15日付けの家でとっている新聞の読者投稿欄に掲載されていた記事、「肌で感じる生態の異変」と、いまひとつの記事「残念でならない多い高齢者虐待」は、個別の事とは言えない。むしろ関係があり、関連を持っている。
「生態系」が狂うような世の中になっているから、「高齢者虐待」が多発するような社会になっていると言える。また、その逆でもある。
そしてその元凶は何であるかというならば、「経済学」の発展であるといっても過言ではない。即ち「資本主義」の台頭であり、「景気拡大、経済発展」主義がまかり通ることによる。
これにより「評価、数値、優劣」によって差別化されることとなり、これによって切り捨てられたものは悲哀を味わう運命にある。
松下幸之助は「経営の神様」と言われているが、「財の営み」には優れてはいても、「心の営み」や、「自然との営み、和の営み、絆の営み、相関的営み」等については、怪しくなる。
「心の営み、自然との営み、和の営み、絆の営み、相関的営み」等は、「地位、権威、金銭、富」等の欲を離れたものでなくてはならず、それは宗教的見地に立つものでなければ、「生態系の異変も、高齢者虐待」も無くならない。
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