今日、斉藤孝さんの講演会後、勝間和代さんのトーク&サイン会に行きました。
大まかな講演内容は…
●好循環のしくみの作り方
⇒ベストセラーは著者・編集者・販売・書店・読者などの共感の和の広がり
によって生まれる。
●自分をグーグル化する方法
⇒お金より重要なものは情報であり、常にその情報を捉える感度を研ぎ澄ま
しておかなければならない。また、情報収集から1 %の本質を捉え、知的
生産を高める上で、生活習慣はもちろん、無駄な浪費をなくし、自己投資
を惜しまない姿勢が重要。
●社会貢献で成長する
⇒Chabo!による世界難民の教育・自立支援を通して、日本に世界市民として
の意識を根付かせる狙いがある。
●キャリアアップとツキについて
⇒仏教の「三毒」(妬む・怒る・愚痴る)追放が鍵。常に努力不足→責任転
嫁→被害者意識→加害行動の4段活用に注意。但し、努力不足からでてきた
弊害は自分の力不足の部分が強く、自分で対処できない場合、他人に開示
し、協力を求めていく姿勢も大事。
というもの…。
ただ、私は、講演内容はもちろんなのですが…、
●勝間さんが常に全方向に目を傾けながら、ゆっくりと言葉を選びながら全員
にゆっくり語りかけるように話をされていたこと。
●来場の方々の質問に対し、メモを取りながら、常に1対1の関係を意識されて
いたこと。
●相手への感謝を、サインを書いた後、見上げて一人ひとりの顔を見て笑みを
浮かべられていたこと。
●サイン会終了後、紀伊國屋書店のエレベーターに乗る際に、他のお客さんを
優先にして譲られていたこと
など、勝間さんの言動1つ1つに、常に人との関係性、つながりを大切にされて
いる姿勢が滲み出ているのが感じられました。
知的生産のための効率化、「お金の専門家」…勝間さんはそのような部分に脚光
を浴びがちですし、それらはもちろん勝間さんの魅力の1つでもあります。
でも私は、それ以上に勝間さんの人間性、母親として子どもに深い愛情を常日頃
から注ぐことによって培われた他者への心温かさなど、人間的本質の部分に魅力
を感じました。
直接お会いしたからこそ得られた宝物…このセレンディピティに感謝しています
し、これから勝間さんを応援しながら、教師として一人の人間としてますます学
ばせていただきたいと心から思ったトーク&サイン会でした…。
勝間さんのことを著書もろくに読まずに、効率化とかストイックなイメージだけで決めつける方も多いですが、お会いすれば「冷たそう」とか「こわい」とかそういうイメージ、消えるのになぁ。。。せめてラジオかテレビ見てほしい。
まぁ、しっかり勝間さんの本を読めば、そんな誤解は抱かないと思うのですが
そうですね…勝間さんはほんとに素敵な方だと思い
ますよ。
いろいろなイメージが先行してしまうのは情報社会
の怖さですが…ただ、先日の『情熱大陸』でだいぶ
イメージが変わった方が多いんじゃないでしょうか
ね。
ただ、kimutax@税金まにあさんのいうとおり、本
を通して勝間さんと会話をしていると、いろいろな
誤解はもたないと思いますね。
教育への危機感は人一倍にもたれているように感じ
ますし…一度今後のこどもの教育に関してお話して
みたいなぁ、なんて憧れを持ってます(笑)