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浦上天主堂で能

2005-11-24 | nagasaki
長崎、浦上天主堂で新作能
「長崎の聖母」が23日、上演されました。
浦上天主堂は爆心地に近く、原爆で
倒壊炎上しました。
この能は原爆を題材に復活と再生を主題にしたもので
巡礼者が被爆した老女に出会い、悲惨な原爆の体験を
聞くというストーリーで、
グレゴリオ聖歌が取り入れられ、日本と西洋の
古典が融合した舞台でした。
まあ、言葉が難しくてよく分からないところも
多々ありましたが、荘厳な天主堂で蝋燭の灯りでの
舞台は感動的なものでした。
今年は被爆60周年、当時を知る人が少なくなる中で
語り継ぐことの大切さを実感しました。
被爆二世である私も、何かしないといけないなと
考えさせられた夜でした。