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行きたい行きたいと思い続けて約1年越し。マクロビオティックを実践している方の料理教室へ参加してきた
今回は幼稚園のママつながりでわたし含め5人と、先生のお知り合いの女性1人計6人で開催。ほのぼのした雰囲気のなか作ったメニューはこんなふう。
🎃重ね煮からの🎃
●かぼちゃ、きのこのおやき
●きのこのスープ
●かぼちゃサラダ、豆腐マヨネーズ添え
●かぼちゃのプリン
いまの季節にちなんだ
🎃尽くしのメニュー
光の当たり具合で見えづらいのだけれど
かぼちゃの黄色がとってもきれいな仕上がり✨
長野県安曇野在住の戸練ミナさんという方に師事されている方が先生。
どのお料理にもお砂糖は使わないというのがこの料理教室のポリシー。
砂糖の代わりとして、甘酒を使う。
ただ、かぼちゃプリンにはナチュラルな甘さのメープルシロップを使用した。
甘酒も簡単に手作りできちゃうという。
手順は簡単♪
残りご飯でお粥を炊いたものに米麹をよく合わせて魔法瓶に入れて、タオルで包んで放置。その後フープロにかけてとろりとさせたら出来上がり!
甘酒は飲む点滴といわれる。
わたしも息子も大好きで、寒くなるこの季節から常備している。朝飲んでいくと、身体がポカポカして元気が湧いてくるのです⤴︎
そして感動したのが、以外にもタマネギの切り方!
ただざくざくと千切りにするのではなく、玉ねぎの繊維に逆らわずに切る、回し切り!
すると涙も出ないし、加熱した時の甘み旨味の抽出具合にも大きな差がでる✨
手順は
1半分に切る
2さらに半分にきったものの、切り口を下にする。もう半分も同じように。
3全ての玉ねぎの向き(玉ねぎの頭の方を自分の左側に来る向きに)を揃えて、玉ねぎを回転させながら、包丁をすっと抜くようにして切る。
丁寧に手入れされた包丁を使ったせいもあり、とにかく「切る」という作業が心地よかった
重ね煮では、
きのこ、玉ねぎ、人参、かぼちゃ(皮をとって一口大)を刻んだものを順に鍋の中に重ねて蒸していくのだが、この時気をつけることは野菜の陰陽の性質を考えること。
陰陽調和
土の上に育つ野菜を陰性
土の下に育つ野菜を陽性
重ね煮では
陰性のもの特に水分の多いものから順に重ねて入れていく。
底と1番上には自然塩を小さじ半分くらいパラパラと。
こうして積み重なった野菜が、お鍋の中で加熱されることにより対流が生じ、野菜の陰陽が混ざり合うことによってバランスのとれた状態になるという。
この重ね蒸しを多めに作っておけば、色々な料理に活用できる。
今回のメニューは、デザートのかぼちゃプリンを除く全てのものにこの重ね蒸しが利用されている。
重ね蒸しされた野菜はとろりと甘く、それだけでもじゅうぶんに美味しい。
これに少しの手を加えればいろんなレパートリーに応用できるんだ
このおやき、皮から手作りした。
包む作業もみんなでやると楽しい楽しい。前日の夕飯かたまたま餃子。包む作業の続く日々。おかげでおもってたよりもうまいことできた
仕上がりは
蒸し焼きなので、表面は適度にパリッと、中はふんわり♪
信州には数多くのおやきが存在する。
膨らし粉をたっぷり入れた蒸しパンのようなもの、カリカリに表面を焼き付けたもの、焼いたものを蒸して仕上げるもの、蒸すだけのものなどなど…
それぞれ美味しいのだけれど、わたしは蒸し焼き甘さ控えめ派✨
右のかぼちゃのおやきの中には、刻んだくるみとレーズンが入っていて、ほんのり香ばしい甘みがとっても優しく美味しかった。
左のきのこのものには、アクセントとしてきくらげと鷹の爪、ごま油が加えられ中華風。
おやき、スープ、サラダ、プリン…どれも素朴なお品なのだけれど、ゆったりとした時間の中で、みんなでひとつのテーブルを囲んで丁寧に作業するということがとてもとても贅沢で。
子どもや家族に食べさせる毎日の料理。
献立を考えるのが面倒になることはしょっちゅうで、出来上がった料理も子どもを見ながらの食事ではゆっくり味わうことも忘れてしまう。
食事は身体を心を整えるためのもの。
外に行けば、お金さえ出せば色んな食べ物が簡単に食べられる世の中だけれど、身近なひとの口に入るものは、できるだけ安全で安心できる素材を、体に優しいカタチで届けてあげたいと思う。
マクロビオティックどうこうということよりも、新しい気づき、自分の好きなことを知るひとつの手立てになった。
そして「食事をつくること」の基本に立ち帰れたような気がしたのです。
少しでも、できる時だけでも、
そんなことを思い出して食事作りに丁寧に向き合いたい
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