和水町でオフ会

今年最後のオフ会は我が家から車で30分位の和水江田川キャンプ場で行われました。
何故ここか？
実は今回はオフ会の他にもうひとつ目的があり、そのための利便性が良いこの場所が選ばれたわけです。


さてその目的ですが、メンバーのひとりであるかおなし♪さんがこの度なんと新車のキャンピングカーを購入する運びとなり、その現車が久留米の店舗に入庫したため打ち合わせを兼ねて見に行こうということになったのです。
車種はトイファクトリー社製のコルドバクルーズというハイエースベースのいわゆるバンコンといわれるものです。
一旦キャンプ地がある「道の駅菊水」に集合(かおなし♪、hop、私)し、１台に乗り合わせて久留米へ向かいます。


１時間弱で店舗に到着し早速見せてもらいます。
トイファクトリーのキャンピングカーは国産車のなかではヨーロッパ車に近く、インテリアのセンスも他社のものとはひと味違いますが、この車も例にたがわず完成度の高いものでした。
走行時の定員は４人と少ないのですが、その分広さもあり２人乗車ならある程度の長旅も可能ではないかと思われました。
細かいところも年々リファインされており、そういうところがこの会社をバンコンのトップメーカーにしているのだと思いました。


打ち合わせ兼見学会も無事終わり３人は再び道の駅菊水へと戻りました。
帰り道には今話題のワークマンに立ち寄りましたが、私のほしいものはサイズがなくちょっと残念。
汚れや臭いのつきやすいキャンプには最適な安価でそれなりにおしゃれな衣類が揃っており見るだけでも楽しかったです。
ちょうど昼時でもあり、道の駅の側の食堂で昼食を。

なんともレトロな食堂でした。
私が頼んだのは「味噌チャンポン」なるもので、他の地方では見たことのないものです。
出てきたものはいわゆるチャンポンとは全く異なるもので、まず麺が細麺でした。
風味も薄めの味噌味で、かといって味噌ラーメンとも異なります。
初めての土地で馴染みのないものを食べる！
これこそ旅の楽しみですね。
パンチはないものの穏やかでいいお味でした。


キャンプ場は道の駅の裏手にあり、川に沿って広がっています。
キャンプ場としてはかなり狭い方で、炊事場やトイレもちょっと離れたところにあって設備が整っているとは言いがたいのですが、料金格安で規則も緩やかでした。
まわりにスーパー、コンビニ、直売所、ホームセンターなどがあり大変便利です。
大自然に抱かれて、というわけにはいきませんがファミリーキャンプには良いのではないでしょうか。
道の駅には温泉施設(天然ではない)もありました。


荷物を下ろしてしばらくすると「ふかけん」さん、久しぶりの「shunsuke」さんも到着し設営を開始します。
と、ここで私の超大失態が発覚します。
前回のオフ会で鍋セットを忘れるという重大インシデントをヤラカシている私ですが、なんと今回は買い込んでいた食材を家に置いてきてしまいました。
ミスジの塊、ステーキ肉、そして先日訪れたガンジー牧場で発見した骨付きのソーセージでした。
あ、ハムも。
ステーキ肉は岩塩を振りかけて炭火で焼いたらワイルドで美味しそうだなと自分でも楽しみにしていたのに情けないことになりました。
(少しづつ我が家で消費していきます)


肉類は幸いにも道の駅内の肉屋さんで調達できてひと安心。
これが山奥のキャンプ場だったら大惨事でしたね。
そして心強い「ふかけん」さんがピンチを救って下さいます。
前回のオフ会で打ち立てざる蕎麦を振る舞って頂き大いに盛り上がったのですが、今回はなんと新蕎麦の釜揚げです。

食べるのに忙しくて写真が撮れてませんでした。
今まで温かい蕎麦は香りが弱いと思っていましたが、これは違いました。
つけ汁にしっかりと香りが移って最後まで楽しめます。


我らがサイト内の光景を。
まわりのオシャキャンとは一線を画す、まるで赤十字の炊き出しのような状態になっておりますね。
でもこれが楽しかったりします。
今回もshunsukeさんのスクリーンタープが大活躍しました。
設営も簡単で中が暖かく魅力的ですが、収納サイズが大きくなるのでバンコンに積むのはちょっと厳しいかな？

蕎麦に続き「ふかけん」さんお手製の汁物。
寒い冬キャンプにはやはりこういったものがありがたいですね。
鍋の後方にある衝立状のものは先日Amazonでポチった大型の風避けですが、私はこれを焚き火台の後ろに置いて熱を反射させようと思いました。

こんな感じですね。
リフレクターと言われてます。
今後予定しているソロキャンでの暖かさ確保のひとつのアイテムとして今回持ち込んでみましたが一定の効果はありそうです。
後ろ側は全然暖かくないですからね。
後で見ると売り切れ、再入荷予定なしとなっていました。


大型風避けの他にも今回寒さ対策の一環としてテストしたことがありました。
それはFFヒーターを点けずに寝てみること。
外部電源のないところで冬にFFなしで寝るにはどうしたらいいか。
具体的にはmont-bellのシュラフ＋貼るカイロin＋ポータブル電源＋電気毛布ということに。
小型のセラミックヒーターは消費電力が300Wあるのでポータブル電源では長時間の使用は無理と思い、今回は持ち込みませんでした。


翌日は雨が降るということで気温も恐らく3℃前後までしか下がらなかったのですが、結果的にはシュラフと中に入れた貼るカイロ１枚だけで暑いくらいでした。
上から普通の毛布、下に電気毛布を敷けば0℃をかなり下回っても大丈夫な感じがしますがどうでしょうか？


キャンプスタイルというのは十人十色でしょうけど、じゃあ自分は今後どの方向で行くのか最近よく考えますが、まだはっきりした結論は出てません。
いろんな人のキャンプ動画を見ていて参考になったり面白かったりはするものの、これだ！というスタイルにはまだ巡り合っていないですね。
まあ、急いで決める必要も全くありませんが。
オシャキャン系、野営系はなさそう。
車の側に小さいテントを張り、そこで飲食し、寝るのは車内みたいな感じですかね。
これはあまり誰もしてないような気がするんですが。
これだと夫婦で旅をしても、自分はテント、妻は車内みたいなアレンジもできそうだしね。
ただ、北海道に行ったらこれは無理かもですね。
なんせ北海道にはヤツがいますから。


などと妄想にふける日々ですが、体の続く限りグルキャン、ソロキャン、続けていきたいと思ってます。