中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

香港97 メカ トウ小平あらわる!

2015-02-14 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ



週末がやってきた。

貴州省旅行記(2)を書こうと思いましたが、筆というかキータッチが進まないのでとりあえず後回しにしました。

…というのも仕事の方が完全に行き詰まっており、さて次俺はどうしよう?となっているからです。
僕はサッカー好きですが、後半45分で0-3と言えばわかるでしょうか?

■駄目な休日
すごーくマイナスな気持ちだったので、今日は丸一日、オールデイロングで家に居ました。
30過ぎてるんですが…こんな大学生みたいな週末を過ごしているから、苦境に陥っているのでしょうか?


そんな中、だらだらネットサーフィンをする中で偶然見つかった、このゲーム。
どうやら任天堂非公認のスーパファミコン用ソフトらしいです。

■任天堂非公認のゲームソフトって?
僕らが少年時代だった、90年代に一世風靡した任天堂のテレビゲーム。

無数のゲームがリリースされましたが、これらは全てハード(スーパーファミコン)を作っている任天堂の許認可が無くては、発売できないようになっています。

というのも、あの時代はPCなど一般的ではありませんから、お茶の間でテレビを占有してゲームする時代でした。
それに、任天堂の看板キャラクターはスーパーマリオや星のカービィ。少年少女のものです。

許認可制度が無く、エログロ系のゲームがリリースされては困ってしまいます。
それはそれは厳しい審査があったようです。


ですが、その目を搔い潜った怪作がアングラなシーンでは販売されていたのです。

■怪作…!香港97

▲百度でも何故かブロックされずにヒットする笑

この任天堂の審査を無視して、日本人と香港の会社が非公認で作ったゲームです。
なんと中国語対応もしていると。1995年の作品です。


ストーリーは、こんな感じ。

97年に香港が英国から中国へ返還される!

美しい香港に汚い中国人が大挙して押し寄せる!

特命を受けたチャン(陳)さんは香港を守るべく中国人と対峙するのだった…!

しかし、大陸では秘密裏に最終兵器「メカ小平」の開発が進められていた…!



▲喧嘩売りまくりです笑

僕はプレーした事無いですが、ちょっと欲しくなりました。
このゲームの詳しい解説はこちら。

■最後に
中国で暮らすようになってから大陸と香港の関係にも詳しくなってきましたが、返還から18年が過ぎた現在でも香港人は大陸人が嫌いな人多いですし、やっぱり返還前も中国に戻るのが嫌だったんだなーと推察せずには居られないです。

こんなゲームを作るあたり、本当に香港人は大陸人が嫌いなんでしょうね。

ただ、中国に戻ってからは、意外と良くなった事もあるようです。
元々香港は英国本国から見れば辺境の地ですから、役所関係の役人は凄まじいやる気の無さで、これが97年に返還された途端に劇的に改善されたとか。

返還前後の本とかドラマとか見ていると、昔の香港って相当カオスな街だったようで、あこがれがあります。
大沢たかお主演の深夜特急ドラマ版とかでも、出てきますが、貴重な映像だと思うので、ぜひ見ていただきたいです。


<お問い合わせはこちら>
shengshowchina@yahoo.co.jp

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