最近、同じ著者の本を続けざまに読んでいる。読書術の本にも書いてあったが、芋掘り読書法みたいな表現で、気に入った著者の本を片っ端から読んで行くという方法を自分はよくする。最近の記事を読んだ方は分かると思うが、今日仕事帰りに連れ合いに頼んで繁華街のブックオフに行った。買ったのはウェインＷダイアーの文庫本２冊。著者のダイアー氏は心理学の大学教授を６年間務めた。幼少時に父親に捨てられ、一時期は孤児院に入った事もあるらしい。軍に入って収入の９割を貯金して学費に当てて、大学を出て最初教師になろうとしたが、カウンセラーの方が自由な時間が多いと気づきカウンセラーになるが、大学教授の方がより自由な時間が多いと気づき大学院で学位を取り大学教授になる。その後は著述家、講演会講師として、何冊ものベストセラーを出しているらしい。
ダイアー氏の初期の作品はマズローの五段階発達説に立脚した、自己実現を目標とした自己啓発本だったらしいが、９０年代後半から、スピリチュアルな成長を目指す内容にシフトして来た。彼の本によく出るのがアッシジの聖フランシスコの言葉や祈り。アッシジの聖フランシスコはスピ系でも有名な聖人でキリスト教徒でなくても知っている人は多い。自分は彼は偉大なアセンデッドマスターだと思っている。彼の言葉を重視するダイアーはやはり偉大だと思う。最近忘れっぽくなったので、彼の著作は蛍光ペンで線を引いて、何度も精読しようと思っている。
