のように氏名と埋葬場所が特定出来る場合は確認のためDNA鑑定をすることがあるが、米国のケースでは、遺族がどこにいるかも調べようがないため、無名戦没者の墓である千鳥ヶ淵戦没者墓苑に遺骨は安置されるという。

 米国で発見された遺骨についてどう考えるか日本大使館に問い合わせをしたところ、日本政府から次のような回答があった(一部抜粋)。

「国に殉じて亡くなられた方の遺骨を本邦に送還することは、昭和27年以降、国の責務として実施してきたところであり、その考えは現在も変わっていません。また、悲惨な歴史を繰り返さないためにも、若い世代にも伝えていくことが必要です。このような姿勢をもとに、今後も国の責務として、1柱でも多く我が国に送還し、ご遺族への慰藉に努めたいと考えています」

 先のマクラウド氏は、返還できたもの以外にも4つほどの頭蓋骨トロフィーを見聞きしていることを明かした。テネシー州モーガン郡でも1973年、日本兵と思われる頭蓋骨が見つかっている。遺品のみならず、元日本兵の遺骨が米国で今も彷徨っているのである。

(SAPIO 2010年9月29日号掲載) 2010年10月11日(月)配信










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民主党の小沢元幹事長が起訴議決無効など求め提訴へ 国を相手に

2010-10-14 13:56:52 | 陸山会(小沢一郎)
【政治】 民主・小沢氏、「陸山会事件の起訴議決、違反で無効だ!」…国を相手に提訴へ


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1287026089/


1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2010/10/14(木) 12:14:49 ID:???0

★民主党の小沢元幹事長が起訴議決無効など求め提訴へ 国を相手に

・民主党の小沢一郎元代表(68)の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法
 違反事件で、東京第5検察審査会の起訴議決は「検察審査会法に違反し無効」
 などとして、小沢氏が15日にも、国を相手取った行政訴訟を東京地裁に起こすことが
 14日、分かった。小沢氏の弁護人が明らかにした。

 過去に検審の議決取り消しを求めた行政訴訟の判決では「行政訴訟として裁判所に
 救済を求めることはできない」などとして却下された例があるが、小沢氏の弁護側は、
 その後に検察審査会法や行政事件訴訟法が改正されており「議決は行政処分に
 あたる」と主張している。

 小沢氏は、元秘書らと共謀して、陸山会が平成16年に購入した土地代金を17年分の
 政治資金収支報告書に記載したなどとして、政治資金規正法違反(虚偽記載)の
 罪で告発された。

 4月の1回目の議決では、告発内容をそのまま「犯罪事実」と認定。しかし9月の
 起訴議決では、土地代金の原資となった小沢氏からの4億円を収支報告書に記載
 しなかったことが犯罪事実に追加された。

 小沢氏の弁護人は、「検察審査会法は2度の議決を経て強制起訴を認めている。
 小沢氏からの4億円の件は実質1度しか議決されておらず、今回の議決には
 看過しがたい法的な瑕(か)疵(し)がある」などと主張。訴えは議決の無効確認か、
 取り消し、差し止めのいずれかになる可能性があるとしている。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101014/trl1010141205002-n1.htm




14 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:19:23 ID:lb2iHGrbO
さっさと国会で説明してりゃよかったのにw


23 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:21:12 ID:4jC5BBCy0
はあ?
司法改革には民主党も賛成したんだろ?
検察審査会や裁判員なんて
国民はやりたくないのに政治家が推進した制度だろうが!
ふざけるな


29 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:22:25 ID:gKcvVNZvP

小沢一郎にかかれば日本の法律や最高裁判断の前例なんて関係ない



37 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:23:22 ID:QmJSPLLa0
身の潔白を証明する良い機会なのに
なんで提訴やねん


42 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:24:51 ID:1eqgnP3pO
>>1
代表選中

小沢「たとえ総理になっても、どこにでも出ていって説明する!」(キリッ!


46 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:25:26 ID:sDFySy6U0
往生際悪すぎ
本当に日本人かよ

ていうか裁判で無罪なんじゃないんですか?w
裁判やられること自体がまずいってどんだけ黒いんだ。


75 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:31:32 ID:g5PJN6xUP
自分で立法化しておいて、いざ自分が窮地に追い込まれると違法ってかw
小沢がここまでアホだとは・・・擁護してた奴涙目だな


76 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:31:58 ID:JdIGRKA9O
中国や韓国みたいにごね得を狙ってるのか?
ま、やればやるほど、墓穴掘ってるような気がする


77 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:32:10 ID:ZMi3Xo6H0
>>1
現行の収支報告書への国会議員自身のサイン無しokでは小沢は無罪
ざる法を放置した時点で小沢の勝ち・・・秘書が~で無罪

民主党はとっとと政治資金関連の罰則強化案だせよ


79 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:32:13 ID:CV6kXoNYP
>>27

まぁ起訴されれば今まで黙ってた建設会社とかが
口を割る可能性があるのが怖いんだろ。

893でも組長が逮捕されたとたん口を割る下っ端も多いしな。


87 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:33:53 ID:2hHoZ7jq0
>>54
【日韓】民主党・小沢幹事長、「桓武天皇の生母は百済の武寧王の子孫だ」「キムチがあればご飯を何杯でも食べる」[12/12]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1260654924/


1 名前:はるさめ前線φ ★[] 投稿日:2009/12/13(日) 06:55:24 ID:???
小沢幹事長、「韓日間の不幸を謝罪」

日本政界の最高実力者の一人、小沢一郎民主党幹事長が韓国を訪問して、
韓日間の不幸だった過去の歴史に対して謝罪を表明した。

小沢幹事長は12日、国民大学校で大学生を相手にした特別講演で、
韓国と日本は民族的にも、文化、政治、経済においても最も近い関係だとしながら、
過去に起こった不幸な出来事は、日本国民の一人として謝罪しなければ怨みになる
歴史的事実だと考えると語った。

小沢幹事長はまた、在日同胞など外国人地方参政権に対して、日本政府が関連法案を
提出しなければならないと考え、鳩山総理も同じ考えなので来年の国会で現実化されるだろう
と明らかにした。

小沢幹事長は、8世紀の桓武天皇の生母は百済の武寧王の子孫だと韓日間の親密度を強調し、
両国の若者たちは過去の問題を越えて、友好関係を結んでいかなければならないと語った。

小沢幹事長はまた、韓国ドラマ『チャングムの誓い』をずっと視聴したし、
キムチがあればご飯を何杯でも食べるほどキムチが好きだと付け加えた。
小沢幹事長は12日の夕方、青瓦台を表敬訪問して、李明博(,イ・ミョンバク)大統領と
非公開の晩餐を共にしたあと、13日午前、日本に帰国する予定だ。

innolife.net 2009/12/12(Sat) 10:22
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=1&ai_id=107831


98 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 12:36:49 ID:BUk9iz450
証拠不十分で無罪判決が出るのかと思ったが、有罪になるかのようなあわてようだな。
何か隠滅し損ねたもんでもあるのか?


179 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 13:11:25 ID:u6shQYvE0
見苦しいなあ。
起訴されそうになったら検察はおかしいと言い、
不起訴になったら検察の判断だから正しいと言い、
強制起訴になったら違法だと言い出す。
単に結果に文句言ってるだけじゃんw


195 :名無しさん@十一周年:2010/10/14(木) 13:19:11 ID:itqpwvgS0
やましいことが無いなら証人喚問も受ければ良いし、法廷にだって
堂々立って無実を訴えれば良い
小沢がこういう風に悪あがきすればするほど国民は黒だと思う




















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国家観も信念もなし

2010-10-14 07:48:34 | 日本
国家観も信念もなし   【菅首相に申す   櫻井よしこ氏】


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101014/plc1010140316003-n1.htm



尖閣諸島周辺の領海侵犯事件を巡(めぐ)る菅民主党政権の対中外交は、外交史に長く残る汚点である。


 どんな国柄の国家を相手にしているのかを、首相は目を開けてしかと見つめなければならない。中国は「偏狭なナショナリズム」と強烈な国家意識の塊の中国共産党の国である。菅直人、仙谷由人両氏のような国家観なき人々の率いる日本とは、あらゆる意味で対極にある。


 中国は1971年12月に尖閣諸島の領有権を主張し始めて以来、約40年、執念を燃やしてここまでやってきた。92年制定の領海法で東シナ海も尖閣諸島も中国領だと宣言し、今年3月施行の海島保護法で中国近海の6千以上の無人島への管理を強化した。尖閣諸島も同法の対象だ。今回の領海侵犯事件を彼らが徹頭徹尾、国家主権の問題と捉(とら)えて攻めたのは当然だ。

 だが、菅氏にも仙谷氏にも、中国の意図を読みとる見識は見られない。だからこそ、全(すべ)てを那覇地方検察庁の判断に任せる形で、刑事事件として取り扱った。政治が担うべき責任を回避したのだ。



 事件を巡って中国政府の圧力が高まる中、9月22日午後、首相は国連総会出席のために日本を出発したが、その頃(ころ)までに、首相の苛立(いらだ)ちは激しくなり、周囲を怒鳴り散らしていたという。中国の動きは主権に関(かか)わる重要事であり、首相が標榜(ひょうぼう)する政治主導の真価を発揮すべき戦略的に重要な局面だった。にも拘(かかわ)らず、進講にきた官僚らに大声をあげ、机を叩(たた)いて怒鳴った。官僚らに責任転嫁する前に、指導者として、難問にどう対処するのかを自ら語るべき場面であったろうに。

菅、仙谷両氏は、同事件で、被害国としての日本と加害国としての中国の立場を逆転させている。領海侵犯したのは中国で、侵犯されたのが日本である。にも拘らず、大使を5回も呼びつけ、あらゆる圧力をかけてきたのは中国だった。


 大使を呼びつけるべきは日本である。そのことも忘れて、菅首相はいまやこう語る。


 「(日中関係が)元に戻ればいいなぁと考えている」


 ブリュッセルでの温家宝首相との極めて短い会話のあと、中国側に生じた変化に甘い希望を託す、国家観も信念もない姿である。


 領海侵犯事件は解決されていない。フジタの社員の拘束、解放の真実も不明だ。加えて、中国側は明らかに、東シナ海のガス田、白樺(しらかば)の掘削に手をつけた。これこそ、重大事で、日本は「然(しか)るべき措置」をとらなければならない。こうしたなか、日中関係をどのように元に戻すのか。日本が一方的に譲歩して屈せよというのか。

 事実を見なければ国益は守れない。国益さえ守ろうとしない首相や仙谷氏は、個人の権利や幸福さえも守りはしない。




                   ◇




 首相は9月24日、国連総会で演説し、国のリーダーの役割を最小不幸社会の実現だと表現した。

 仙谷氏は自身の政治理念を「地球市民として世界の人と仲良くしよう」「平和な世界で各人が個性を生かし、自由にのびのびと元気に暮(く)らそう」と語っている。

 両氏なりに、基本的人権の重視や人間の幸福を願う姿勢を明らかにしているのだ。しかし、両氏は揃(そろ)いも揃って有言不実行である。



 10月8日、ノルウェーのノーベル賞委員会が中国の民主活動家で作家の劉暁波氏にノーベル平和賞を授与すると発表した。

 劉氏は、中国共産党の一党独裁体制の廃止や三権分立、集会や言論の自由などを求める08憲章を起草し、ネットに載せただけで逮捕され、「国家政権転覆扇動罪」で懲役11年に処せられ、いま獄中にある。ノーベル賞委員会の委員長で元首相のヤーグラン氏が述べたように、中国政府は一貫して委員会に圧力をかけ続け、受賞者発表のニュースも中断した。

 人間の幸福に欠かせない精神の自由、その発露としての表現や言論の自由を、中国は全(すべ)て踏みにじる。その中国政府に対して、劉氏釈放を呼びかけたのは欧米諸国だけではない。中国に経済的、軍事的に圧倒されかかっている台湾でさえも、9日、馬英九総統が劉氏の釈放を中国に呼びかけた。


 一方、わが国の首相は8日、こう語った。「普遍的な価値である人権について、ノルウェーのノーベル賞委員会が評価をされたと。そんなふうに受け止めてます」


 自身の判断や評価は全くないのだ。人権状況への影響を問われ、


 「ノルウェーのノーベル賞委員会が、そういう評価をされて、そういうメッセージも込めて賞を出された、そのことをしっかりと受け止めたい」

 受賞報道の中断については、「コメントは控えます」だった。


 一体、何をしっかり受け止めたというのか。菅首相は、弾圧されている人々に一片の共感さえ示せないのか。人間の自由を無視した隣国の野蛮な振舞いに一言の批判も表明出来(でき)ないのか。国際社会がこぞって望む自由な社会の実現のために劉氏の釈放を望むと、たった一言、言えないほど中国には卑屈になるのか。それほど、良識も人道愛も捨て去っているのか。

 愚かなる宰相は、最小不幸社会の実現を叫びつつ、不幸を拡大し、最大不幸社会を作る側に立つのである。国家観なき宰相は、国家の最高指導者でありながら、国益を損じ続けるのである。

2010.10.14 03:15











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