暇なざれごと

ごくごく日常の話とか色々ありのノージャンルの戯言(?)日記です。

氾濫。

2006年03月07日 21時37分44秒 | Weblog
今日、ニュースを見て知ったのですが、最近車の障害者シールが
増えたと感じたのですが、一般的にそいうシールが出回っている
のですね。

しかし、本来の使われ方ではなくて間違った使われ方をされている
みたいなのです。

「え?どいうこと?」って思う人もいるでしょうけど、これを使うことに
よって「堂々と身障者の駐車場に車を停める」のです。
それが、健康である人が普通に。
もちろん、やってはいけないこと。マナーではある。

でもね。
そこには、もう一つの問題も見え隠れしているようにも感じているの
です。

それはちょっと前にニュースで騒がれた某ホテルの不正改造の話
にも関わること。
確かにあの時のニュースでの社長の発言は、酷すぎる発言だとは
思うのですが、本来利益を求める経営者ならありえる本音である
はずです。
確かに公共の場であるから、そいうのが当然なくてはいけないの
ですが、しかし全部がそいう身体障害者用のを用意しないと
いけいなのでしょうか?

そこに、この「ハートビル法」の欠点が見え隠れしているように感じて
いるのです。
例えば、スーパーでも身体障害者用の駐車場。
大型スーパーであるはあって当たり前です。

しかし、実際店舗の中はどうなんでしょう?

買い物の陳列されている通路は、ほとんど車椅子が通れるの
でしょうか?
小さいスーパーでも同じように身体障害者用のがあるのですが、
普通の人でも通るのでギリギリな陳列されている店に意味があるの
でしょうか?

私はないと考えます。

これが本当の「バリアフリー」なんでしょうか?
違うと思います。
そいう意味では、普通の人はもちろん身体障害者の人もお互いに
考えるべきだと思うのです。
少しでも色々な人が快適に過ごせるように。

話を本題に戻して。
友人でも、車に「身体障害者のシール」を張っている人がいます。
この場合は親の為であり、自分だけの時は普通の所に止めているの
です。

それが普通な反応ですよね。

このシールが普通に販売されたのも、年寄りとか「微妙にその手の
待遇をされない人の為」なのに変な使い方されると、そのうち正当に
使えなくなる・・・・・ある意味、今の世間の縮図を見せられるようです。

本当に「バリアフリー」ってどこに行こうとしているのかな。この国では。


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