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日系現地採用って現地採用の中では<負け組>みたいに言われることも少なくなくて、現地系や外資系に行ってこそ偉い!というような風潮がありますね。
ただ実際のところ、日系で働く人がほとんどだと思います。
日系は残業も多いしクソで、外資系あるいは現地系で働くのは偉い。
■大手ゲンサイよりも中小ゲンサイを狙おう
職業に貴賤なしと言いますが、日系企業も当然千差万別。
待遇が良いところもあれば、悪いところもある。
日系現地採用でも、現地で重用され易い会社とそうではない会社があります。
大きな会社はシステマチックにセクションができているので、現地採用が雇用形態の殻をぶち破るのは大変です。
現地採用は与えられたポジションの仕事さえしていればよく、昇進出来る上限も決まっています。
こういった大きな会社の社員は、新卒であれ中途であれ、厳しい採用試験を突破して入社していますから、現地採用という入社がし易いルートから、グループの一員になっても、正規の社員として採用されることは難しいでしょう。
ましてや、駐在員に格上げしてもらえるかも?などという淡い期待は持つだけ無駄です。
逆にいえば、決まった仕事をしていれば良いので、余暇に時間を使いたい人には良いかもしれません。
一方で、創業からそんなに時間が経っていなかったり、規模が大きくなくて、本体社長の目が社員に届く会社…まあつまりベンチャーや中小企業です。
こういったところは雇用形態や入り口(日本の本社入社か、現地入社か)はあまり関係なくて、とにかく一生懸命はたらく!結果を出す!走りながら考える!そんな人が重用されると思います。
現地採用をやるなら、安定の大手も良いんですが、所詮ゲンサイですから、今回ベンチャー気質が強いところで働いた方が面白いかも知れないですね。
それから、現地系ですが…、現地の会社は「日本人をわざわざやとっておく理由」が無くなれば用済みになってしまうことも考えられますね。
悪く言われがちな日系ですが、日系は「日本人同士」という同胞意識がありますので、結果に関しては、ある程度、待ってくれるそんな印象があります。
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