暇なざれごと

ごくごく日常の話とか色々ありのノージャンルの戯言(?)日記です。

上々颱風:風の祭り ~CARNAVAL(カルナヴァル)~

2010年12月07日 23時44分36秒 | 上々颱風
おなじみの発売前フライング買いです。
気になる方は、この記事はスルーしてください。


フルセルフカヴァーのみのアルバムです。
セルフカヴァーは、前に出ていたアルバムもしていましたが、全曲は
初めてですね。

上々颱風の場合、セルフカヴァーでもアレンジが凄いバンドなので、
かなり期待できるのです。
他のバンドやミュージシャンだと、やっても少し変わった程度ですが、
上々だとまるっと別の曲になりますからね。
ある意味、ファン泣かせ。
(曲の冒頭だけで、すぐに当てれない事があるので。)

最初は「愛より青い海」から始まりですが、聞いてみて「ああ聞き
なれた感じだ」と思いました。

が、次の「いつでも誰かが」で、あっさり裏切られました。
いい意味での。
ライヴと同じで、この曲での肝は2番目からだと思う。
なんたって、ヴォーカルの二人以外のメンバーが歌っているので。
上々は、バンド全員実はヴォーカル兼ですからね。
当たり前なんだけど。

「流れのままに」は、かなりジプシー系ぽいイメージ。
一瞬判らなかったですよ。

「鳥の歌」はヴォーカルは今回のほうが好きだけど、音楽はオリジナル
が好みかな。
綺麗すぎるんだよな。音が。
個人的にはチャンゴの激しいところから始まるのが好きな人なので。
大好きな曲なので特に思うところあってしまう。
この曲聴くとライヴの時でも、チラチラ浮かぶ事があるんだよね。
その為か、ライヴの時は一瞬後ろ向いてしまうんだけど、その理由は
関係ないので言わないとこう。

曲的にヤバイと思ったのが、「連れてってELYSION」。
全体に色気がかなりあります。
音楽で確かに色気があるこはあるんですが、これはそんな所の問題
ではない。
マジで鼻血もんの色気。

前のヴァージョンが可愛らしいイメージなら、今回のはエロティック。
元々エロティックな曲なのでしょうけど、熟成された声の艶が半端ない。
声を張り上げているわけではない声のエロ。
これは聞いてもらわないとわからないと思う。
最初は私も普通だったけど、最後は別の意味でドキドキした。
女性の私もメロメロですよ。

「平和が戦車でやって来る」は、これはかなりイイ。
私はオリジナルよりこっちが好きです。
どっしりした音の感覚があり、力強さもある。
この曲らしいアレンジだなぁ。

「瞳の中の青い海 」はライヴの時に近い半アコースティック。
この曲のこのアレンジは、何回聴いても良いもんです。
ライヴで聞きたくなったよ。

「ハイ・ハイ・ハイ」は、ここまで沖縄アレンジしなくてもいいと思う。
この曲の良い所は、「さりげなく沖縄諧調」だと思っているからかも
しれないけど。

「名もなくまぶしくスチャラカに」はいわずもがな。
このまま弾けたい気分になります。

「上々颱風のテーマ 2010」はライヴ行く人にはお馴染みですが、フル入ったのは初めてだと思う。
(前身バンドの「ひまわりシスターズ」除く。)
かなり貴重。
もう入っちゃったから、今後ライヴ版以外の他のアルバム入ることないだろうなぁ。

ライヴの時に聞いているアレンジに近いものが多いです。
全体的雰囲気や曲順を考えても、「ライヴの音源を綺麗にしました」
という感じに受けました。
曲順を見てもライヴに近いと思う。


このアルバムの最も楽しめる方法としては、曲順を見ずにそのままCDを聞く事です。

「ええ?」と思うかもしれません。

ですが、この聞き方がこのアルバムに相応しい聞き方だと思う。
「次はどの曲がくるのだろう?」というドキドキ感とか、そいう感覚を味わえ本当にライヴに行った気分に浸れるから。
特に初回は、この方法はかなり効果的なので、まだ買っていない人はお試しあれ。

・・・・ってこのレビュー読んでいる時点で、意味が無いのかもしれませんけど。
そいう楽しみができるアルバムだと思いました。

ライヴがいけない時に、代わりに聞くCDとしてぴったりではないかな。
たぶん上々颱風ビギナーにお奨めの一枚でしょう。

今週末リアルにライヴですが、ますます楽しみになってきました。
どんな風にくるかな?




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1 コメント

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お久しぶりです! (いおりん)
2010-12-08 01:59:35
明日アルバム買う予定なので、ネタバレ覚悟で見に来ました(笑)

余計に期待大です!

しばらくライブに行っていないので、私にしてみれば、もってこいのアルバムみたいですね♪
楽しみです!
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