青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

続、原爆投下の善悪

2016年08月07日 | 短歌に政治や社会

戦前日本にも、原爆製造が計画されて研究が続けられていた。
しかしそれを知らされた昭和天皇は強い口調で叱責し、

「昭和天皇のご叱責は次のような観点からのものであった。『数カ国が、新兵器開発を競っているとのことだが、日本が最初に完成し使用すれば、他国も全力を傾注して完成させ使用するだろうから、全人類を滅亡させることになる。それでは人類滅亡の悪の宗家になるではないか。またハワイに投下する計画とのことだが、ハワイには、日本の同胞が多数移住し、現地アメリカ人民と共に苦労し、今日を築き上げたところだ。そのような場所に新兵器を製造することには賛成できない』」。

と戒められている。
軍部というものは、新しい兵器を使用したがるものだからだ。
米国よりも日本が先に完成していたなら、昭和天皇が言われるように人類の危機に直面することになっていただろう。
歴史にあったことを、何やかや言っても詮無い。所詮やり直すことはできないのだから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月6日(土)のつぶやき | トップ | 機雷敷設 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿