青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

打ち続く異常

2018年05月31日 | 短歌に政治や社会

働き方改革関連法案、衆院で可決 週明けにも参院審議

異常といっても、天候異変などの異常のことではない。自然現象の、異常のことではない。
人間世界、人類社会の、異常のことである。

毎日毎日ニュースで流されている「14年前の少女殺害事件」。
この犯人は、異常ともいえる少女たちの苦しむ姿を見るのが楽しみだったという、偏執的にも凝り固まったことに執着している異常さ。
それにまだ耳新しいが、少女を殺害して線路に放置して電車に引かせたという事件もある。
だが人間の異常さは、こうした部類の人たちばかりが引き起こするのではない。
あろう事か、人々の行く末を定めて導いていかなければならない、国家首脳からして異常になり、変質的なことに凝り固まって執着している。

領土や領海拡張に、宗派対立などして戦闘を起こす。米国などでは何度となく銃乱射事件が起きて多くの死傷者が発生しているにもかかわらず、銃に執着していて銃規制ができない。
今日から「世界禁煙週間」が始まるが、おかしなことに禁煙よりも、たばこの販売禁止や製造、たばこの葉の栽培禁止には踏み切らないのでは、何の効果も上げられない。

我が国においても、政府の施策はボロを纏ったままの玉虫色になっているのものを、これ見よがしに行っている。
「働き方改革」にしても、それが子供達には何の恩恵も与えたりはしない。ただ金銭関係ばかり執着するようになるばかりに過ぎない。

これだから打ち続く異常さは、果てしがない。

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