熱烈に走行する車をあまり見掛けなくなった。
『走り屋』と呼ばれる者たちが零細になった此の中、
僅かにバトルを主軸とする者たちが存在する。
彼らにも様々な部類があり、
バトル・ステージの選択にしても、ドライバーの得手・価値観・感受性・車種・仕様などにより
銘々で異なり、峠、高速道路、サーキット、一般道など多種多様に細分化される。
(ちなみに著者Y.Mは、信号機のある一般道で、片側3車線が好ましい。)
車や駆動方式の嗜好も十人十色で、
大排気量turbo車から軽自動車まで、FF・FR・4WD・MR・RRと、分類される。
著者Y.Mは、エンジンは2L turboで、駆動方式は4WDかMRが良い。
FFやFRはパワーを上げるほど、ホイールスピン制御のアクセルワークがシビアなのに対し、
4WD・MR・RRはアクセルベタ踏みで行ける。
もちろん信号スタートにも強い。
大まかに言えば、2L turbo車は、
2L超の大排気量 turbo車に比べ、低速~中速域の加速に優れている。
大排気量turbo車の車体は重い。
若干古い年代のものになるが、アリスト(JZS161)やシーマ(FGY32)が典型的である。
アリストは3L twin turboのエンジンを搭載し、280馬力の出力を誇るが、
車両重量が1680kgもあるため、低速~中速域の加速がニブい。
しかもFRなので、ウェット路面やタイヤの状態などにより、信号スタートでもたつく。
ゼロヨンは約14秒もかかり、車体も大きく、車間を縫って走るのに適していないゆえ、
少なくとも一般道では役に立たない(個人的な見解)。
アリストは鈍重な車である。
人と自転車で短距離競争をする際、スタート時にもたつく自転車のように。
そもそも大排気量turbo車は値段が高い。
3L twin turboのエンジンを載せた
アリスト(JZS161・1997年)の車両重量は1680kg、馬力は280ps、
(当時)価格は4,360,000円。
一方、2L turboのエンジンを載せた
MR2 GT-S(SW20・1997年)の車両重量は1270kg、馬力は245kg、
(当時)価格は2,713,000円。
勿論パワーウエイトレシオ、駆動方式ともMR2の方が良く、
0-100km/hやゼロヨンの勝負では、こちらに軍配が上がる。
しかも、価格はアリストより160万円以上も安い。
更に30万円程度で、マフラー・エアークリーナー交換、EVC等でブーストアップすれば
アリストとの差は更に開く。
2L turbo車は、コストパフォーマンスに優れているのである。
では、『そんな大金をはたいてまでアリストを買う意味があるのだろうか。』
という問には次のように答えたい。
双方の加速度曲線は、100km/hを超えたあたりで交わりを見せる。
すなわち、大排気量のturbo車は2L turbo車に比べ、
100km/hを超えたあたりからの加速が強いのだ。
それに加え、最高速度も高い。
そして、数百万円をかけてエンジンチューニングした場合、
チューンド2L turbo車より馬力・トルクとも大きくなり、最終的にはPWRも良くなる。
しかしながら、総額ではとんでもない金額となってしまう。
個人的には、そこまでの対価を支払ってまで、
『重く、スタート時に滑り、フットワークが悪く、ダウンヒルに弱く、燃費の悪い車』
など乗りたいとは思わない。
私見では、アリストの活躍の場は、速度リミッターカット後の高速道路のみ。
この辺の高速道路は、コーナーらしい曲げは無く、どちらかといえば直線的だ。
大排気量turbo車に乗り、直線でアクセルを踏むような芸当は、誰にでもできる。
高速道路で270km/h出して、一体何の価値があるというのだろうか。
(まさに失笑噴飯。)
私の経験によれば、I市における片側3車線の一般道は、
道幅、信号間の距離、周りを走る車の数などを考慮すれば、
2L turbo車(4WDかMR)が最適なのである。
残念なことに、世間では『エンジンは、排気量が大きいほど車は速く走る』
という誤った解釈もある。
不正確なメタファーを使い、標的となる小排気量車を侮辱する浅学菲才な阿保垂れども。
そのような『大排気量症候群』は、まずはライトチューンのエボⅢに乗ってみよ。
フルスロットル時には、その絵空事は一過性のものだったことを思い知り、
当人がこれまでに築き上げてきたものを土台から崩し去り、台無しにすることだろう。
確かに、排気量が大きいエンジンを制作するにあたっては、
馬力・トルクとも大きくできる余地はある。
しかしながら、もし、そのように作られなければ、
馬力・トルクとも貧弱なエンジンが完成するだけである。
それに、ボディが重たければ意味がない。
はたして『本当に速い車とは何か。』という問にはどのように答えるか。
それは各々の価値観により、もちろん回答はまったく異なるであろう。
著者Y.M的には
『ゼロヨンに強く、よく利用する道路(例えば通勤路など)で速い車。』と答える。
論より証拠。御託を並べる前に、まずは勝負してみればいい。
閑話休題。
そもそも著者Y.Mがレガシィを購入しよう決断したのは
花香琴音嬢のYou Tubeを観てのこと。
琴音嬢はレーサーVtuberで
スポーツカーに詳しく、ためになる沢山の動画が掲載されている。
レガシィB4(BL5)0-100km/hの動画。
この動画は3:55あたりのチャレンジで、L氏は見事に4秒63をマークしている。
著者Y.Mも、フロントパイプを交換しただけで4秒70をマークした。
これほどの性能を持つ2L turbo車が安価で販売されているのは、実にありがたい。
『安くて、0-100km/hやゼロヨンの速い車が欲しい。』という方へ率直におすすめする。
私は程度の良いものが欲しかったゆえ、価格は動画の4倍近くのものを購入。
(それでも2L turbo 4WD車にしては格安である。)
琴音嬢の動画をいろいろと観ているうちに、ステッカーが欲しくなった。
『KOTONE Racing team』のステッカーは、販売されているものにゴールド色が
ないため、自作することにした。
オンラインで入手した素材をillustrator上にてカスタマイズ。
A4サイズにプリントアウトしたものを切り抜き、
ゴールド色のカッティングシート上に書き写し、切り抜き、
ボディにマスキングテープで位置決めし、張り付けた。
オリジナルステッカーとは異なるデザインとなってしまったが、
これはこれで気に入っている。
こころざしは『KOTONE Racing team』の一員。
オブシディアンブラックパールのボディとゴールド色のステッカーが
互いに引き立ち、エレガントな演出を醸し出す。
まだ貼ったのは右側のみだが、ステッカーのエフェクトにより観られ感、
モチベーションともに向上。
『KOTONE Racing team』のステッカーは、スポーツカー好きの主張にもなりうる。
ナンバーも変更し、さらに満足度は高まった。
ワークスのブログにも書いたが、なぜ『1』を選択したか気になる(物好きな)方は
プロフィールを参照していただければと思う。
ナンバーの意味をもうひとつ語るなら、
現在の通勤路になってから(ミラに乗っている頃から)往路・帰路とも常勝の白星。
(ワークスもレガシィも速いので、裏技は使わなくていい。)
くどいようだが、論より証拠。御託を並べる前に勝負だ。
(とは言っても、『勝負を受けるような気の利いた奴』はホントにいなくなった。)
今のところ、レガシィの加速力はマイカー履歴では3位に順位付けされるが、
ブーストアップ後は2位に上昇することが期待される。
(1位:ランエボⅢ改、2位:MR2改)
もしレガシィに、ランエボⅢ改を上回るセクションがあるとすれば、
ハイギヤードに起因する最高速度と、高速域の安定性、及び乗り心地くらいのものか。
それにしても、レガシィでのドライブは楽しいものだ。
レガシィほどジャズが似合う車はない。
Bill EvansのWaltz For Debby、Portrait In Jazzを聴いて走る。
20年ぶりの2L turbo車で感極まっており、当分は現行仕様のまま走りたい。
先週Hさんと飲みに連れていってもらいました🤗
Y.Mさん達もお元気と伺いました。
T社の人間は正直どーでもいいのですが
M社の皆様にはお元気でいてもらいたいです❗️
長文失礼いたしました。
お体にお気をつけ下さい😃
タイスナックは、いかがでしたでしょうか
M社は年配の人が多いのですが、
おかげさまで、皆ビックリするほど元気です
こんなご時世で、色々と大変かと思いますが、
H君の健闘を祈ります
H君もHちゃんも私も『Cグループ』ですからね