青い鳥の世界へ

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イチかバチかのミサイル攻撃

2011年05月31日 | 短歌に政治や社会
海水注水の継続 首相「正しかった」 所長判断を支持(朝日新聞) - goo ニュース

二か月以上になんなんとするのに、福島第一原発収束のがおぼつかない。いたづらに日数と費用と人的疲労に被害が出るようになっている。
ここで一発、「イチかバチか」の賭け、勝負に出るより他は無いのではあるまいか。

だが、それが成功し、収束できるという保証はない。
私も専門家ではない、ずぶの素人だし。
それに未曾有の事態だし、過去に例を見ないし、経験もない事だからである。
かと言って、被害を出したりして時間を浪費して手をこまねいている訳にもいかないから、やってみるのも一つの選択肢だろう。
こうした方法は、丁度油田の火災に際し、爆薬を爆発させて消火させる手段と似ている。

「イチかバチかの賭け、勝負」とは、事故を起こしている福島第一原発に、自衛隊によって「ミサイル」をぶち込むのである。
「防衛」とは、他方からの攻撃や侵略に対するものばかりでは、有るまい。事故を起こして放射能を制御できないものからも、防衛しなければならないのも「防衛」といえるだろう。

この「ミサイル攻撃」によって、事故を起こした原発が、それ程放射能を発散せずに粉々になって地中深く埋没してくれたならと思うが、どうなるやら。

だが今のこの国には、かって北朝鮮のミサイル発射時に、「敵基地攻撃だ、核武装だ」などと勇ましい事を言っていた元首相なんかがいたが、こういう「イチかバチか」の賭けや勝負に出るほどの器量ある人物はいるだろうか。
いるどころか、こういう非常事態という時に、「倒閣」とか、「金儲けのチャンス」などと言っている輩が多い。

どっちがいいのだろう。
すべからく、事故原発が廃炉し埋没した方がいいのか。
それとも、だらだらとこのまま、放射能汚染や作業員たちの犠牲を重ねさせていった方がいいのか。

イチかバチか」の賭けと勝負の時やね。
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