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露、北方領土の資料押収 「ビザなし」協議の代表団から サハリンの空港で

2012-03-23 09:30:30 | ロシア
露、北方領土の資料押収 「ビザなし」協議の代表団から サハリンの空港で


http://sankei.jp.msn.com/world/news/120323/erp12032301270000-n1.htm


 北方領土との今年の「ビザなし交流」について協議するため、ロシア極東サハリン(樺太)の州都ユジノサハリンスクを訪問している日本側代表団が21日、入国の際に携行していた北方領土に関する執務用資料を空港の税関当局に押収されていたことが分かった。当局者は代表団に「有害文書」と説明したという。日本外務省が事態の把握を急ぐとともに、対応策を検討している。


 消息筋によると、日本側の代表団には外務省職員のほかビザなし交流の実施を担う民間団体「北方領土問題対策協会」と「北方四島交流北海道推進委員会」の代表者が参加。外交旅券を持たない複数の民間関係者がユジノサハリンスク空港で所持品検査を受け、北方領土問題に関する資料を押収された。

 空港当局者は代表団に、これらの書類が北方領土を事実上管轄するサハリン州の法に照らして「有害文書と認定される」などと押収理由を説明。日本側は「承服できない」と抗議したものの、22日までに資料は返却されていない。


 押収されたのは、日本外務省が北方領土問題に関するわが国の立場や四島交流についてまとめた執務用の参考資料で、機密文書などは含まれていないという。資料の中に北方四島を日本領と区分する地図が記載されていたことが問題とされた可能性もある。


 ビザなし交流は1991年、日本と旧ソ連が領土問題に関する双方の法的立場を侵害しないとの前提で合意した日本人と四島住民による相互訪問の枠組み。昨年3月までに日本側から延べ9962人、四島側から同7336人がこの枠組みを使って渡航した。

 日露双方は毎年3月頃に渡航の実施時期や方法を協議することになっており、日本の代表団は22~23日の会合に参加するためにサハリンを訪れている。

 ビザなしでの渡航をめぐっては近年、ロシアが国内法の適用を主張して実効支配の強化につなげようとする動きを目立たせてきた。

 2009年には四島への人道支援物資を運搬しようとした代表団が「出入国カード」の提出を求められ、支援物資の供与事業が停止に追い込まれている。また、ロシア側は10年、四島を訪れる日本船舶に「入港税」を支払うよう要求し、日本から交流事業経費を受け取る国後島の団体「クリール日本センター」がこれを肩代わりする形で決着させた経緯がある。


2012.3.23 01:27
















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ロシア軍、日本周辺で挑発継続 力誇示し領土問題優位に

2011-09-18 09:58:35 | ロシア
ロシア軍、日本周辺で挑発継続 力誇示し領土問題優位に


http://sankei.jp.msn.com/world/news/110917/erp11091722120006-n1.htm


 今月に入りロシア軍が日本周辺で挑発を繰り返し、カムチャツカ半島では21日までの予定で大規模演習を続けている。異例の事態に緊張を強める海上自衛隊は17日も電子偵察機EP3、画像データ収集機OP3を飛ばし情報収集に当たった。防衛省は一連の行動について「強いロシア」を誇示する狙いがあると分析。海軍力を増強し北方進出ももくろむ中国を牽(けん)制(せい)しつつ、日本に中露との「二正面作戦」を強い、北方領土問題で譲歩を引き出す「外交カード」として利用する思惑も指摘されている。日露双方の動きを検証した。





 ■初物づくしの演習


 「日本領空に接している」

 6日夜、航空自衛隊幹部はロシアからの航空情報に驚いた。同日午後8時36分、成田空港(千葉県)にある「航空情報センター」に届いた通知は、8日午前10時から午後3時まで北海道沖を訓練空域として設定するとしていた。8日は空軍爆撃機が日本周辺を1周半近く飛行した。東日本大震災の被災地である仙台沖を旋回した後、設定した空域で空中給油をし、さらには竹島沖をぐるりと回った。

 翌9日には海軍艦艇24隻が太平洋への出口に当たる宗谷海峡を通過した。海自幹部は「海峡を通過するときから対潜水艦戦訓練を始めていた」と明かす。艦隊はカムチャツカ半島東部に向かい、兵員1万人、艦艇50隻、航空機・ヘリ50機を投入した演習を行った。

 ロシア軍の動きに対し、自衛隊は警戒監視を行うとともに、緊急発進(スクランブル)も行った。さらに爆撃機への空中給油の瞬間も撮影した。





 ■中国牽制の狙いも


 空自幹部は「日本の庭先に訓練空域を設け、空中給油というメーン・イベントを仕掛けた」と話す。航空戦力をより遠方に展開できるようになったことを誇示するデモンストレーションだったとの見方だ。

 空自OBは「中国を牽制する狙いもあった」と指摘する。中国は太平洋への出口として宗谷海峡の通過も視野に入れているとされる。北極圏開発への積極的な関与も目指している。北極圏に利害を持つロシアは中国の動向に神経をとがらせている。

 資源輸出をてこにした国力回復に伴い、予算が潤沢になったロシア軍は、2007年から戦略爆撃機の長距離飛行を再開させ、原子力潜水艦の展開も活発化させた。10年6~7月には択(えと)捉(ろふ)島(とう)にも1500人の兵員を動員した大規模演習を極東地域で行った。今回の演習は海・空戦力を投入した極東での大規模演習の「常態化」をうかがわせる。

 来年3月の大統領選で、再選に意欲を示すドミトリー・メドベージェフ大統領(46)が強い指導者像を国民にアピールするため、再び示威行動を指示する可能性があるという。





 ■対処と抗議不可欠


 「ロシアは伝統的に『力の信奉者』で、弱体化した国に矛先を向ける」

 防衛省幹部が語るように、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で日米同盟はきしみ民主党政権は不安定な状況が続く。「南」で中国が航空機や艦艇による威嚇を繰り返す中、「北」でロシアの挑発も続けば、自衛隊は「二正面作戦」を強いられる。

 「ロシアは日本の苦境をつくりだした上で、挑発を緩めるかわりに北方領土の返還要求などを控えさせる外交カードに使うのでは」

 空自幹部もそう予測する。ロシアの挑発に日本政府は明確な抗議はしていない。防衛省OBは「安全保障上、最大の失策」と断じる。反応がなければロシアが挑発をエスカレートさせかねない。このOBは「揺るぎない対処と断固たる抗議が不可欠だ」と強調する。

2011.9.17 22:09












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ロシア艦艇4隻が宗谷海峡通過 周辺に20隻も次々に… 日本の外交姿勢を瀬踏みか

2011-09-10 10:18:56 | ロシア
ロシア艦艇4隻が宗谷海峡通過 周辺に20隻も次々に… 日本の外交姿勢を瀬踏みか


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110910/plc11091001370002-n1.htm



 防衛省は9日夜、ロシアの海軍艦艇4隻が北海道の北にある宗谷海峡を通過したと発表した。他に約20隻が宗谷海峡に向かい、10日未明までに一部が通過した。4隻がまとまって通過するのは異例であり、20隻以上の艦艇が宗谷海峡を通過すれば過去最大規模となる。8日に空軍の長距離爆撃機TU95が日本を1周したのに続き、海軍も露骨な挑発行為に出たことは、ロシアが野田佳彦内閣の主権意識や外交姿勢を瀬踏みしている公算が大きい。

 防衛省によると、9日午前1時ごろ、ロシア海軍のグリシャV級小型フリゲート艦3隻とアルタイ級補給艦1隻の計4隻が宗谷岬の西南西約250キロの日本海を北東方向に航行しているのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認した。自衛隊がアルタイ級補給艦を確認したのは初めて。

 4隻は午後4時ごろ、日本海から宗谷岬と樺太の間の宗谷海峡を通過し、オホーツク海に抜けた。ロシアは北海道北東部の日本領空に接近する形で訓練空域を設定しており、4隻ともその空域の下を航行した。

 さらに駆逐艦やフリゲート艦など約20隻の海軍艦艇が日本海北東部を宗谷海峡に向かって東へ航行しているのが確認されており、10日中に大半が海峡を通過するとみられている。

 ロシアは千島列島周辺とカムチャツカ半島東側の沖合で3カ所に射撃の訓練海域を設定している。9日にはロシア国防省が今月中旬からカムチャツカ半島付近で大規模な海上軍事演習を実施すると発表。最大で1万人の兵員、50以上の艦艇と航空機が参加し、対潜哨戒訓練や海兵隊の上陸訓練などを行う予定で、宗谷海峡を通過する艦艇も訓練に加わるとみられる。

 ロシア艦艇の宗谷海峡通過は、昨年11月にデルタIII級原子力潜水艦と、バクラザン級救難曳船(えいせん)の計2隻が通過して以来となる。

 昨年は9月と10月にもロシア艦艇が宗谷海峡を通過した。9月はロプチャーII級戦車揚陸艦1隻、10月はウダロイI級ミサイル巡洋艦とロプチャーII級戦車揚陸艦の計2隻だった。

2011.9.10 01:35







ロシア爆撃機が「日本1周」 首相訪問時に福島沖も飛行 前代未聞の露骨な挑発


http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110909/plc11090901300002-n1.htm


 ロシア軍は8日、北海道北東部の日本領空に接する形で設定した訓練空域などで演習を始めた。野田佳彦首相が東京電力福島第1原発を視察する時間帯に合わせ、爆撃機が福島県沖を飛行。日本列島を完全に1周するのは極めて異例で、北方領土付近では空中給油機も合流し、露骨な挑発の意図が鮮明になった。東シナ海では中国軍のY8の情報収集機型が日中中間線を越え飛行。中露ともに野田政権の外交姿勢を試しているとみられる。

 ロシア軍は千島列島周辺とカムチャツカ半島東側の沖合で3カ所、日本海北西部で1カ所に射撃やミサイル発射の訓練海域を設定したことも新たに分かった。

 ロシア空軍の2機の長距離爆撃機TU95は8日午前6時ごろ、対馬(長崎)の東側から日本領空に接近してきた。九州西方、沖縄本島の南を経由し、太平洋に入り北上した。

 国後島付近で2機の空中給油機IL78と合流、北海道北東部の訓練空域に入った。空中給油をした後、宗谷海峡を抜け、対馬東方まで南下し反転。再び国後島付近まで飛行後、午後8時ごろ帰投した。

 TU95は約14時間にわたり日本領空周辺を飛行しており「前代未聞で今後の動向も予測不能だ」(防衛省幹部)とされる。

 野田首相は午前10時40分ごろ福島第1原発に到着したが、そのころ2機のTU95は福島県沖を北上した。

 藤村修官房長官は「(訓練空域が領空に)ここまで近いのは異例」と述べた。



2011.9.9 01:30










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ロシアへの裏金は「必要経費」「日本の弱腰原因」

2011-01-10 09:13:18 | ロシア
ロシアへの裏金は「必要経費」「日本の弱腰原因」 漁業会社元役員が証言


http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/110110/crm1101100124000-n1.htm



 ロシアの排他的経済水域(EEZ)内でスケトウダラ漁をする漁業会社4社がロシア国境警備局側に計約5億円を提供したとされる問題で、札幌、仙台国税局から追徴課税を受けた漁業会社の関係者が産経新聞の取材に「(資金提供は)入漁料のようなものだった。必要経費だ」と述べた。


 漁業関係者は「日本政府が北方領土返還交渉を優位に進めたいあまり、ロシア政府に譲歩し過ぎていることが、資金を払わざるを得ない原因」と、違法の可能性があるとはいえ、問題が複雑な背景を持っていると訴えている。この関係者は、資金をキプロスなど外国口座を経由して送金した事実も認めた。


 取材に応じたのは、国税当局に追徴課税を受けた北海道と東北地方の4社のうち、北海道の企業の元役員の男性。男性によると、「裏金というつもりはなく、ロシア国境警備局側に5億円を、4社の会社幹部同士で話し合って送金した。ロシア当局の嫌がらせをかわすにはほかに方法がない」という。

 水産庁によると、ベーリング海や北方領土周辺のロシアEEZ内で、タラ漁の主力となる「北洋転換底引き船」の許可を得ているのは、追徴課税を受けた稚内海洋(北海道稚内市)、金井漁業(釧路市)、開洋漁業(青森県八戸市)、佐藤漁業(宮城県塩釜市)の4社だけ。


 EEZ内でのスケトウダラなどの漁は、日露両国の政府が「日ソ地先沖合漁業協定」に基づく交渉で条件を決めている。4社は国税局の税務調査に「定められた漁獲量を超えて取ることを黙認してもらうために支払った」と説明しているという。交渉で決まった漁獲量だけでは十分な利益が出ないという。


 男性は「ロシアという国はお金がないと何も進まない。正論が通じる国ではない」と、資金提供をせざるを得ない事情を説明する。

 また、ほかの漁業関係者は根室市や釧路市などでロシア国境警備局の係官(オブザーバー)が乗り込む際、海が荒れて出漁できないときは、飲食で接待したり、家具や車を渡すこともあったと証言する。

 ただ国税当局は5億円の資金提供はこうした係官の接待とは別の大掛かりなものとみている。

 資金提供の契機になった可能性があるのが、平成18年に4社が、所有する船をロシア国境警備局に拿(だ)捕(ほ)された事件だ。一部の船の船長は刑事告訴されるなど、4社は膨大な労を費やした経験を持つ。送金はこの前後から始まっている。

 取材に応じた元役員の男性は、この事件が契機かどうかは明らかにしなかった。しかし、道内の漁業関係者からは「今回ほど多額ではないが、資金提供はソ連時代のころからやっていた。係官が『漁獲量を超過している』などと難癖をつけて拿捕されたら命まで危険にさらされる」という同情の声も聞かれる。


 男性は「公海で漁をしていたのに、『ロシアを刺激しないでくれ』という外務省と水産庁の意向で自主的に操業をやめたことがあった」と指摘。「日本の漁船が退去した後、韓国は巧みにロシアに取り入って漁獲量を急増させている。日本政府が北方領土を人質に取られ、ロシアに言うべきことを言えないから、資金提供せざるを得ない状況が生まれてしまう」と問題の深刻さを訴えている。

2011.1.10 01:23

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ロシア軍機が日米演習妨害、2機が空域を横切る 外相の北方領土視察に対抗か?

2010-12-08 09:05:04 | ロシア
ロシア軍機が日米演習妨害、2機が空域を横切る 外相の北方領土視察に対抗か?


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101208/plc1012080131002-n1.htm




 3日から10日までの予定で実施されている「日米共同統合演習」の空域に、ロシア軍の哨戒機2機が進入し、訓練を妨害していたことが7日、分かった。ロシア機は日本海・能登半島沖に設定されていた訓練空域の中心部を横切り、米軍と自衛隊はイージス艦を使った訓練の一部を中止した。政府内では、前原誠司外相が4日に北方領土を上空から視察したことへのロシアの対抗措置との見方が強い。

 今回の統合演習は、中国の海空軍力の増強を念頭に島嶼(とうしょ)部防衛や、北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を踏まえたミサイル防衛(MD)の訓練を重視している。北朝鮮による延坪(ヨンピョン)島砲撃を受け、韓国軍も初めてオブザーバー参加し、政府は短距離ミサイル発射など北朝鮮の牽制(けんせい)を警戒していた。その警戒網の間隙(かんげき)を突いたロシアの妨害は、日本周辺の安全保障環境がいっそう厳しさを増していることを象徴している。

 ロシアによる妨害飛行は6日に起きた。2機のIL38哨戒機が統合演習の始まる午前9時を見はからったように、能登半島沖の訓練空域に飛来した。1機は南下し、もう1機は北上する形で能登半島沖で交差するように飛行。日米の演習空域を横切り、正午すぎに姿を消した。

 能登半島沖には海上自衛隊の「みょうこう」、米海軍の「シャイロー」の2隻のイージス艦が展開。いずれも海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載艦で、SM3は発射しないものの弾道ミサイル発射に対処する訓練を実施していた。

 6日午前の訓練は、MDでの作戦を実施している最中のイージス艦が敵の戦闘機の攻撃を受け、「同時対処」を迫られるシナリオを予定していた。「敵役」の航空自衛隊の戦闘機にイージス艦が「艦対空」攻撃訓練を行う手はずだったが、ロシア機の訓練空域展開で中止された。

 このシナリオは今回の演習でも「最重要」(防衛省幹部)と位置づけられた訓練。統合演習は日本各地で実施されているが、6日は折木良一統合幕僚長も空自小松基地(石川県)で演習を視察しており、シナリオの重要性がうかがえる。

 演習時に他国の軍が離れた海空域で偵察や情報収集を行うことは通例だが、今回のロシア機の飛行は「明らかな妨害行為」(同)と指摘される。訓練空域は公海上空のため、飛行に関して沿岸国に対する通報義務はない。

2010.12.8 01:30













露軍機の演習妨害「きしむ日米同盟ゆさぶる」


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101208/plc1012080131003-n1.htm



 日米共同統合演習に対するロシア機の妨害は「訓練空域のど真ん中に割り込むかつてない大胆な挑発」(防衛省幹部)だ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題できしむ日米同盟が機能しているか瀬踏みする行動で、尖閣諸島沖の漁船衝突事件後に中国がみせた「高圧的な姿勢」と同じ構図だ。(半沢尚久)


 6日午前、ロシアのIL38哨戒機2機の飛行を探知すると、航空自衛隊の戦闘機は緊急発進(スクランブル)し警戒に入った。ここまでは通常で、今回の演習のメーンイベントと位置づけられた日米イージス艦の「同時対処」訓練が取りやめになることもなかった。

 だが「艦対空」の演習は中止に追い込まれた。ロシアの航空機が訓練空域に割って入ったためだ。そのまま演習を実施すると、ミサイル防衛(MD)や「艦対空」演習で使うレーダーの周波数帯、照射方法や探索パターンを探知されかねない。周波数帯を知られれば妨害電波でレーダーが無力化される恐れがある。

 演習開始時に合わせ、2機が演習空域の中心で交差するという飛行航路は、周到に計画された妨害飛行であることをうかがわせる。

 ロシアは昨年4月に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際も、情報収集機を日本海に展開させた。発射30分前に飛来し、ミサイルの1段目ブースター(推進エンジン)の落下危険区域の上空を通過した。自衛隊と米軍のMDシステム運用の偵察だった。

 ただ、今回の妨害飛行は通常の偵察とはいえない。「北方領土問題での揺さぶりの一環だ」(政府高官)との見方が多い。メドベージェフ大統領は2012年の大統領選を見据え、強い指導者を演出するため北方領土訪問など強硬措置を取っている。妨害もその延長線上にあり、前原誠司外相の北方領土視察に対する報復との色合いも強い。

 深刻なのは、ロシアの挑発に対して、日本の装備が対抗しきれなくなる恐れがあることだ。ロシアは中国と同様、最新鋭の第5世代戦闘機を開発中で15年に配備する予定だ。一方防衛省は次期主力戦闘機(FX)として第5世代のF35ライトニング2導入を目指すが15年の調達は定かでない。加えて菅直人首相は社民党の求めに応じて、武器輸出三原則の見直しを先送りしており、次・次期主力戦闘機(FXX)に充てるべき国際共同開発にも参加できそうもない。今回の妨害が突き付けた課題は多い。

2010.12.8 01:31









露軍機の演習妨害「国後訪問と同じ」森本敏・拓大院教授



http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101208/plc1012080131004-n1.htm



 今回のロシア機の行動は、日本が尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、中国に対して確固たる外交姿勢を取れない状況を見て、日本側の弱点を突いてきたのではないか。その意味で、先に行われたメドベージェフ大統領の北方領土・国後島訪問と同じ文脈で理解する必要がある。

 ロシアの外交・安全保障政策は、伝統的に相手国の弱みに乗じて介入する傾向があり、今回の妨害自体は驚かない。ただ、ロシア国内には「日ソ共同宣言はいまや無効だ」などとのナショナリスティックな動きもあり、今後の動向に注意が必要だ。

 日本政府は本来、現在の東アジア情勢の中で、中国や北朝鮮、ロシアが地域の不安定要因を作っているという事実に深刻な認識を持ち、強い姿勢で対応しなければならない。

 韓国の李明博大統領は11月末から実施した米韓合同軍事演習の際、演習指揮所を訪れて将兵を激励した。一方、菅直人首相は、日米が共同演習で抑止力を示そうとしている最中に、国会対策の観点から社民党に接近し、武器輸出三原則の見直しも先送りする方針だ。軍事力が持つ意味に対する政府首脳の認識不足を疑わざるを得ない。(談)

2010.12.8 01:31














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「日本外交のみじめさ、世界に」元島民怒る

2010-11-01 16:57:31 | ロシア

ロシア大統領、北方領土の国後島を訪問 国家指導者として初 日本の出方探る


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/101101/erp1011010938003-n1.htm



 インタファクス通信などによると、ロシアのメドベージェフ大統領は1日、空路で北方領土の国後島に入った。旧ソ連・ロシアの国家指導者が日本の北方領土を訪問するのは初めて。ロシアによる実効支配を強く誇示する狙いがあり、尖閣諸島近海の中国漁船衝突事件に続いて日本の外交姿勢が問われる事態となった。

 大統領は1日午前、訪問先のベトナムから極東サハリン(樺太)のユジノサハリンスクを経由し、国後島を訪れた。現地では地熱発電所や水産加工場などを視察してインフラ(社会基盤)整備の状況を確認。「ここでの生活はロシア中央部と同様に良くなる」と述べ、中央からの資金投下を続ける考えを示した。

 大統領の北方領土訪問計画は9月末に浮上。日本政府は「両国関係に重大な支障が生じる」と警告していたものの、ロシアはそれを完全に無視した。

 メドベージェフ大統領は、今月中旬に横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)参加のために訪日する予定。日中関係が悪化している状況もとらえ、領土問題をめぐる対日圧力を強めて日本の出方を探る構えだ。

 ロシアは今年夏、択捉島で大規模軍事演習を実施したほか、日本が第二次大戦の降伏文書に署名した9月2日を事実上の「対日戦勝記念日」に制定するなど対日牽制(けんせい)を強めていた。

2010.11.1 13:03













「日本外交のみじめさ、世界に」元島民怒る


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101101-OYT1T00712.htm?from=main4



 ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことに、北海道根室地方を中心に暮らす元島民やその家族は、不法占拠を続けるロシアへの怒りとやるせない思いを募らせた。

 一方で、領土返還に向けて有効な手を打てない日本政府に対する不満も高まっている。

 国後島出身で根室市に住む漁業池田英造さん(77)は「(大統領の訪問は)尖閣諸島の問題と同じで、日本外交のみじめさを世界にアピールするようなものだ。ロシアでなく、日本への怒りの方が強い」と日本政府を批判した。

 父親が国後島出身の別海町、酪農業島崎誠子さん(53)は「日露の友好ムードに水を差す動き」と憤った。日本政府には「いまだに領土交渉に進展が見られないどころか、後退している」と批判。尖閣諸島での中国漁船衝突事件にも触れ、「ロシアにとっても、日本は押せば何とかなるという雰囲気を作ってしまったのではないか」と懸念する。

(2010年11月1日16時04分 読売新聞)











【政治】 「菅政権、ロシアに甘く見られた」…露大統領の北方領土入りで、各党が一斉批判


http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1288582741/


1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2010/11/01(月) 12:39:01 ID:???0

★「ロシアに甘く見られた」各党反発

・ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島に入ったことに対し、
 各党は一斉に反発した。

 野党側からは、「菅政権の領土への意識が低く、ロシアに甘く見られた」などと
 日本政府の外交政策に起因するとの指摘もあがった。

 自民党の石破政調会長は1日、「極めて遺憾だ。今後の日露関係にいい影響を
 与えない」と記者団に語った。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で日中関係が
 悪化している点も指摘し、「政府が対応不能になっている状況をつかれたとも言える」と
 批判した。一方、「長年の自民党政権の外交、さらにその後の外交を見ての行動だろう。
 情けない限りだ」とも漏らした。

 公明党の山口代表は国会内で記者団に対し、「極めて遺憾で、政府として厳重に
 抗議すべきだ」と求めた。その上で、今月中旬に横浜で開かれるアジア太平洋
 経済協力会議(APEC)首脳会議に露大統領が出席予定であることを踏まえて
 「政府がどう努力するかが厳しく問われる。こうした状況を招いたのは、尖閣の
 問題が影響したとも考えられる。日中もあわせて、政府の毅然(きぜん)たる冷静な
 対応が求められる」と強調した。
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101101-00000536-yom-pol





13 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 12:45:45 ID:ebdbuniI0
安保闘争で学生運動やっていた連中が政権取れば
安保は適応しないと読まれて即効入り込むわ

こういう安保闘争の政治家が政権の中枢にいるのだから
こんな連中に政権を取らせたこれは日本国民の責任だ。


17 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 12:47:32 ID:3qkuj4B60
戦後初めての事で、地域を不安定化させる事態が起きたのに
政府がヘラヘラしてんだから、国内統治も揺らぐべ
物騒なことが置き始める


18 :ID:tEzpPUpxO:2010/11/01(月) 12:47:37 ID:l0cnVnLv0
戦うことを禁じた憲法を金科玉条のごとく戴く国民を
嘲る日本周辺国。もういい加減に憲法を改正し戦える
国にしなければ日本の将来はない。
そのためには真正保守政党を再建し、第二の明治維新
を成し遂げるしかない。


29 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 12:52:47 ID:SaZM5PYR0
あと3年
日本の領土はどの範囲まで縮まってるかな?
そもそも日本と言う国が残っているかな?


89 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 13:29:07 ID:TUtI+ftJP
日米関係の悪化(鳩山)以降、実行力を伴わない日本の外交は、
瓦解したと言って良いね。核武装か、それに次ぐ強力な軍事力の
整備でもしない限り、外交での弱腰は避けられず、結果として、
経済取引でも不利な状況に追い込まれる。日本の労働者は待遇が
諸外国と比較して総体的に低下していくことは避けられますん。


95 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 13:33:45 ID:fqRgWqHx0
頭の悪いネトウヨは、特亜ばかり目の敵にしてるが
「降伏直前」の日本に日ソ中立条約を突然破棄し、
北方領土を侵攻、日本人を虐殺したロシアこそ鬼畜なんだよ


163 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 14:05:43 ID:BgLVMmMlP
>>159
もちろん民主だけの責任ではない
放置先送りしたのは自民
隣国が強行で出来て来れたのは民主


165 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 14:07:09 ID:Qr5zXCkBO
ミンスが政権をとってから支那とか露骨に来てるからな。
完全になめられとる罠。


169 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 14:10:02 ID:swt5dRmU0
今の民主政権の連中は抵抗しない奴らには火炎瓶投げても殺しても平気だけど
抵抗する連中にはとことん弱腰だからなー。


205 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 14:54:24 ID:HBq0c8OIO
日本は日本人だけの物じゃないって言ってる党を選んだんだからしょうがない


210 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 14:56:52 ID:s6cgjBd/O
まぁ 軍事力の役割を戦争に直結するしか考えが及ばないアホの成せる結果だわ。
曲がりなりにも日米安保によってパワーバランスが保たれて来たのに
それを揺るがしバランスを崩す行為が如何に危険か、戦争をも招き兼ねない愚行かを
如実に体現してくれてるわけだw
ポッポの友愛といい、空き缶の無作為及び腰といい、人類史上でも類を見ない劣悪な指導者を仰いだもんだなオィ・・・


221 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 15:01:32 ID:HbSRo/3A0
有史以来「戦争で失った領土は次の戦争で取り戻すしかない」のが歴史の常識ですから
「戦争で負けて失った領土を取り戻したいと思うなら、もう一度戦争して勝つことだ」
この一言で、終わりである。


326 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 16:12:20 ID:S+7OmCWq0
友愛の海とか言ってる奴がいればなめられるだろ。
どっかの新聞にはルーピーって書かれるしさ。


344 :名無しさん@十一周年:2010/11/01(月) 16:35:08 ID:/YcsCDFY0
やはり、ブサヨ政権による沖縄米軍基地をつかった日米離間作戦からからはじまってる。

日米に亀裂をいれ、中国のトップに尖閣諸島領有宣言され、
ロシアに北方領土上陸を許す。

外交=軍事力というのをまざまざとみせられた気分。
「アメリカの軍事力=アメリカのやる気」がなかったら自国の領土さえ守れないのが日本。
















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対日史観で共闘 露大統領訪中へ

2010-09-10 08:52:51 | ロシア
対日史観で共闘 露大統領訪中へ 「ソ連、対戦終結早めた」


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100910/erp1009100135001-n1.htm



 ロシアのメドベージェフ大統領が今月末にも中国を訪問し、第二次大戦での中ソ共闘の歴史認識を再確認する方向で調整されていることが9日、中露関係に詳しい専門家の話で分かった。ロシアは今年、日本が第二次大戦の降伏文書に署名した9月2日を事実上の対日戦勝記念日に制定。「ソ連の対日参戦が第二次大戦終結を早めた」とする歴史観で中国などと連携し、日ソ中立条約を破っての対日参戦や北方領土の占拠を正当化する動きを強めている。


 元外交専門誌編集長のタブロフスキー氏によると、メドベージェフ大統領は北京、上海のほか、日露戦争(1904~05年)の激戦地だった大連・旅順口を訪問。第二次大戦での中ソ犠牲者に加え、日露戦争でのロシア人戦没者を追悼する行事に出席する見通しだ。


 クレムリン(露大統領府)は訪中日程を確認していないが、大連では訪問に向けた共同墓地の修復などが進められているという。


 ロシアは終戦65年にあたる今年、9月2日を「第二次大戦終結の日」に制定。記念日の正式名称から「対日戦勝」の文字は外されたものの、根底には「ソ連が中国東北部と朝鮮、サハリン(樺太)、クリール諸島(千島列島と日本の北方四島)を解放した」(有力議員)との歴史観がある。

 在露中国大使館は2日、ロシアの新記念日に同調して「占領者日本に対する中国人民の勝利65周年」と冠する数百人規模の祝賀パーティーを開催し、ロシアの政官界や在モスクワ外交団の関係者が集まった。


 中国の胡錦濤国家主席は今年5月、ロシアの対ドイツ戦勝65周年に合わせて訪露した際に「(対独、対日の)歴史の真実を守り抜くために連携を強める」ことで露首脳部と一致しており、この流れがいっそう強まっている形だ。


 中露の対日戦勝史観がさらに広がる兆候もある。


 サハリンでは今月2~3日、対日戦勝行事の一環で州主催の国際学術会議が行われ、「反日」色の濃い内容となった。この会議には中国や韓国、モンゴルなど7カ国から外交官や研究者が参加、在露英国大使館も第二次大戦の極東戦線でソ連が果たした役割を評価するメッセージを寄せた。

 AP通信も8月、米国の一部研究者に「米国の原爆投下よりもソ連の対日参戦が日本の降伏を決断させた」とする見方が出ているとの記事を配信した。

2010.9.10 01:33








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ソ連対日参戦65年 「侵略の日」を心に刻もう

2010-08-08 08:31:25 | ロシア
ソ連対日参戦65年 「侵略の日」を心に刻もう



http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100808/erp1008080313001-n1.htm




 9日は、ソ連軍が1945(昭和20)年8月のこの日に突如、日ソ中立条約を破って日本に侵攻して65年にあたる。この19日後に、ソ連による北方領土の不法占拠が始まった。日本にとって、9日は「侵略の日」であることを心に刻み、教育の場でしっかりと子供たちにも教えるべきだ。

 ソ連軍は、日本がポツダム宣言を受諾し、8月15日に終戦の詔書が発表された後も一方的な侵攻を続けた。ソ連は、かつて一度たりともロシア領となったことがない日本固有の領土である択捉、国後、色丹、歯舞群島の北方四島を占領し、併合した。

 ソ連は、日ソ中立条約だけでなく、連合国が「戦争による領土不拡大の原則」をうたった大西洋憲章(41年)やカイロ宣言(43年)にも違反し、連合国で唯一、戦後に領土を拡大した国になった。

 ソ連の独裁者スターリンは、45年9月2日の対日戦勝演説で「日本が粉砕され、汚点が一掃される日がくることを信じ待っていた」と述べ、勝利の配当として「南樺太と千島列島がソ連領に移る」と宣言した。ソ連にとって対日参戦は、日露戦争の報復戦であり、日本領土の略奪を目的としていた。当初から領土不拡大の原則を守るつもりなどなかったといえる。

 ソ連は、ポツダム宣言にも違反した。武装解除した日本将兵や居留民たち約60万人を「ダモイ(家へ帰るぞ)」とだましてシベリアに抑留し、飢餓と酷寒の劣悪な環境の中、強制労働に従事させた。絶望の中、飢えや病気などで6万人以上もの日本人が帰らぬ人となった。それらは「スターリン体制の犯罪」といっていい。

 ところが、大国復活に奔走するロシアはその犯罪を正当化し、今年から、日本が降伏文書に調印した9月2日を事実上の「対日戦勝日」として祝う。侵略を「正義の戦争」にねじ曲げた。阻止できなかった最大の原因は、日本外交の弱体化と不作為にある。

 日本政府が手をこまねいていることに、ロシアは増長しているのである。このままでは歴史の捏造(ねつぞう)や歪曲(わいきょく)が繰り返されることになるだろう。そうなれば、日露平和条約の締結どころではない。

 そのためにも日本は8月9日の意味について国民全体が認識を新たにするとともに、ロシアの「対日戦勝日」創設の欺瞞(ぎまん)性を毅然(きぜん)として世界に訴える必要がある。

2010.8.8 03:13









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日本の批判封じる戦術 「対日戦勝記念日」法が成立

2010-07-26 08:32:17 | ロシア
日本の批判封じる戦術 「対日戦勝記念日」法が成立


http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100726/erp1007260021000-n1.htm


 ロシアのメドベージェフ大統領は25日までに、日本が第二次大戦の降伏文書に調印した9月2日を事実上の対日戦勝記念日に定める法改正案に署名し、同法は成立した。新記念日の正式名称は「第二次大戦終結の日」。消息筋によると、大統領府は議員らの法案提出に先だって記念日名から「対日戦勝」を外すよう政界を指導し、日本の反発を封じる戦術をとった。日本外務省も表だった批判を抑えている。

 法改正は「軍の名誉と記念日法」を修正し、9月2日を新たな記念日に加えた。従来の対ドイツ戦勝記念日(5月9日)に加えて対日戦勝記念日を設けるもので、旧ソ連による日ソ中立条約を破っての対日参戦や北方領土の占拠を正当化する狙いがある。有力議員らが今月2日に提出し、下院が7日、上院が14日にスピード可決した。

 消息筋は、この法改正が昨年から政界指導部で協議され、大統領府の意向が強く反映されていることを明らかにした。一部観測筋には、日本で昨年、北方領土を「わが国固有の領土」と明記した改正北方領土特措法が成立したことへの報復だとする見方も出ている。


 対日戦勝記念日の制定は、北方領土を事実上管轄するサハリン(樺太)州の議員らが1990年代から陳情。98年には上下両院で法案が可決されたものの、当時のエリツィン大統領が拒否権を発動して廃案にした経緯がある。

 日本外交筋は今回の法改正について、「日本の立場を理解してもらうため、あらゆる方面に働きかけた」とし、「新記念日は日本を標的としたものではない」との認識を示している。

 他方、露有力議員らは法改正の趣旨を「旧ソ連軍が中国東北部と北朝鮮、南サハリン(樺太)とクリール諸島(日本の北方四島と千島列島)を解放し、第二次大戦の終結を早めた」などと説明。新記念日の制定を機に、ロシアでこうした歪(わい)曲(きょく)された歴史認識が流布され、領土交渉にも悪影響を与えるのは必至だ。

 「国の西部では対独戦勝65年を盛大に祝ったのに、東部で何もないのはおかしい」。露政界筋は対日戦勝記念日が制定された理由をこう説明し、ロシアが「戦勝国」の地位を極東でも誇示していく方針を確認した。戦後65年の節目をとらえ、9月2日には極東部で大々的な「対日戦勝」行事が行われる可能性がある。

2010.7.26 00:20








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ロシアが対日戦勝記念日を制定 対日参戦、北方領土占拠を正当化

2010-07-09 09:56:44 | ロシア
ロシアが対日戦勝記念日を制定 対日参戦、北方領土占拠を正当化



http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100708/erp1007081936003-n1.htm



ロシア下院は7日、日本が第二次大戦の降伏文書に署名した9月2日を、“対日戦勝記念日”に制定する法案を賛成多数で可決した。法案は政権の支持を得ており、近く大統領の署名を経て発効する見通しだ。従来の対ドイツ戦勝記念日(5月9日)に加え対日戦勝記念日を設け、日ソ中立条約を侵犯してのソ連の対日参戦(1945年8月9日)や、北方領土の占拠を正当化する狙いがある。

 法案は「軍の名誉と記念日法」を修正し、9月2日を「第二次大戦終結の日」に定める内容。下院のザワルジン防衛委員長らが2日に提出したばかりだった。通常、下院では3度の読会(本会議)を経て法案を採決するが、今回は第1読会だけで即決された。

 ザワルジン氏は法案について「日本の降伏文書で第二次大戦は終結し、ソ連が連合国の責務に従って対日参戦したことの正当性が確認された」と説明。ラブロフ外相も先に「9月2日には太平洋での終戦が祝われるだろう」と述べており、メドベージェフ政権は「対日戦勝」のプロパガンダを強めるとみられる。

 政界筋によると、法案には下院(定数450)の350人が賛成した。


 対日戦勝記念日の制定は長年、日本の北方領土を事実上管轄するサハリン(樺太州)の議員らが陳情してきた。法案は記念日に「軍国主義日本に対する戦勝」といった名称を冠さず、休日扱いにしない形で提出に至った。

 ただ、その目的は、「戦勝65周年」の節目に、自国に都合のよい歴史観を固定化することであるのは明白だ。ロシアでは日本の終戦記念日である8月15日が認知されておらず、一方的に侵攻したにすぎないソ連軍が「日本を降伏させた」との説が流布している。

 北方領土をめぐっては今月、ロシア軍が択捉島で大規模な軍事演習を行ったことも明らかになり、日本政府が抗議した。北方領土はロシアにとって事実上、唯一の領土問題となっており、軍事的にも日本を牽制(けんせい)する動きが強まっている。

2010.7.8 19:36






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