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マインドコントロールの実態

2012年03月23日 | 短歌に政治や社会

今日、テレビのモーニングシューでは、こんな事ばかり取り上げられている。

夫が占い師に「離婚しないと事業に失敗する」と洗脳され泥沼

NEWSポストセブン2012年3月18日(日)17:05

 オセロ中島知子の女性占い師によるマインドコントロール騒動が世間を賑わせていたが、実は似たような問題があなたのすぐそばで起きているのかもしれない──。そんな出来事に巻き込まれたのは、フリーライターの田中典子さん(仮名44才)だ。彼女は、昨年3月に17年連れ添った夫に、突然、「離婚してくれ」といわれたという。
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一般に、この「マインドコントロール」とは、「洗脳」されるものと言われている。
この「洗脳」されるのはなぜかというと、一つには「欲」を持っていて、その欲を満たそうとしていることにある。
これはこのようにモーニングシューで取り上げられている人たちとは限らない。
一般の我々も、この「マインドコントロール、洗脳」される毎日だと言っていい。
というのは、テレビなどのマスコミメディアが、商品や食べ物の宣伝を「これでもか、これでもか」と流している。それに連れらて、その商品や食べ物を求めることに「マインドコントロール、洗脳」されてしまっている。
ひどいのになると「美味い金儲け」に誘われて、身銭をみんな取られてしまう事さえある。
ところがそういう事になって「だまされた」といい、「訴訟してやる」と言っている。
それが欲にかこつけて、身ぐるみはがされたのが、自分の欲から出たものと反省もしないでいる。

「マインドコントロール、洗脳」される原因には、こうした「欲」とは別に、その人が「自分で自分を律する」という事、即ち「自律心」が整っていないことによって、「マインドコントロール、洗脳」されてしまう。
今の「美味い金儲け」の話が持ち込まれても、「ちょっと待て、本当に信用していいのか」と、一拍置く心の余裕がないことには、すぐにだまされてしまう。
これは、言ってみれば「別の自分が、自分を監督している」という事とも言いうる。
即ち、「自分で自分を律するようにマインドコントロール、洗脳」していかなければならない。
これが「マインドコントロール、洗脳」の、実態なのである。

ところが今の「野田」という首相、何が何でも「消費税増税」という事に「マインドコントロール、洗脳」されていて、「社会保障と税の一体改革」という事には、増税の他の選択肢には目がいかない。
「議員削減、官僚機構改革、公務員給与削減」には、これ等に関係するものによって「マインドコントロール、洗脳」されてしまっていて、手も足も出なくなっている。
首相たるものが、既得権益をむさぼろうとする者の「マインドコントロール、洗脳」を撥ね退けて、一国の首相になるように「自律心」を持たないことには勤まらない。

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