前項のブログで、高校数学の勉強はボケ防止になると書きましたが、それだけでは数学を勉強する意義としては余りに弱い。
特にボケ防止なんか関係無い、若い人や現役の高校生には、何のために数学勉強するの?という疑問は切実なものでしょう。
そんな方に読んで欲しいのが、蔵本貴文著の、学校では教えてくれない!これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本、です。著者は大学の物理学科を卒業後、大手半導体企業に就職。現在は微積分や三角関数、複素数などを駆使して、半導体素子の特性を数式で表現するモデリングという業務を専門に行っている。
数学が役立っている具体例は
◎CDの読み取りには微分が使われている
◎携帯のバッテリー残量表示には積分が使われている
◎携帯電話で通話できるのは三角関数のおかげ
◎CGの処理には行列や複素数が大活躍
◎コンピュータの回路は集合論で作られている
◎マグニチュードやオクターブなど、身の回りには対数的な表現があふれている
といった感じで、日常生活に数学は不可欠な存在となっています。
最後の例などはニュースにも出てくるし、対数の意味を知っているだけでイメージは段違いに膨らみます。
コンピュータや関連機器のリテラシーがこれからの社会で必須というのは理解していただけると思いますが、ビッグデータの活用などの情報分析は今後ますます必要になるでしょうから、数学的な表現や高校数学の知識は今後の社会の常識となるでしょうね。著者も実際の仕事で使う数学の基礎は高校数学で充分と言っています。
自分もこの本の目次を読んだだけでハッとさせられました。
若い人たちに読んでもらい、将来の可能性を広げて欲しいと思います。
特にボケ防止なんか関係無い、若い人や現役の高校生には、何のために数学勉強するの?という疑問は切実なものでしょう。
そんな方に読んで欲しいのが、蔵本貴文著の、学校では教えてくれない!これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本、です。著者は大学の物理学科を卒業後、大手半導体企業に就職。現在は微積分や三角関数、複素数などを駆使して、半導体素子の特性を数式で表現するモデリングという業務を専門に行っている。
数学が役立っている具体例は
◎CDの読み取りには微分が使われている
◎携帯のバッテリー残量表示には積分が使われている
◎携帯電話で通話できるのは三角関数のおかげ
◎CGの処理には行列や複素数が大活躍
◎コンピュータの回路は集合論で作られている
◎マグニチュードやオクターブなど、身の回りには対数的な表現があふれている
といった感じで、日常生活に数学は不可欠な存在となっています。
最後の例などはニュースにも出てくるし、対数の意味を知っているだけでイメージは段違いに膨らみます。
コンピュータや関連機器のリテラシーがこれからの社会で必須というのは理解していただけると思いますが、ビッグデータの活用などの情報分析は今後ますます必要になるでしょうから、数学的な表現や高校数学の知識は今後の社会の常識となるでしょうね。著者も実際の仕事で使う数学の基礎は高校数学で充分と言っています。
自分もこの本の目次を読んだだけでハッとさせられました。
若い人たちに読んでもらい、将来の可能性を広げて欲しいと思います。