遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

5月のあれこれ

2019-05-30 20:00:05 | 日記
5月は10連休(すでに懐かしい感じさえ覚える)後半もあり、仲間たちも色々忙しいようで、結局オフ会は来月に持ち越しとなりました。


22日はライフワークでもある、父とのお出かけ。
手近なところはかなり行き尽くしてますが、季節ごとに見所も違ってなにかと新しい発見もあり、飽きることはありません。
新緑、紅葉、遠望、積雪等々。
今回のルートは、これも数えきれないほど訪れた菊地、小国、瀬の本、筋湯、長者原、牧の戸コースで、そのあと箱石峠、高森を通って南阿蘇に新しく出来た商業施設を覗いてみるという計画で出発しました。


途中、南小国で山鳥の森キャンプ場に下見のために立ち寄りましたが、あいにく休業日で誰もいません。
とりあえず場内を一周してみます。
敷地のなかには魚釣りのできる池や子供用のプール?もあり、完全なファミリー仕様のようです。
我々の仲間も私自身も徐々に経験を積み、自分達の楽しみ方も覚えつつあり、その流れから見るとここはベクトルが違っていると感じました。
でも、小さい子供をつれてくるには素晴らしい場所だと思います。



その後長者原から牧の戸峠を越えて降りたところにあるハーブティーの店に立ち寄り、コーヒーを一杯。
Tea&Herbtea36というお店です。
店休日でしたがたまたま中にいた店員さんが我々に気がついて店を開けてくれました。
ちなみにこの店員さんは熊本市内から通ってきているそうです!
そこで耳寄りな情報をふたつ。
ひとつは内牧の「はな阿蘇美」でバラ祭りが開催中であること。
もうひとつは地震による道路崩壊で閉鎖されていた仙酔峡が開通となり、ミヤマキリシマが咲いていること。
どちらにしようか悩みましたが結局バラ祭りに行くことに。
私は植物全般にあまり興味がなく、逆に植物大好きな父に聞いて決定しました。

手前に咲いているのはネモフィラ(と書いた札がありましたww)
これを覚えたのが今回の大収穫です。

なかなか見事です。
お手入れも大変だろうなあ。

大喜びの父とあっという間に飽きてしまった不肖の息子(笑)
でもこれだけのバラを見るのは初めてかな?
去年水俣で見たけれど、これほどきれいに咲いてはいなかったような気がします。




そして

花に囲まれて一服。
ここでパッタリいっても本人的には大満足かもしれませんね。
ちょうど満開のようで、いいタイミングでした。
この後併設のレストランで食事をしましたが、何気なく付けたサラダバーが思いのほか充実していてちょっとビックリでした。
これだけで(¥320)完全に1食分はあるので、次回はちょっとだけなにかを頼んでサラダバーをつければ丁度いいのではないかと思います。
ちなみに内容は、お茶、ご飯、高菜飯、味噌汁、スープ、サラダ各種、プリン、ソフトクリーム、デザート類等でした。
ハンバーグの単品かなにかを頼めば十分ですね。
というわけで色々充実した半日を過ごすことができ、父も大満足でした。


もともと25、26日はオフ会のために仕事を休む予定でしたが、来月に持ち越しとなったので、当然のようにソロキャンに変更し南小国町のゴンドーシャロレーに予約を入れておきました。
友人の一人は同日に開催されているキャンピングカーショー(in熊本)に奥様と一緒に行って、次期キャンカーの下見という重要なミッションがあるとのこと、もう一人の友人は仕事が最近忙しく疲れぎみで腰の具合もよろしくないそうで、その時点で今回は一人オフ会だなと思っていました。


前日の金曜日、腰の痛い友人からラインが入ってきます。

こんなところでこんなことをしているようです。
ああ、家(M崎県)の近くでいいとこ見つけたんだな。
それも良いよね。
腰が痛いから遠出は無理だしね。
「で、そこはどこなんです?」
「鍋の平です!」
「ハア?」
鍋の平キャンプ場は熊本県の高森町にあり、我が家からもそう遠くはありません。
腰が痛くて動けないはずなのに隣県まで出張って来ている模様です。
おまけに優雅にソロキャンを楽しんでいる雰囲気ではないですか!
あとで聞けば、私を騙し討ちにして楽しもうという魂胆であったとのこと。
人の良いのだけが取り柄の私は見事に引っ掛かったというわけです。
当然のごとく次の日の私のソロキャンにも参加するとのことで、追加予約をすることに。
持つべきものは友・・・・ですね。
それはともかく、鍋の平キャンプ場は根子岳の麓の芝生のきれいなところだったようで、近いうちに行ってみたいと思います。
もう一人の友人は前週に雨のなか、この鍋の平を下見してあまりいい印象を持たなかったようですが、ここに限らず雨キャンプは出来れば避けたいところですね。



さて、私にとってはソロキャン本番の日、日本全国が5月としては異例の猛暑に包まれました。
いつもならこの時期20℃を下回るはずのミルクロードの上も27℃。
標高1000m弱のゴンドーシャロレーに着いても26℃。
でも日陰でじっとしていれば湿度が低いためかヒンヤリして快適です。


今回は前回のソロキャン同様展望のきかない林間サイトを予約しました。
木立に囲まれているため落ち着いて過ごせてとても気に入ったからです。
サイトも広々しています。
平地では滅多に聞くことの無いカッコウやホトトギスがひっきりなしに啼いて高原気分を盛り上げてくれます。
キツツキのドラミング音も響いてきます。
鹿とよく似た鳴き声からするとアオゲラでしょうか。
あと、茶屋の原でも聴こえていましたがアオバトの「ワーオーワーオー」という奇妙な鳴き声も。


それはともかく、今回は自分にとって大事なミッションがあります。
前回の茶屋の原キャンプ場で初張りしたテントに、新たに購入したヘキサタープを連結してみるというものです。
連結は無理としてもとりあえず被せる位はしてみたい。
午後の日差しに照らされて大汗をかいてなんとか張ってみました。

アレッ?
なんか違うなあ。
こんなはずではなかったような気がする。
寛ぐべき前室的なスペースがない!
タープに対してテントが大きい?
でも前後にポールが立っているのでずらせない。

でもまあ、今回は張れることが分かっただけ良しとしようか。
次回は前方(向かって左)のポールを高くする、タープ後方とポールの間にロープを張ってテントを後ろ(向かって右)にずらして前室的なスペースを稼ぎ出す、という方針でカッコヨク張りたいものです。


テントを張っている最中にやって来た友人と共に近くの黒川温泉の「野の花」で温泉を楽しみ、サイトに戻って(10分位です)いつものごとく焚き火と食事になだれ込みます。




手前で私が焼き物を、友人は向こう側で地鶏やこてっちゃんを調理という、ちょっとソロソロ気分で静かに時が過ぎていきました。
この辺の何気ない、それでいて非日常のひとときが私にはキャンプの醍醐味と思えます。


林間サイトは3つ並びであり、片側はソロ(ハンモック泊!)、もう片側は中学生くらいの男の子をつれた父親でそれぞれゆっくり楽しんでいたようです。
この日は50組位の利用者があって、上の景観の良いところも満席状態でした。


テントで寝た私は(友人は車中泊)朝の5時前にテントに降り注いでくる鳥の声で目が覚めました。
すぐ側で名前のわからない鳥がしきりに囀ずっているようです。
長い間生きてきて、恐らく最高の目覚めだったのではないでしょうか。
外に出ると鳥が逃げると思い、しばらくの間テントの中でじっと聴いていました。


朝食はマフィン、ハム、レタス、卵とコーヒーで簡単に済ませました。
食べ終わる頃友人も起きてきましたが、この辺がソロソロの良いところで、自分のペースでゆっくり過ごすことができます。
オフ会でも夜はみんなで、朝は各々というのがいいかもしれませんね。



今回はタープとテントが思ったように張れず、それぞれで夕食とはならなかったのですが、次回は出来ればそれを実現したいと思います。
やはり自分のテントとタープの下で食事、というのがベストの形ですからね。


当初の予定では撤収後キャンプ場を下見しつつ帰宅するはずだったのですが、前日キャンカーショーに行ってきた友人が、珍しい車があったので是非見ておくようにと何度も言うので、予定変更で益城町のグランメッセ熊本に出かけてきました。

分かりづらい写真ですが、SUZUKIキャリー(現行ではない)ベースのキャンピングカーで、荷台に鉄製の箱を載せさらにその上に折り畳みのテントのようなものを就寝スペースとして載せています。
ノンターボの軽四だし、そこそこ重量もあるので長距離は無理だけど、自衛隊の小型特殊車両のようでカッコいいし、キャンプなどの遊び車としては十分使えるのではないかと思いました。




というわけで5月も終わり、梅雨から夏へと苦手な季節がやって来ますが、できるだけ高度のある場所でのキャンプを楽しみつつ、乗りきっていきたいものです。

なお、別日に3ヶ所ほど南阿蘇周辺のキャンプ場の下見をしましたが、それはまた機会があればアップしたいと思います。

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7 コメント

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Unknown (hopthyme)
2019-06-01 08:48:11
いいな、いいな、行けたのになーーーー
でもキャンカーショーで相方に車を見せたりショップの方の営業トーク聞かせてちょっと次回もキャンカーを、という気持ちが持てたみたいでよかったのかな?観光がマニアックなので大きな車はカッコいいけど買うなら相変わらずバンコンということでした。トイレ付も断固拒否でした。
新たなキャンプ場、これからの時期にいい場所かな?楽しみにしております。。
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Unknown (shimanami28)
2019-06-01 12:56:18
トイレは要らない派なんですね。
その分広い方がいいということでしょうか。
それならやはりランドティピーになりますが、GTとあまり雰囲気が変わりませんよね。
なかなか機種選定も難しいですね。
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Unknown (かおなし♪)
2019-06-01 16:00:15
むふふ・・・。
思ったように騙されましたね(笑)
まあ、仕事も忙しかったし、腰痛の具合も良くなかったのは事実ですが、鍋の平に行ったらあっさり感じなくなりました。
やっぱりストレスが原因なのでしょう。
キャンプに行ってる間は痛みが和らぐので助かります。
ということで、今回も楽しいキャンプでしたね!
次回は、完全ソロ×ソロ、やりましょう(^^)/
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Unknown (shimanami28)
2019-06-01 17:49:49
なかなか現金な諸症状ですね(笑)
でもあの鍋の平の風に吹かれて見るとそれも納得です。
私は数十年ぶりに野鳥の声に感動し、鳴き声図鑑を買おうか悩んでます。
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そのうち・・・ (taka)
2019-06-03 00:48:14
双眼鏡とバードフォイッスルを下げ野鳥図鑑を見ながら
朝のキャンプ場で過ごすisさんが見られるかも?
実は毎週のようにテントキャンプしていた30年前の私がそうでした(笑)
テントだと鳥の声も良く聞こえるので目覚めも良く
タープの朝露が玉になりキラキラ輝く様子など
たったそれだけでも感動していた頃を思い出します。
南阿蘇のキャンプ場下見、どこに行かれたのか楽しみにしてます。
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間違えました (taka)
2019-06-03 00:51:58
バードホイッスルではなくバードコールでした(笑)
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Unknown (shimanami28)
2019-06-03 05:50:26
テント泊だといろんな音が本当によく聞こえるんですね。
あとで調べたら、朝イチでよく啼いていたのはオオルリではないかと思われました。
バードコール、欲しくなってきましたよ(笑)
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