資格マニアの品格

取得資格107個のスイスポ乗り      by Y.M

400Rより速いLEGACYの0-100km/h

2021年11月28日 | 資格

レガシィの動画をYouTubeにアップロードした。
ECUノーマルで、HKSメタルキャタライザー、VOLK RACING CE28、
WRX純正ウイング、柿本マフラー(リアピースのみ)といった仕様だ。

0-100km/h加速は、もちろん『スカイライン400R』よりも速い。

先日、レガシィのパワーチェックにTop fuel を訪れた。

修正馬力297.6ps、最大トルク37.1kgmという結果に。
4速の6800rpmあたりで速度リミッターが作動するため、7500rpmに達していない。

300psまでもう少しというところだが、ノーマルECUにしては上々の域であろう。

修正馬力とは、実際にシャーシダイナモで計測した馬力に
『エンジンから路面に伝わるまでの損失馬力』を加えたもので、
エンジン本体出力の推定値である。


動画では解説していないが、ホイール交換による効果を、もう少し具体化してみたい。
以前、ブログにも書いたが、0-100km/hタイムはパワーウエイトレシオの近似値である。
例えばスイスポならPWR6.93kg/ps、0-100km/h6秒台後半、
WRX STIならPWR4.84kg/ps、0-100km/h4秒台後半という具合に。

これを利用して、バネ下の軽量化がバネ上の何倍の効果があるのか求めてみることにする。
車のスタート加速&計算に興味のある方は、是非読んでいただきたい。

レガシィの0-100km/hは、スピードメーター針が動き出した瞬間から計測して3.971秒、
この際、車が動き出した瞬間からの計測は約4.4秒であった。
(ホイール交換前は約4.7秒。)

ホイール交換前の車両重量は1463.2kg、エンジン出力297.6ps。
PWRを求めると、4.917kg/ps(小数点以下第4位を四捨五入)。
『ホイール交換前タイム』と『ホイール交換後タイム』の比率は4.4/4.7。

PWRとホイール交換前後タイム比率との積を求めると、
4.917×4.4/4.7=4.603(小数点以下第4位を四捨五入)。
つまり、0-100km/h4.4秒ということは、PWR4.603kg/ps相当の加速ということである。

求めた仮のPWR4.603kg/psとエンジン出力297.6psとの積を求めると、1370kg(小数点以下を四捨五入)。
『ホイール交換前の車両重量』と『ホイール交換後の仮車両重量』の差分を求めると、
1463.2-1370=93.2。
すなわち、ホイール交換による15.6kgの軽量化は、バネ上93.2kgの軽量化に匹敵する。

バネ上の軽量化93.2kgとバネ下軽量化15.6kgとの商を求めると、5.974(小数点以下第4位を四捨五入)。
よって、約6倍の効果があるということが推定される。

ホイール交換により、『バネ下15.6kg軽量化された車両重量1447.6kgのレガシィ』は、
『バネ上93.2kg軽量化による車両重量1370kgのレガシィ』と同等の走力となる。

私的に語るなら、以上のことから、軽量ホイールはコストパフォーマンスに優れている
(400Rに550万円の価値などなく、ただの『ぼったくり』だと思う。)


余談になるが、動画のエンディングテーマは、著者Y.Mが20年ほど前に作詞・作曲したものである。
演奏は全て打ち込み(DTM
)で、それを焼いたCDを近所のスタジオに持ち込み、ボーカル録音し、
ミックスダウン。
持ち帰ったWAVEファイルをPCに読み込み、CDを何枚か焼いて職場の人たちに配った。
(他にも何曲か作り、配った。)

まだファイルが残っており、もったいないので動画のエンディングに使った次第である。


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