ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

CS隊集会 金剛山登山

2009年02月22日 | カブ隊活動
カブスカウト隊集会で、先週下見をした金剛山登山に挑戦した。ビーバー隊からも有志2名が特別に参加した。バスを降り登山口でトイレを済ませ、出発する。登山道の入り口には水場があり「ここより上、水無し」の看板が掲げられている。
ペースの速いカブ隊が先を行き、ビーバー隊員は最後尾から追いかけて行く。登山口から5分ほど歩いたところで「もう歩けない」と弱音を吐いている。大人の気を引くために言っているので、「黙って、歩け」と一喝する。千早城へのモノレール道の分岐をすぎると、急な階段の七曲りが現れる。ここからは、階段が続く。ひたすら階段を登り、中間地点のウルトラマン石造で小休止。
途中、ビーバー隊員が道端にしゃがんでいるので何をしているのかと見ると、木の実を拾っていた。歌峰を偲ぶ石碑を過ぎ、分岐を右手(新道)にとる。しばらく登ると道の傍らに、つららがなっている。ビーバー隊員は、当然のごとく採取して、宝物のように持ち歩く。そうこうしているうちに本道と合流。ここから山頂広場までは5分。最後の力を振り絞って歩く。山頂広場では仲間が待っていてくれた。到着時間は11:40。気温は3℃、積雪も無く、アイゼンもまったく必要ない。
全員が揃った時点で山頂広場から国見城址に移動し、リーダーが沸かしてくれたお湯でカップ麺を食べる。寒い中での温かい食事は大変ありがたい。城址の柵の外に餌台があり、コジュウカラが餌をついばんでいる。リーダーの一人が鳥の餌を用意してくれており、隊員たちは手のひらに餌を載せ、鳥がやってくるのを待つ。しばらくじっとして待っていると、人馴れしているのであろう、隊員の手に鳥が止まってくれる。下山前に、時計の所で全員で記念写真を撮る。
最高点である葛木神社から、千早園地を抜け、伏見峠へ出る。伏見峠からは念仏坂を降りる。コンクリートの急な下り坂が続く、油断するとひざを痛めてしまう。寺谷の水場で冷たい山の水を口に含み、下り続ける。ロープウェイ駅前バス停に到着したのが14:25、下見と同じ時間である。バスに乗り込むとビーバー隊員はすぐに寝てしまった。
ビーバー隊員には少しきつい行程だったが、今日成し遂げたことは、明日への自信につながると思う。登山を成功させたという体験が、彼らを成長させるはずである。

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3 コメント

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葛城夏冬踏破 (隊長)
2009-02-25 00:17:43
美幸ちゃんは、19年8月と20年3月に葛城山を夏冬踏破してます。今回、金剛山も登ったので、もう怖いもの無しですね。
CS隊は5月に登山の予定です。BVS隊も登山の予定入れます。(早く、年間プログラム作らなくては。。。)みんなで、また登りましょう。
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お疲れちゃんでした (颯太ちゃんの母)
2009-02-23 15:34:02
美幸ちゃんも小西君も安村君もみんながんばってました♪「また」一緒に登山が出来ると信じています。
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お疲れ様でした (美幸ちゃんの母)
2009-02-22 22:58:52
今日はお疲れ様でした。午後から天気が怪しかったですが、山中で降らなくてよかったです。
BVS隊よりCS隊の娘のほうが根をあげていたんじゃないでしょうか?「もう山登りは行かない!!」と言っています。でも、CSの活動は辞めないと…断言もしています。
今日からしばらく親子共々筋肉痛です…
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