野菜ときどきフラダンス アロマセラピーのこと

子育ての合間にできたひとり時間
初めての野菜栽培、ハワイアンフラ、アロマセラピスト業にいそしむ幼稚園児母の暮らし

せかいいちのねこ 絵本衝動買い

2015-12-11 11:32:17 | こども
ある朝、朝食を摂りながらぼんやり眺めていた朝刊一面の広告欄。



”でも・・・ほんとうは すごくしんぱいなことがあるの。それは 男の子はもう7さいになってしまったの。
みんな 子どもが ぬいぐるみに あきるのは そろそろだっていうんだ。
ぼくはどうすれば ずっとなかよしでいられるかを いつもかんがえているの。”


この文章を読んだとたんに、自然と涙が溢れてきて、寝起きの視界はさらにぼんやりしてしまった。

ヒグチユウコさんという人気の画家さんの描いたこの絵本。”ニャンコ”と呼ばれるねこのぬいぐるみが主人公。

大好きな男の子と、その子がまだ赤ちゃんのときからずっとなかよしで いつもいっしょ。だからよごれているし くたびれている。でも、そんなぼくはきっと せかいいちしあわせなぬいぐるみだと思う。

と、言うニャンコは、もう大きくなってしまっただいすきな男の子と一緒にいるために、本物のねこになりたいと願う。
すると、ともだちのタコとヘビが言う。ねこのヒゲには魔力がある。それをたくさん
集めて、おなかのわたと合わせるとほんもののねこになれると。
そしてニャンコはヒゲあつめの旅に出る。

その先にたくさんの(本物の)猫との出会いが待っている。

その優しい猫達との出会いを通して、ニャンコは考え成長していく。。。


何故、こんなに惹きつけられてしまうのかというと、うちの小さい人(4歳)にも、この絵本の男の子と同じように、まだおっぱいが離れる前から、ずっとなかよしの

”ねこのぬいぐるみ”がいる。

いまも、寝るときや、夕方テレビを見るとき、どこかへお泊まりで出かけるときには
必ずいっしょ。なので、かなりくたびれていて、うちに来たばかりの頃のようなふわふわ感はない。

でも、そう。
小さい人にとってたいせつな存在で、それだけぼろぼろになるほど愛されているしあわせなぬいぐるみなんだ。

小さい人は、つい3ヶ月前まで、寝付く前に指しゃぶりをしていた。それはそれは器用に、右手にねこのぬいぐるみを持って、左の親指をちゅっちゅする。
その仕草が可愛くて、無理に止めさせようとはしなかったのだけれど、やはり歯並びのことも気になる…。
というわけで、
「指しゃぶりでできた
”タコ”をオニが食べに来るんだってぇ~」と脅してみたところ、効果てきめん✨
ものの3日で指しゃぶりが無くなった。

そしたら、ねこのぬいぐるみなしで寝ちゃうのかな…と心配していたわたしを他所に、それまでと変わりなく、寝床には必ず連れて行き、ぬいぐるみをにぎにぎして眠るようになった。

小さい人の成長をずっと見守ってきてくれた大事な相棒なのだ
かく言うわたしも、幼い頃、彼と同じように小さなぬいぐるみを愛していた。
手触りと、そのにおいが好きで、洗濯すると泣いて怒っていたと母が言う。
そのため、薄汚れてボロボロ。ちょうど同じころに鼻炎がひどくなったわたし。見かねた母が、「よごれた”ペケ”(ぬいぐるみの名前)持ってるから、鼻がわるなったんやで。もう、さよならしよか?」と。

別れは突然にやってきた。
母とわたしは、きれいなガーゼにペケを包んみ、庭に掘った小さな穴にペケを埋めたんだ。2人とも号泣…
母となった今、別の視点でそのときのことを思い出すと、また泣けてくる。。


と、それと同じことがきっとあと何年か後にやってくるのかと思うと、せつなくてたまらない。

ぬいぐるみを与えてしまったときから、そのときがくることを覚悟しなければいけなかったなぁ。



さて、絵本の結末はというと。。
ねこのひげをたくさん集めてきたニャンコは、からだにそのひげをぜんぶいれた。
その姿を見たタコくんとヘビくんは、へんな顔をしている。
ふしぎにおもったニャンコは、その男の子のうちに飼われている”いじわるねこ”(いじわるなんかじゃなかったと、わかるのだけれど)にその姿を見せにいく。

すると、いじわるねこはハリネズミのような姿になったニャンコに言う。
「すごく気持ち悪い。そんなヒゲなんかなくても もうたくさん 子どもに愛されているんだから。」
そして、
「おれたちねこは 人間より寿命が短いからたいてい先にいなくなるんだ。
でも おまえはずっといっしょにいられるじゃないか」
「おまえの不安なきもちは おれもほかのねこももっているんだよ
だいじょうぶ。おまえは もうりっぱなせかいいちのねこだから。
だって おまえの大好きな人間にとって いちばんのねこだろうよ」

と。

いのちあるのもの、そうでないものも
限りある時間の中で縁あって出会えるものは広い世界の中でほんの一握り。

永遠に続いていくものはない
だからこそ、そのときに一緒にいられる
ひと、もの、かたちのないものだって
精いっぱい愛して、そして、
せかいいちだと思い、思ってもらえたら 幸せなのだな。

どんなに、抜けてるお母さんでも
そんなお母さんのありのままの姿を、子どもが大好きだと言ったら、せかいいちのおかあさん。

そんなふうに、自分を囲むいろいろをたいせつに想っていこうと、
そんなことを気づかせてくれた絵本でした。

MOEの絵本



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フラレッスン カイマナヒラはじまり

2015-12-08 12:33:31 | HULA
先日、私の所属するフラサークル恒例
「クリスマス会&忘年会兼ホイケ」が催された。
総勢116名、今年春からケイキ(こども)クラスも増設されたので、ちびっ子の参加者も多く、さらに今年はサークル5周年のお祝いパーティーも兼ねていたので盛大な雰囲気だった🎉







踊って、食べて、喋って楽しいパーティーだった。
このフラサークルでは、大きなフラ団体のように全国のコンクールに出場して賞をとるとかということを目的としていないので、みんな基本的に楽しくレッスンを受けている。
そんなゆる~い雰囲気が受けて、創立当初わずか6名から5年後の今は100名を超える生徒が通っている。
先生の人柄がそうさせてるんだよなぁと改めて思う

さてさて、夏ごろからレッスンを続けていた
「フラガール~虹を~」がここで一旦締めくくりになったので、今日レッスンから新しい曲が始まった🌺

曲は「カイマナヒラ」
⬇️これです⬇️

ハワイオアフ島のダイアモンドヘッド(カイマナヒラ)を歌った曲です

写真は昨年カピオラニパークから撮影したもの。
広~い芝生の公園を、うちの小さい人と旦那くんは裸足でひたすらダッシュしていました。
オムツが外れてまだ日の浅かった彼、暑くて喉が乾くのでお水をたくさん飲む⇨おトイレばっかり行きたくなる⇨必死の思いでトイレを探す…の繰り返しだったけれど、楽しかったなぁ


歌詞
※他のサイトから引用しています

I waho(イ ワホ) 私たちは
makou(マコウ) 表に行きました
i ka po nei(イ カ ポ ネイ) 夜になって

A ‘ike(ア イケ) 目の前に
i ka nani(イ カ ナニ) 美しい
Kaimana Hila(カイマナ ヒラ)  ダイヤモンドヘッド
Kaimana Hila(カイマナ ヒラ)  ダイヤモンドヘッド
Kau mai(カウ マイ) それは目の前に
i luna(イ ルナ) 高くそびえていまいした

I waho(イ ワホ) 私たちは
makou(マコウ) 表に行きました
i Waikiki ‘ea(イ ワイキキ エア) ワイキキ・ビーチへ行きました
A ‘ike(ア イケ) 目の前に
i ka nani(イ カ ナニ) 美しく楽しそうに
papa he‘e nalu(パパ ヘエ ナル) サーフィンを
papa he‘e nalu(パパ ヘエ ナル) サーフィンを
He‘ehe‘e malie(ヘエヘエ マリエ) 楽しそうにすべらかに海の上をすべっていました

I waho(イ ワホ) 私たちは
makou(マコウ) 表に行きました
i Kapiolani Paka(イ カピオラニ パカ) カピオラニ公園へ行きました
A ‘ike(ア イケ) 目の前に
i ka nani(イ カ ナニ) 美しい公園を
lina poepoe(リナ ポエポエ) 散歩しました
lina poepoe(リナ ポエポエ) 歩き回りました
Ho‘oluhi kino(ホオルヒ キノ) 汗をかいてとても疲れました

Ha‘ina ‘ia mai(ハイナ イアマイ) 私の歌はこれで終わります
ana ka puana(アナ カ プアナ) 歌は初めに戻ります
A ‘ike(ア イケ) 目の前に
i ka nani(イ カ ナニ) 美しい
Kaimana Hila(カイマナ ヒラ)  ダイヤモンドヘッド
Kaimana Hila(カイマナ ヒラ)  ダイヤモンドヘッド
Kau mai(カウ マイ) それは目の前に
i luna(イ ルナ) 高くそびえていまいした


明るく軽快なリズムに乗せて、ほんとに歌にあるとおりの情景が浮かんできます
楽しい旅の一コマを思い出させてくれるこの曲を踊れるなんて嬉しい
レッスンに熱が入ります🌺
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自家製甘酒のシフォンケーキ

2015-12-06 03:59:55 | レシピ集とまではいきませんが
先日はじめて作ってみた自家製甘酒

米麹がたくさん残ったので、あれから2度ほど作ってコツを掴んだのか、だんだんと好みの仕上がりに近づいてきた。

出来上がったものを適当な量の無調整豆乳で割って飲むのが朝の習慣になりつつある。初回作った時には、仕上げにフープロでサラサラにしたのだけれど、この工程なしのどろどろ&米麹のプチプチ感を味わえるものの方がわたしは好きだ


以前、小松菜シフォンケーキを作った時に参考にした「なかしましほさんのレシピ」に甘酒シフォンケーキの作り方が載っていたことを思い出す。

冷蔵庫に卵のストックがあったので、早速作ってみた🍳


材料
16cmシフォンケーキ型使用

小麦粉 80g
てん菜糖 40g
甘酒 100cc
菜種油1/4カップ
卵 4個
塩 少々

①オーブンを170℃に余熱
小麦粉ふるっておく
②卵白と卵黄をそれぞれ別のボウルに割り入れる。(卵白のボウルを冷凍庫で冷やしておくと泡立ちやすくなります。)卵白のボウルに甜菜糖と塩を加えて、しっかりピンとツノがたつくらいまで泡立てる。
③卵黄のボウルに菜種油、甘酒の順に加えて都度よくかき混ぜる。
④卵黄のボウルに、②で泡立てた卵白をひとすくい加えてよく混ぜる。
卵白のボウルに、卵黄ボウルの中身を一気に流し込み、ゴムベラでさっくりとムラのないように混ぜ合わせる。
⑤シフォンケーキ型に流し込み、型を少し上からトントンと落として空気を抜く。170℃のオーブンで35分焼く。
竹ぐしで刺して、何もくっついて来なければ出来上がり。ワインボトルなどに、逆さまにして載せ、熱が冷めたら型から外す。


甘酒を加えることで、砂糖の量を大幅に減らすことができ、とてもカラダに優しい。口当たりの優しい味に仕上がるので、トッピングによって変化を出してみるとよさそうだわ

毎年クリスマスケーキにもシフォンを焼くわが家。今年はお店のを買っちゃおうか…と思っていたけれど、やはり今回も土台はコレでいこうと思う

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富成伍郎商店 長野県松本

2015-12-02 14:10:59 | 日々のつぶやき
自宅でひっそりアロマセラピーサロンを営むわたし

今日はひと山もふた山もお山を越えて、友人がマッサージを受けにやってきてくれた

二児の母、朝から子供を幼稚園に送り出し、下の2歳の子を連れて🚗

車移動が当たり前の長野県。
こちらで知り合った友人は、みんな平気で峠越え、高速運転をやってのけることに、京都から入植したわたしには驚きだったし、すごくカッコよく映った✨

京都の実家に暮らしていた頃は、駐車場が一台分しかなく、しかも、神経質な父の大切にする車だったので免許を取るもの乗る機会がなく、すなわちペーパードライバーだったわたし。

こちら長野に来てからも、子どもが産まれてベビーカーに乗れる大きさになるまでの
約5年間。車なしの生活を送っていた。しかし、冬の凍てつく屋外を子どもを連れて出歩くことに生命の危機を感じ、止む無く車を持つことにした。
そして約2年。やっぱり峠越えは怖いし、高速運転はしたくない。


そんなわけで、彼女がはるばるやってきてくれただけでも涙が出そうなくらい嬉しいわたし

今回は1時間のコースを受けてもらった。途中、子どもちゃん(女の子2歳)が
”わたちも、やりたい~”というので、一緒にオイルを付けてペタペタやらせてあげたら、喜んで喜んで♪

今までに何人がきてもらったのだけれど、一緒にマッサージしたがる子は初めてで、すごく新鮮

そんなこんなで思うようなマッサージはできず、申し訳なかったのだけれど、喜んでもらえて嬉しかった


とっても、素敵な彼女が手土産に持ってきてくれた豆乳のドーナツ
リンゴ入りのふわふわほわほわ。

長野県松本市内の
富成伍郎商店さんのもの

とてもお豆腐屋さんには見えない店構え。
こんど松本に行く時には立ち寄ってみよう。

よい1日だった

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