東京城北サイクリング

東京の城北エリアおよびその近辺の道路事情や再開発を紹介します

補助第83号線(十条)(2期) 2017年5月

2017年05月07日 | 補助第83号線
東十条駅西側を南北に走る補助第83号線(十条)2期区間について現状の状況をお伝えします。
前回(2016年8月)のレポート

昨年は事業が実際に動き始めたばかりの年で、その時点では1件も用地が取得された様子はありませんでした。それが最近になってちらほらと取得用地が現れ始め、今回6カ所の既存建物の解体・建替を確認することができました。

<現状>(環七との交差点の歩道橋より南方を望む)

交通量の割に狭い道で歩道も無く歩くのが非常に困難なことが見て取れます。
この辺りは環七との交差部になるため幅員30mで計画されています。
現状に対し一気に4倍もの幅にまで拡げられます!

<地図>


(1)環七交差点西側

隅切部分にあたる土地に建つ建物の解体が行われました。
歩道橋を超えてこんなところまで広がります!
歩道橋の階段の奥の緑が茂ってる場所は十条八雲神社です。

(2)環七交差点東側

こちらも歩道橋の奥に、道路用地として取得され更地になった土地が見えます。
白いマンションは交差点の隅切りに合わせて、あらかじめ斜めにカットされた形で建てられています。
これで環七に面する私有地は全て用地取得が完了したように見えます。
(神社をどう移設するのかという問題がありますが)

(3)交差点から2件目の土地

以前は酒屋さんがありました。ストリートビューでは2016年12月の時点ではまだ存在していたことが確認できます。

(4)西音寺付近

建替えが行われ、建物がセットバックしました。道路用地となる部分がまっさらにアスファルト舗装されているのが確認できます。
西音寺の参道の入り口の塀はわきの部分を除いて、あらかじめセットバックされているように見えます。

(5)(4)の向かい側

こちらも建物が解体されて更地になりました。向かいと同様のバリケードで囲われています。

(6)(5)から200mほど南下した場所

2016年12月のストリートビューにちょうど解体作業が行われてる様子が写っています。

以上、補助83号線(十条)2期区間の現状の進捗でした。1年で結構進むものですね。
同じ十条でも73号線と比べて反対運動もなく順調な様子がうかがえました。
やはり歩行が困難な状況というのが切実なんでしょうね。
立ち退きや建て替えをされた住民の皆様本当にありがとうございました。

次回は1期区間の様子をお伝えします。

次の記事『補助第83号線(十条)(1期) 2017年5月』


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