レガシィにPIVOT社のメーターSML-Vを取り付け、ゼロヨンタイムを計測した。
実際にゼロヨン大会で計測するのと微々たる誤差はあるかもしれないが、
まぁこんなもんだろう。
現在のスペックなら12秒台後半だろうと踏んでいたが、予想通りである。
ノーマルR32GT-Rよりは明らかに好タイム、400Rとはいい勝負、といったところだろうか。
もし400Rと同タイムだとしても、前半はレガシィが引き離し、
後半で400Rが追い付いてゴールというレース運びとなる。
ということは、低速域~中速域でリードするレガシィの方が、一般公道で有利なのである。
加速力の強い車が、一般公道では絶対的に優勢というわけではないが、
それは総合的な速さを引き上げる、一部の機能カテゴリーとして車体に大きく貢献しているのだ。
比較的パンチ力だけが売りの総合格闘家が、総合ルールで強いように。
ついこの前まで、2リッターターボは EJ20 ≦ 4G63 だと思い込んでいた。
乗ってみれば分かるが、EJ20は純正フロントパイプ&触媒による排気抵抗を
解除してやれば、本来の能力を発揮してくれる強力なパワー源である。