ばら色の人生を生きよう!

人生をたのしんで生きたい。La vie en rose.

語りと平家物語。

2011-01-16 10:36:21 | 私のこと
昨日は毎週お稽古に行っている語りの会の新年会でした。
6月に発表会があるので、その話し合いも兼ねての会でした。

新年会は毎年メンバー全員でお弁当をいただくのですが、今年は去年に引き続き、
これ↓

かわいいでしょ。

今年は先生が傘寿になられたというので、ささやかにお祝いをしました。
すごいなー、私も80才くらいまで現役で語りをやっていたいなあ。

お稽古ももちろん大切ですが、舌筋(って言う?)を鍛えて歯も大事にしないと。

最近舌が滑る(フィジカルにね)ことがあるのです。
ボイトレの先生が舌筋のトレーニング法を教えてくれたので、車の中とかでひとりでやってみてますが、少しは良くなるかな。


今日は前回初めて参加した『オヤヂ平家の会』の初稽古でした。
「小教訓」をやりました。
「たてまつりそうろう」とか「のたまいて」とかのよく訳のわからない文章が声に出してお稽古するうち、人間の姿になり、鮮やかに場面が見えるようになって来る感じがすごくおもしろい。
古典の読み方をあまり知らないので、とても勉強になります。
気に入った?のは、
「とってふせてをめかせよ。」ははは何かおもしろい。
(けど、意味は「ねじふせてわめかせろ。」です。)

今日は、重盛が清盛に、成親を処刑しないように説得するセリフをどれだけ伝わるよう語れるか、お稽古しました。
当たり前ですが、ひとつひとつの言葉を理解していないと、気持ちになっていないと、人には伝わりません。
これは、現代文の語りにも、そしてお芝居にとっても、すごく良い練習になると思います。

ところで、
語りの会の6月の発表会には杉本苑子さんの今昔ファンタジアの中の『家族』をやることにしました。
人間の本質に迫る厳しい内容の、家族のお話です。
つらく切ないけれども最後はジンワリ暖かく終われるような語りが出来るよう頑張りたいと思っています。