松姫物語

昨日たった一回の公演が終了しました。

今までやらせていただいていた八王子市民会館が取り壊しのため、今回は音楽ホールであるいちょうホールでやったので、慣れないところもありましたが、大した宣伝もしないのに500人ほどのお客様にいらしていただきました。

終了後、武田の子孫とおっしゃる方に握手を求められたり、ご自分の系列のお話だそうでお礼を言われたり、また「こんないいお芝居を無料でありがとう」と言われたり、何か喜んでいただけたようで嬉しかったです。

さすがに23年も続く市民劇団の底力を感じました。
参加させていただきありがとうございました。

また何よりも、おはこびくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

市民劇団はちおうじ

劇団「はちおうじ」の公演が遂に来週に迫りました。
戦国を生きた信玄の娘の物語、「松姫物語」が八王子芸術文化会館いちょうホールで10月30日（日）午後1時半開演です。
八王子市民文化祭参加作品で入場無料ですので、お時間のある方は是非見にいらしてくださいませ。

私は、20才から尼になるまでの松姫を演じます。
劇団員はみんなアマチュアですが、本気で頑張っております。
一同、ご来場をお待ちしております。

　（これは親指です。？）







尚、来月からこのブログはここにお引っ越しします。
（もうスタートしてますが。。。良かったら見てみてください。）

星の王子さま

今日（昨日）永福町のソノリウムで、井坂監督プロデュースの「星の王子さま」を見に行って来ました。
朗読とピアノ演奏のコラボで素敵でした。
朗読は俳優の塩谷瞬さんと女優の南ななるさん、ピアノは中島剛さん。

朗読に演奏を溶け込ませるのは意外に難しく、また演技と朗読の境目が難しいのですが、それらを自然に共生させ観客を引き込んで行ったのは、プロデューサーとそして３人のアーティスト達の成せる技ですね。

舞台終了後にななるさんと。
ななるさん、本当に可愛い少年の王子様でした。



今回のこの舞台での収益は東北の被災者の方々に寄付されるそうです。
これからもこの活動を続けて行かれるそうですので、私も応援したいです。

R&J ロミオとジュリエット

今日は知り合いの役者さん、奥本真司くんがオーディションで選ばれて出演している、イギリスの演出家 ジェニー・シーレイさんのＲ＆Ｊを見に行ってきました。
シェイクスピアのロミオとジュリエットをベースにしたストーリーを、ハンディキャップのある方もない方も隔たりなく舞台で演じ、また観客の私達も聾唖の方も違和感なくストーリーに入り込めるという、今までにあまり見たことのない形の舞台でした。
それだけに演じる側としては、手話と台詞のタイミングとか動きが難しかったであろうと思われました。

私の参加している語りの会の公演では目の不自由な方もよくいらして下さいますし、また実際、点字を読みながら語りをされる方もいらっしゃいます。
私たちも、物語を読むことによって、その実際の景色や人々を活き活きとイメージしていただくことが出来たら、本当に嬉しいと思っています。

ジェニーさんも耳がご不自由だそうですが、このような舞台を何度も演出し成功されています。
ハンディキャップのあるなしにかかわらず、誰でもがやりたいことを人の目を気にすることなく、どんどん出来るようになるといいと思いました。

もちろん舞台も感動しましたが、またいろいろ考えさせられ、そしてパワーをいただいたような気がしました。

彩の国さいたま芸術劇場は今回初めていったのですが、なかなか素晴らしい建物ですね。また、与野本町も初めて降りましたが、駅前は秋バラの花壇が続き、もう終わりかけていましたが、満開の時はいい香りできれいだったことでしょう。

松姫物語

昨日、今月演じさせていただく松姫さまのお墓のある信松院へ行って来ました。


　
松姫の像もあります。

　
56才で亡くなったんだね。。。。


公演の無事（諸々）をお祈りしてきました。



10月30日（日）「松姫物語」
　　　　　　　　　　劇団はちおうじ公演
　　　　　　　　　　八王子市民文化祭参加作品
　　　　午後一時開場・一時半開演
　　　　八王子市芸術文化会館いちょうホールにて
　　　　入場無料です。

どうぞいらしてくださいませ。

榊組ワークショップとゲゲゲのげ。

５月の「４人の監督。。。」ワークショップでお会いした榊監督ですが、何かおもしろいことを始めようとされている情報を入手し、昨日そのＷＳに参加してきました。
榊さんにはまた是非お会いしたいと思っていたので、そして私のことも覚えていて下さったので、とっても嬉しかったです。

ＷＳの詳細は、多分まだナイショですが、とっても楽しみ！
10月30日の劇団はちおうじの公演があるので、ＷＳ参加は日にちに依りになりますが、1回ずつの申し込みが出来るので、助かります。
また参加したいと思っています。

ＷＳの後はお決まり？の飲み会で、ＷＳ当日、榊さんは朝まで飲んでいたそうなのですが、またＷＳ終了後も元気一杯飲んでいらっしゃいました。

ところで私は、映画のストーリーは辻褄が合っていてほしい方なのですが、榊さんはそんなものは必要ない派なのだそうです。
おもしろければ。
でもね、私も、おもしろければ辻褄が合わなくてもいいかもしれない。
それって、一番難しいと思う。

そこで、
火曜日に渡辺えりさんの『ゲゲゲのげ』を見て来たのですが、
おもしろかったけど、よくわからなかった。
よくわからなくてもおもしろければいい、とはやっぱり言えない、私は。
「あぁ、こういうことだったんだ。」と腑に落ちたい。
もしかしたら、もっと深い意味があるのかも。。。。もう一度見てみないとわからないのかもしれませんね。
でも2時間40分は長かった。

26年振りの再演だそうで、そして満席のようでした。
これだけ支持されているのだから、わからなくてもいいんでしょうねぇ。。。
って言うか、わからないの私だけかな。

大鹿村騒動記。

原田芳雄さんが亡くなって、何だか究極の宣伝になってしまいましたが、大鹿村。。。見に行きました。

とってもおもしろかったです。
暖かい人間関係から生まれる悲喜こもごも、というなつかしいようなストーリーが展開され、楽しめました。
役者さんのお一人お一人がそれぞれのいい味を出していられて、見終わってからもすごい満足感がありました。
原田さん、もっとこの先の原田さんも見たかったです。

ご冥福をお祈りいたします。

ピーターパン！！！

遂に見に行きました、ピーターパン！！
本当に長く続いてますよねー。
郁恵さんの頃からもう30年も続いているんですね。（ウィキってみました。）

ピーターパン役の高畑充希さんは本当に少年のようでステキでした。

ピーターパンのお話はディズニーのアニメでも有名ですが、そのイメージ通りに構成されていて、フック船長も何だかアニメにそっくりで、もちろんそれを目指した訳ではないのでしょうが、私にとっては、初めて見せていただいたのにもかかわらず、なつかしい楽しい舞台でした。
ワイヤーで吊られているのにあんなに美しく飛んでいる姿になれるのは、やはり腹筋を鍛えられているのでしょうね。


ネバーランド。

長い間沢山の人々に愛されている舞台は、やはり素晴らしいものでした。
また機会があったら行きたいと思います。

東さん。井坂さん。大和さん。

昨日は瀬川塾の月曜班に、「酔いがさめたら、うちへ帰ろう」の東陽一監督がいらっしゃるということで、見学させていただきました。後ろで見学だけと思っていたのに少し参加もさせてくださり、嬉しかったです。
座学がとても有意義で、モーガンフリーマンのアクターズスタジオでのインタビューの映像をＤＶＤにして来てくださり、見せていただきました。

午前中は女優の大和なでしこさんにお声をかけていただき、瀬川塾のメンバーと、 高畑隆史監督の「歌うヒットマン」を見に行き、監督にもご挨拶させていただきました。
その後なでしこさんがお茶して下さり、いろいろお話くださったのですが、そのお話もモーガンフリーマンも、そして東さんも不思議に同じ内容で、私のこれからの人生にとってかなり影響を与えるのではないかと思われます。

お稽古の後、例によって飲みに行ったのですが、東さんがとても篤い方で、お話もおもしろく、すっかり大好きになってしまいました
お隣の席を一人分一応空けて、「お隣は年増じゃないほうがいいでしょ？若い方に来ていただきますね」と言うと、「女優は年のことなんか絶対言わないよ。何でそういうこと言うの？」と叱られました。
この業界、いえ日本って、若いことが一番良いような風潮があり、私もそれに反発は感じつつ、つい遠慮がちになっていたのですが、ああそうか、私は年とは関係なく私でいいんだ、と何かどこかがふーっと軽くなるような開放感を感じました。
ありがとうございます。
また、「かんとく、」とお呼びすると、それは自分の呼び名ではないから名前で呼ぶようにと言われました。
だから東さん。

私のどこかでゴリゴリに固まっていたものの一部がゆっくり解け始めたような一日でした。

明日で今期の瀬川塾は最終日です。
明日はまたまた大好きなかっこいい井坂監督です。（井坂さん、でもいいのかな？）
ＤＶＤを貸してくださるっておっしゃってたんだけど、覚えてくださってるかな？？

瀬川塾、参加してとても良かったと思っています。
これからの私につなげられたら、と心から思います。

大好き瀬川監督！

お世話になっている瀬川塾の塾長、瀬川昌治監督が、先月、日本映画批評家大賞の
プラチナ大賞を受賞されました。　

週一回ワークショップに参加しているのですが、第6期は今月で終了。
昨日は瀬川監督の教えて下さる最終日だったので、終わってからスタジオで、塾生達がささやかなお祝いのサプライズパーティを計画しました。


chu
勢い、でチュ！（隣りの役者さんに画像許可もらうの忘れた。）

一般的にはかなりご高齢なのですが、本当に若々しくお元気で、とても素敵な監督なのです。
そしてレッスンを離れると、とってもやさしい暖かい方で、先月イタリアのウディネで行われた映画フェスティバルで“瀬川昌治トリビュート”として監督の作品が上映されたため、現地に行かれたのですが、その時に思いもよらず塾生達に素敵なベネチアングラスのペンダントをお土産にくださいました。
えー！私にまで！？と感激しました。

　ころんとしたハートがかわいい
ハートの形は大好きだし、とても嬉しかったです。

そして、昨日のパーティでは、まだまだですが、「良くなったよ。」と言っていただき、すごく嬉しかったです。
監督に良かったと言っていただけるよう、これからも一生懸命お稽古したいと思います